概要
「ドキドキ!プリキュア」の主人公相田マナと、次回作「ハピネスチャージプリキュア」の主人公愛乃めぐみのカップリング。
主人公プリキュア、率先して人助けを行う、高いコミュニケイション能力など共通項が多数みられるが、一方で完全に真逆と言えるくらい相反しているところもあるという、奇妙な組み合わせとなっている。
2人の共通点
- 苗字と名前に「愛」と変換できる文字が入っている(「マナ」も「めぐみ」も「愛」と漢字変換できる)。また二人とも、実際に「愛」が何より大切だとも信じている。
- 変身後の名乗り台詞に「みなぎる愛」「世界に広がるビッグな愛」と両方「愛」が入っている(ラブマナの項目も参照)。
- フレンドリーな性格で、周囲から慕われている人気者
- 趣味は人助けとばかりに、日常から人助けばかり行っているヒーロー的資質(ただし、人助けの動機、成功率、結果などは相反している。下記)
- 腐れ縁の同級生男に人助けに没頭して無理していないのか心配されているが、同時に彼らにプリキュア活動を応援されている
- 自分が出来ることに対しては強い自信を持っている(自信の根拠は異なる。下記)
- 信じたことをとことんまで貫くが、そのせいで暴走気味になる
- 自分の思いを論理的に相手に伝えることができる高度なコミュニケイション能力(要するに人見知りしない)
- 芸術、芸道的なことが弱い(マナは歌が苦手、めぐみはファッションセンスが鈍い)
- 嘘をついたり秘密を隠すことが苦手で、顔や態度にすぐ現れる
- ポニーテール、たれ目
- 最終決戦では単身で最終形態に変身、ラスボスと一騎打ちの末勝利する(ラスボスの末路は異なる、下記)
2人の相違点
愛乃めぐみの項に詳しいが、彼女は歴代なピンク主人公が持つような性格の多くを継承しつつも、それらが長所ではなく弱点として扱われるという、過去なプリキュアシリーズのアンティテシスとも言える形に演出され続けた過酷な主人公である。
特に前年主人公であるマナとは強烈なまでに対称性が強い。似たような属性を持つキャラのはずなのに、ここまで真逆なキャラとなるのかというのは驚愕な一言に尽きる。
項目 | 相田マナ | 愛野めぐみ |
プリキュアへのこだわり | キュアハートであることよりも生徒会長である日常の自分に誇りと自信を持つ。 | 歴代初の「プリキュアになりたがっていた」少女で、キュアラブリーという正義の味方になれた自分にかなり強い誇りと自信を持っている。 |
人助けの動機 | 理由なく人助けをしているが、「人助けに理由はいらない」という確固たる信念を持っている。 | 理由なく人助けをしているが、そのことについて考えるのを恐れ避けている。人助けの理由を他者から悪意的に分析されると激しい劣等感に苛まれる。 |
人助けの成功率 | 変身前から文武両道で人望も厚いハイスペック少女(芸道関連は除く)であり、己を磨く努力も欠かさないため、人助けは大抵成功する。 | 変身前スペックは平均的な中学生レベルであり、状況によっては人助けに失敗してかえって迷惑をかけてしまうこともある。 |
人助けのスタンス | 困っている人やトラブルを見つけたら積極的に動いていくが、それ以上に周りから助けを求められる事が多い。 | もっぱら自分から積極的に人助けをしにいくが、たまに相手の都合を無視して強引に手伝っては失敗する事がある。 |
幸福感 | 人助けすることによって相手が感じた愛を自分も受け取ることで、自分も幸せになれる。 | 自分の幸福よりも他人のそれを最優先するため、人助けの結果他人の幸せを感じることよりも、自分が被った不幸の方が大きく描写されることが多い。 |
自己犠牲 | 他人を助けるための自己犠牲は「諦め」であり、「自分も含めたみんなが助からないと意味がない」と考えている。自分だけでは解決出来なければ他人に頼ることも躊躇しない | 自分のことを軽く考えがちな点を作中で度々指摘されているほか、他人を助けるためなら自分がどんな目にあっても構わないという危うい面もあり、めぐみの欠点の一つとされる |
相棒 | 菱川六花は幼馴染であり、女房役として常にサポートしてくれる。マナは最後まで六花に支え続けられた。 | 白雪ひめには物語が始まってから出会う。序盤の頃はかなり不器用な性格で、めぐみの方が女房役としてサポートしていたが、後半になるとひめの成長ぶりが目立つようになってきたためか立場が逆転するケースも多々あった。 |
プリキュア変身後の髪の色 | キュアハート変身後の髪の毛が金髪 | キュアラブリー変身後も髪の毛は同じピンク |
体躯 | 普通 | やや低い |
運動神経 | 各運動部から助っ人の依頼が殺到するほど大変高い | 普通 |
歌唱力 | ひどい音痴で、歌を歌おうとすると仲間に耳を塞がれる(剛田マナ) | 「心の歌」を歌っても同級生が普通に聞いているので歌唱力は並以上(キュアランカ) |
学力 | 学年トップとまではいかないが、高い | 大変低く、学年最下位になったことも |
両親呼び | パパ、ママと呼ぶファザコン、マザコン | お父さん、お母さん |
学校での扱われ方 | 頼れる生徒会長(大物扱い) | 普通な子(他8人も同様) |
正体バレ | 全世界生中継中に堂々とカミングアウト | 相楽誠司の前で止むを得ず変身して正体がバレたほか、増子美代に自分からバラした |
異性との恋愛 | 特定な野郎と特別親密な関係になることはなかったが、恋バナに興味津々だったり結婚願望があったりと恋愛に興味はある。 | プリキュアシリーズ初な三角関係が描かれるくらい、恋な嵐な渦中にいた。プリキュアシリーズのメイン主人公では初めて強烈な失恋体験もした。 |
ラスボスとの決戦 | 未来永劫ジコチューな心と戦うことを宣言し、プロトジコチューを消滅させる。 | 憎しみにのまれたレッドを救済し、改心した彼はゼロからやり直すことを決意する。 |
将来な夢 | みんなを導くリーダーとしての道をさらに歩んでいきたいので、まずはジャパン初女子総理大臣を目指す | なし |
ちなみに
2014年1月5日の放送でプリキュアオールスターズNewStage3のCMで……
めぐみの行く末や如何に。
関連タグ
ラブマナ …こちらも「愛」繋がり。