アテナエクスクラメーション
あてなえくすくらめーしょん
黄金聖闘士が三位一体となり、上記のような体勢を取り発動する究極の影の闘法。
小規模ながらビッグバンにも匹敵する威力があるという。
一対一が基本の聖闘士の戦いにおいて、三人一組で行う特殊な技のため、正義の戦いには好ましくないとアテナの名において永遠に禁じられていた。
もしこの卑怯な闘法を使おうものなら、使用者は完全に聖闘士だった証を剥奪され、死してのちなお、未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押されてしまうという。
しかし実際には誰も剥奪されていない。
原作ではハーデス編にて、サガ・シュラ・カミュの3人が、シャカを相手に発動している。さらにこの3人とアイオリア・ムウ・ミロが互いにぶつけ合い、完全に威力が互角の千日戦争状態になるが、紫龍の介入により全員吹き飛ばされた。
OVA版では紫龍だけでなく星矢、氷河、瞬も居合わせるように展開が変化しており、カミュと師弟関係にある氷河とシュラに聖剣を授かった縁のある紫龍を筆頭に冥闘士となった3人の真意を汲み取り、アテナエクスクラメーションの威力を止めるという展開になっている。この時の青銅4人の熱いセリフは必見。
似たようなポージングのイラストに付けられることも。
二期後半『Ω覚醒編』のOPにて、紫龍、貴鬼、フドウの三人がこの構えをとる描写が、大々的にネタバレされていたが、87話で実際に披露。本作ではセブンセンシズを超える小宇宙の境地として「オメガ」が登場したが、この技はその片鱗であるとされている。
3人はこの技により散ってしまうが…
使った面子から「また帰って来るのでは?」という視聴者のツッコミも多く、
そして案の定、96話で3人共瓦礫の下に埋まっていただけで生きていた事が判明した。
「Ω」の紫龍と同じく天秤座を纏う童虎が真ん中である。
劇中本編では、邪神ロキの完全なる器となったアンドレアスの戦闘力の前に圧倒されるも、神聖衣をまとったシャカの天舞宝輪でわずかに時間を稼げた上記3人の神聖衣によるアテナエクスクラメーションが発動し、ユグドラシルの大樹ごとアンドレアスの肉体を吹き飛ばすことに成功した。
しかし、ユグドラシルの中に巣食った邪悪なる意思の化身である「果実」の成長までは止められなかった…。
よく「3人でビッグバンを再現できる連中が、何故12人揃わないと太陽光ひとつ再現できないのだろうか?」といった声があるが、車田作品ではその手の矛盾的演出はよくある話である。(そもそもビッグバンといっても、処女宮の隣の沙羅双樹の園をほぼ焼け野原にするという、聊か名ばかりな規模である)
故に、星をも砕く天秤座の武器による総攻撃を食らっても、全くビクともしない“嘆きの壁”にアテナエクスクラメーションを使っても、焦げ目が付く位で破損には遠く及ばないだろう。(やはり12人全員の力を集結させて太陽一個分のエネルギーを生み出す以外に壊す方法はない)
それに神もしくは神と同等の者の小宇宙の前では、やはり決定力に欠ける点も見られる。
「Ω」においてサターンがハイぺリオンに与えた天地崩滅斬は、僅差でアテナエクスクラメーションに敗れたが、もし玄武が命と引き換えに刀身に小さな皹を入れていなければ、敗れていたのは紫龍たちのほうだったであろう。しかも剣は失ったが、ハイぺリオン本人は生存していた。
「黄金魂」に関しても、上記の通りロキの完全復活を阻止することは適わなかった。
威力が強大すぎる上に、使いどころを選ばざるをえない、まさに禁断の奥義である。
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