概要
いわゆる「●●ちゃんを救う会」など、臓器移植等高額な治療費を募る募金を批判するネット用語。
「オレオレ詐欺」のもじり。全ての募金を募っている者がこのような状態な訳では無論ないが、一部の団体や我が子の治療費を募金する親の行動や言動、募金で集めた金銭の管理や流用に不審な点があるとして批判する声からこのような用語が発生した。
本当に詐欺であるか否かは論争が別れる事案も多いが、一度は実際に関係ない子供の写真を使っただけで病気の子供自体が実在しない完全な詐欺事件が起こっている。
この他の用法
構ってほしいがために「死んでやる」などと自殺する気もないのに周囲を振り回す迷惑な人もこう呼ばれることがある。
元祖はたぶんこの御仁。
Pixivでの用法
圧倒的に漫画、アニメなどでの「キャラが死亡するように見せかけて死なない」展開を指す用法が多い。
死亡フラグ折り
死亡フラグを何度も何度も立てておきながら何事もなかったように生きているような様を『死ぬ死ぬ言っといて(言ってない)死んでねえじゃねえか生きてるじゃねえか心配して損したぜチクショウ!』という意味で死ぬ死ぬ詐欺呼ばわりすることもある。
また「余命幾許も無い」とされるが、その設定を無視するほどにハッスルしまくってるキャラに与えられる称号でもある。
格闘ゲームなどで、ダイアグラム最上位に居たりするのでますます「死ぬ死ぬ詐欺じゃねーか」と罵られ(称えられ?)る。
代表的なキャラにトキ(北斗の拳)や橘右京(サムライスピリッツ)などが居る。
また、宇宙戦艦ヤマトのリメイク作品『宇宙戦艦ヤマト2199』でも、TV本編中に「死んでしまった・・・」と思わせておきながら、劇場作品『星巡る方舟』で登場を果たしたフォムト・バーガーがいる。
しかも劇中における最後の決戦では、「戻ったら、じっくり話すよ。じゃあな!」と死亡フラグをビンビンに匂わせておき、さらには乗艦した戦艦が真っ二つに轟沈するというシチュエーションがあったにもかかわらず、負傷しつつも生還した。
確かに死んだはずなのに…
どう見ても死亡退場した、と読者や視聴者に思わせておいてその後再登場し、「実はあの時○○のおかげで…」と後付理由を添えて復活。中には「どうやら俺は地獄の鬼や修羅たちに嫌われていたようだ…!」などトンデモな理屈で復帰する者もいる。
特に80年代〜90年代にかけての少年ジャンプ原作のバトル系漫画にはそういった事態がよく発生しており、「死んだように見えて実は生きていた」は当たり前、本当に死んでもパワーを補給したりアイテムで蘇る者、何らかのなりゆきで死の世界から帰された者などもいた。
特に不死鳥の兄さんとか剣使いから槍使いに転職した戦士等の常習犯キャラはもはやファンも心配していない。そういえば中の人は同じお方でしたっけ。(不死鳥の方は初代だが。)
しかし、本気で死亡していたとファンに思わせていて実は生きてました、と盛大な死ぬ死ぬ詐欺をやらかしたのが、あの『宇宙戦艦ヤマト』である。TV版第1作目で、帰還間近に死亡した沖田十三が、のちの劇場作品『完結編』でまさかの再登場(これまでのシリーズでは、回想等で登場はしていたが)。
再登場した理由は『脳死には至っていなかった』らしい。次いで言うと、医師佐渡酒造の「誤診じゃった」という医者としてはあるまじき爆弾発言である。その姿に驚く主人公勢を前にして「心配するな、この通り足は二本ともついておる!」は印象的であろう。
また、トンデモな説明すら完全放棄して意味もなく生き返る作品すら存在する。
*最近、常習犯の知り合いにまた同じ事をしかも集団でやらかした面子がいる。無論、心配は要らない。
関連タグ
死亡確認 王大人 フェニックス一輝 ヒュンケル 松岡勝治 ドラゴン紫龍/ライブラ紫龍
小林靖子:主人公の兄やレッドのライバルなど、何かと死ぬ死ぬ詐欺に定評のあるシナリオライター