「何でもしますわ、支配者さ~ま♡」
概要
CV:平野勲人
闇のエージェントの一人。頭部の形状が過去のいずれの個体とも異なるうえ、顔もその名の通り灰色である。オネェ口調で話す。ちなみにギンガ本編ではグレイとは呼ばれず、OPテロップでもナックル星人とだけ書かれ、新ウルトラマン列伝での解説役で初めてグレイと名乗った。
ジュリアナ風の扇子を持ち、ギンガを「銀ピカ仮面」ジャンナインを「ガラクタロボット」と呼んでいた。光の鞭や瞬間移動を得意としている。
時空の歪みにより、降星小学校から出られなくなった白井杏子の前に現れ、支配者がこの学校の中にいることを告げて去っていった。
その後はザラガスやアントラーを使役してギンガと戦わせ、最後は美鈴と共にスーパーグランドキングにダークライブし、美鈴を人質に取って優位に立ったが、美鈴を奪い返されたことによって、ギンガサンシャインを喰らったスーパーグランドキングから脱出できずに消滅した。
番外編ではマグマ星人に扇子を買いに行かせ、お洒落にはちょっとうるさいタイプだということが判明した。
その後はバルキー星人と共に人形状態で宇宙を漂っていたが、ワームホールに吸い込まれ、アニメ作品である大怪獣ラッシュの世界にやってきていた。まるでいっトレ、もといプロレスの星アステカイザーだ!
ギンガの続編であるウルトラマンギンガSの最終回にて復活。他のエージェントやゼットン星人ベルメと共にダークルギエル特戦隊を名乗りヒカルやショウを襲うがUPGとビクトリアンたちに阻まれほとんど何もできないまま倒された。
最後はビクトルギエルが滅亡したため肉体を取り戻し、本編の後日談である『決戦!ウルトラ10勇士!!』では、イカルスやバルキーと共にUPGにこき使われている。
『ウルトラマンX』第9話にも登場。本作では名栗と言う人間に化けており、クレジットでも「ナックル星人グレイ」ではなく「ナックル星人 名栗」と記述されている。因みにX本編には既に別個体であるナックル星人バンデロが登場しており、直接同族である彼に対する言及はないがXioメンバーは、当初仲間揃って侵略者扱いをしたものの直前まで一緒に行動を共にしていたXio隊員ワタルの弟のイサムの説得を受けて一旦は引き下がっている。
この回は3人共同族が過去には悪役だった宇宙人であるが、彼らは改心して地球でひっそりと暮らしている事から、神木隊長のモットーである「他者を理解する」に基づいた内容であると言える。
余談
ギンガのDVDとBlu-rayの特典映像であるインタビュー映像にて実は初代ナックル星人の子供であるという事実が発覚した。どういうことなの・・・