基礎データ
進化
バチュル → デンチュラ(Lv36)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)から初登場するポケモン。
蜘蛛(タランチュラ)をモチーフとしているが、毛足が長いほかにも、脚は4本で太く、
多眼であるとはいえそのうち2つを大きくしているなど哺乳類寄りの造形になっている。
加えて全体に漂うもふもふ感から虫好きにもそうでない人にもファンが多いポケモンの一匹である。
日本名は恐らく「電池」と「タランチュラ」からつけられている。
英語名のGalvantulaは、
ガルヴァーニ電池(Galvanic cell:食塩水に浸けた異なる二つの金属を電線で繋ぐと電流が流れるアレ)と
タランチュラ(Tarantura)からきている。
また、大きな蜘蛛ということで巨大である事を意味するガルガンチュア(Gargantua)のもじりも意識している可能性がある。
本作屈指の良ネーミングセンスと言えるだろう。
ステータスは素早さがゴウカザルと同速の108である事以外は平均的。
新特性・きんちょうかんは敵の持つ木の実を封じる効果があり、半減実やイバンの対策としての活躍が期待される。
もう片方の特性であるふくがんも「かみなり」の命中を91%まで高めてくれるので中々優秀。
惜しむらくはふくがんを活かせる技が「かみなり」しかないことだろう。
「でんじほう」を会得できればとんでもないことになるが。
一応、命中率を下げられたときにも役に立つ。
複合タイプにより「むしのさざめき」や「エナジーボール」など豊富な技を使えるため、他の電気タイプみたいにめざパを粘る必要もない点も魅力の1つ。
粘ることで特性を利用したドラゴンキラーやその他4倍弱点持ちキラーになる事もできるが、「ふいうち」を併用しなければ倒しきれないケースも多いため、技構成的には一長一短。トレーナーの好みが別れる所である。
名前自体は2010年6月末に公開された映像で出ていたが、詳細が明らかになったのは9月になってからである。
アニメのデンチュラ
『タマゴからかえったあばれん坊』に登場、
喧嘩を売ってきたズルッグを返り討ちにするものの、直後にやって来たサトシ達に追い払われた。
…どちらかと言えば縄張りに無断で侵入したズルッグのほうが悪いのだが。
『かわいい顔に要注意! エモンガでシビレビレ!!』にも登場するが、
『バチュル、デンチュラ! 電気石の洞穴!!』では、停電の原因を引き起こしていたが
実はロケット団に住みかを追われていたためで、彼ら自身に悪気は無い。
サトシ達の活躍によって住みかを取り戻す事ができた。
ある意味では、ペンドラーよりはましな扱いといっていいだろう。
余談だが見た目に反して声がいかつい。
主な使用ポケモントレーナー
カミツレ(ポケモンBW2(ワールドリーダーズ以外のPWT))
デンジ(ポケモンBW2(ダウンロードトーナメント))