名の由来となった騎士についてはトリスタンへ。
トリスタン
形式番号 | RZA-3F9 |
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全高 | 5.45m |
全備重量 | 7.35t |
推進機関 |
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武装 |
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概要
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』に登場する第8世代に相当するKMF。パイロットは、ナイト・オブ・ラウンズのNo.3(ナイト・オブ・スリー)であるジノ・ヴァインベルグ。
最大の特徴は変形機構を備えている事で、戦闘機形態のフォートレスモード(Fモード)と、従来の人型形態のナイトメアモード(Kモード)の2形態を使い分けた高速戦闘を得意とする。
その卓越した操縦技術を有するジノが操り、紅月カレンや黎星刻等と激闘を繰り広げた。
両翼にはハーケンタイプのMVSが格納されており、必要に応じて二刀流または連結状態で使用する。使用方法はヴィンセントのランスタイプと似ているが、こちらはより精密かつ変則的な攻撃を可能としている(最もこれはパイロットの腕による所が大きい)。
前腕部に搭載している一対の大型ハーケン「メギドハーケン」は、大型ゆえの破壊力の高さに加えて内蔵されているブースターによって擬似的なオールレンジ攻撃を可能とし、連結する事で貫通性の高いビーム「ハドロンスピアー」を放つ事が出来る。
第99代皇帝として名乗りを上げたルルーシュに対し、ビスマルク・ヴァルトシュタインやドロテア・エルンスト、モニカ・クルシェフスキー等と共に反旗を翻すが、枢木スザクの乗るランスロット・アルビオンの圧倒的性能差の前に一瞬で戦闘不能にされてしまう(ジノの命はスザクと戦うことに躊躇いを覚えていたために手加減され、唯一生き延びた)。その後、損傷したままの状態で黒の騎士団に合流、同組織の手により、修理と共に後述の『トリスタン・ディバイダー』へと改修された。
トリスタン・ディバイダー
形式番号 | RZA-3F9X1 |
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全高 | 5.45m |
全備重量 | 9.55t |
推進機関 |
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武装 |
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概要
トリスタンの強化改修型。
機体自体は中破だったため、黒の騎士団に合流、ラクシャータ・チャウラーにより改修された。
フロートシステムは飛翔滑走翼に換装されているほか、機体出力の上昇、頭部の形状が異なる点やランスロット・アルビオンによって真っ二つにされていたギャラハッドのエクスカリバーを改良し、二本の実体剣として装備しているなど、機体性能は向上している。
ルルーシュの蜃気楼を大破させるも、ランスロット・アルビオンに敗北、上半身と下半身が真っ二つにされた。しかし、カレンをスザクの元に送り届けることには成功した。
漫画『ナイトメア・オブ・ナナリー』版トリスタン
基本的な機体性能や武装は本編と同じだが、パイロットが異なる。
ジノが本作に登場しないため、『エデンバイタル教団』所属のロロ・ヴィ・ブリタニアの騎士であるアーニャ・アールストレイムがパイロットとなる。
アーニャの得意な戦闘スタイル(高速戦闘)故のチョイスであろうと推測出来る。
ブラッドフォード
『コードギアス双貌のオズSIDE:オルドリン』に登場したナイトメアフレーム。
トリスタンの試作型にあたる機体であり、同様にフォートレスモードへの可変機構を備える。
ただし、KMF用フロートシステムが実用化されていない時期の機体のため、飛行機能はフロートシステムではなく電力駆動プラズマ推力モーターを持ちいているため、ナイトメアモード時は飛行できない欠点がある。(ちなみにトリスタンはハイブリット仕様なので可能)
その他の武装もトリスタンと似たものが多く、概ねその下位互換といった趣の性能を有している。
ヴァインベルグ家に仕える騎士の家系であるシュタイナー家が、ラウンズを拝したジノのために開発した実験機体であり、マリーカ・ソレイシィをテストパイロットに据えてトリスタン開発のためのデータ収集に使われていた。
その後、マリーベル・メル・ブリタニア率いる対テロ特殊部隊『グリンダ騎士団』に配備され、今度は同隊の隊員であるレオンハルト・シュタイナーの乗機となった。
龍門石窟での激闘後にキャメロットで改修されており、機体の強化に加えてフロートシステムが導入されている。これにより、トリスタンと同じくナイトメアモードでの飛行が可能となった。
フォートレスモードでランスロット・グレイルとの合体が可能であり、この合体状態は「ランスロット・グレイル・エアキャヴァルリー」と呼称される。
ロールアウト当初はトリスタンに酷似したカラーリングだったが、グリンダ騎士団に配備されてからは茶色・オレンジ系統のカラーリングに変更されている。
関連イラスト
本編
ナイトメア・オブ・ナナリー版