ペット・ショップ

ぺっとしょっぷ

ペット・ショップとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部「スターダストクルセイダース」に登場するスタンド使いの鳥。

ペット販売店についてはペットショップを参照。

なお、ペット・ショップのイラストタグもそちらのほうが多い。

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概要

主人公たちの最終目的地であるDIOの館周辺を巡回し、警護しているハヤブサ。DIOの命令には忠実。

首に赤いスカーフを巻き、頭には飾り羽の付いた猛禽用の目隠しをゴーグルのように付けている。精悍な顔立ちで、イケメンとよく言われているが性別は不明。ハヤブサのオスメスの特徴などからメスだという意見の方が多いようだ。

性格は残虐で執念深く、館を探ったり侵入したりしようものなら容赦なく殺しにかかる。どれだけ自分が傷付いても攻撃をやめない。

自分の血を拭って舐めたり、嘴を歪めて殺戮を楽しんでいるような笑みを見せるなど、鳥とは思えない行動をとる。

瞬時に逃走先を看破して追いつくなど、頭も良い。

また鳥としての身体能力……

最高降下速度300km/時以上と言われる最速の飛行能力で
数km先の獲物の急所さえ見逃さない驚異的な視力
気嚢(きのう/鳥類独自の補助呼吸器官)を利用しての長時間潜水と水中戦闘

…といったハヤブサ本来の身体能力に加え、下水道だろうが水中だろうが追ってくる執念深さから、スタンド能力を抜きに、本体も脅威である。

赤いスカーフ、相手を恐怖させながら圧倒的に葬ろうとする残虐さと不遜な態度、物体を凍らせる能力など、どこかしら1部の頃のDIOと重なる部分がある。

名前の由来はイギリスのバンド"ペットショップボーイズ"。

スタンド　ホルス神

エジプト神話の"ホルス神"の名を持つスタンド。

基本的にスタンド像は見せないが、６本の腕をもつ翼の無い翼竜の化石のような姿をしている。

氷と冷気を操るといういたってシンプルな能力ではあるが、マジシャンズレッド同様に応用力の高いスタンドである。

具体的には――

一瞬で巨大な氷塊を作って車を押し潰す
数発当てるだけで車を爆発させるほどに威力をもった氷柱のミサイルを連続で撃つ
地面に氷を這わせ、相手の動きを封じたり逃げ道を塞ぐ
傷口を凍らせて止血する
イギーが作った水中の砂のドームを、氷で覆って圧壊させる

…など、多岐にわたる。

同じ冷気を操るタイプで5部の登場人物ギアッチョのスタンド「ホワイト・アルバム」とよく比較されるが、ホルス神は大気中の水分を凍らせることを得意しているらしく、触れたものすべてを凍らせる「ホワイト・アルバム」とは微妙に違うらしい。

劇中での活躍

自身の影に興奮して館へ侵入しようとした犬2頭を、スタンド能力でもって殺害。門内に引き摺り込む。

次いでアヴドゥルの依頼を受け、館を探り当てた情報屋を殺害した。

飼い犬(先に殺された2頭)を探して門を潜ろうとした民間人の少年も始末しようとするが、イギーが止めに入ったことで標的を改めた。

相性不利とみて逃走するイギーを執拗に追尾して追い詰める。

下水道に逃げ込んだところを仕留めたが、それはザ・フールによる擬態で、逆に背後に潜んでいたイギーに気を取られた隙にザ・フールの前足に胸を裂かれ、ダメージを追う。

ここでイギーから停戦を持ちかけられるが、手負いにされたことで番鳥としての矜持が傷付いたのか、本気を示すためにホルス神のビジョンを見せ、下水道全体を凍らせはじめる。そして逃げ惑うイギーの追跡を再開し、地面からの凍結でイギーの右前脚を捕捉。氷柱のミサイルで爆撃するが、右前脚だけを残してまたしても逃げられる。

そして下水から川の中に逃げたイギーを発見すると、今度はわざわざ水中から攻め込んで氷柱ミサイルを魚雷のように撃ち込み、追い詰めていく。しかし氷柱をザ・フールのドームに弾き返され、右翼を負傷。

すると今度はドーム全体を氷で覆い、ドームごとイギーを圧殺しようと追い詰める。そしてイギーが逃げるために地面に穴を掘ることを見越し、イギーの居る真下に穴を掘ってで待ち構えてとどめを刺しにかかった。

だが、最後は口から氷柱を発射しようとしたところを、土壇場で肚を括ったイギーにドームの破壊で推し出された空気を利用した突撃を許してしまう。勢いそのままに嘴ごと噛みつかれたことで口を塞がれ、口内で氷柱が爆発、絶命した。