概要
聖澤庄之助(ひじりさわしょうのすけ)とは、
アニメ『おそ松さん』に登場したキャラクター、あるいは家宝である。
オープニングにも登場しており、本篇では第2話で初登場。
正確な漢字表記はおそ松さん上映イベントのパンフレットで判明。
第2話と第7話では声を出しているがいずれもノンクレジットの為声優は不明。
初出は『おそ松くん』だが当時は特に名前もない「ただの人」であるが、アニメも第一作から登場し、六つ子と関わることも多い。イヤミ程ではないが、赤塚不二夫の他の作品にも登場する。
『おそ松くん』では、「ハゲチビ」(しかし、チビ太もハゲでチビである)と呼ばれイヤミに苛められていた過去があり、イヤミの偽の葬式があった際に実際に死んだと思い込み、大いに喜んでいた。基本的には自営業を営んでいることが多い。
赤塚公認サイト『これでいいのだ』では『カムカムホテルのオーナー』というキャラクターがおそ松くんのキャラクターとして記載されている。(ただし鼻がない)
『おそ松さん』第2話で初めて彼に「聖澤庄之助」という名前が付けられた。原作では名無しでアニメで名前がついた赤塚キャラクターの例は他に『天才バカボン』の「本官さん」等がいる。
『おそ松さん』登場シーン
第2話Aパート
チョロ松に就活しろといわれたにも関わらず釣堀で釣りをしていたカラ松とトド松。
カラ松の方向性を間違えたナルシストぶりに「サイコパスだよ!」とツッコミを入れるトド松。
そんな二人の前に、釣堀の水の中からなぜかチョロ松と十四松が唐突に現れ、デリバリーコント「本当は怖いイソップ物語」を始めた。
池の主を釣り上げようとしたら竿を落としてしまった十四松。
そこに池の精霊チョロ松が現れ、
「あなたが落としたのは鋼鉄の阿修羅像ですか?それともゼリーの阿修羅像ですか?」
と聞く。十四松がどっちもはじめて見たと答えると、
「正直者のあなたにはこの聖澤庄之助を差し上げましょう」
と十四松に「聖澤庄之助」を渡した。
十四松は「やったぁ~~~!ヒジリサワ↓ショウノスケ↑ダー!!家宝にすっぺ~~~!」と
大喜び。そのままチョロ松が二人を見て「なんか怖くない?」と言いコントは終わる。
カラ松・トド松「えっ……」
第2話Bパート
弟達に遊んでもらえないことに憤慨していたおそ松。立ち寄ったおでん屋のチビ太の言葉も全く心に響かず帰宅する(曰く「六つ子は五人の敵」)。
しかし、すこしは反省して弟達に謝ろうと、六つ子の部屋の戸を開けたおそ松。
そこでは聖澤庄之助が「ニューおそ松兄さん」として扱われており、和気藹々とトランプで遊んでいたのであった。
おそ松「誰だてめぇーーーーーー!!!!」
第3話
銭湯にて開催された「コーヒー牛乳争奪おそ松クイズ」。
それは「湯から飛び出たモノが誰のモノか当てる」クイズであった。回答者に選ばれたチョロ松が一問目を外した二問目では、司会者[おそ松、回答者のチョロ松以外の六つ子、カラ松、一松、十四松、トド松の4人が潜って出題した。・・・・・・はずだったが、水面から出てきたのは5人分のモノであった。
おそ松「カラ松のち○こはどれ?」
チョロ松「一本増えてない!?この史上最低のクイズに協力者いるんだけど!!」
チョロ松が選択した一本が、協力者の聖澤庄之助であった。
第4話
実家の魚屋の宣伝のため、アイドルデビューしたトト子。
その記者会見(という名のライブチケットやグッズの押し売り)の会場となったトト子の部屋に、イヤミやチビ太等とともにモブキャラの一人として登場。
第7話
散々な目に遭いながらもカナダまで到達したダヨーンに声をかけた。
彼がまともにしゃべったのはこの回が始めてで、登場場所のせいか北国っぽい訛りでしゃべる。
第8話
Aパート「なごみのおそ松」にて登場。殺人事件のあった屋敷に隠れていたらしいが、その正体は…。
第9話
Bパート「恋する十四松」に一瞬登場。なぜかカフェのウェイターをしていた。
第14話
Aパート「風邪ひいた」に登場。なんと六つ子の体内のウイルス役でダヨーンと共に登場。
しかし十四松菌によって駆逐されてしまう。
第15話
Cパート「チビ太の花のいのち」にて、ダヨーン・ハタ坊と共に、化け物になったドブスに捕まっている。また、ダヨーンと共に指名手配もされている。
余談
『おそ松さん』オープニングにもひっそり登場している。1クール目の「はなまるぴっぴはよいこだけ」ではタイトル直後にトト子と同時に奥から左側にフレームアウトしてるのが彼(同じタイミングで右に出てるのがエスパーニャンコ)。2クール目の「全力バタンキュー」では後半で皆と一緒に走っている。
関連タグ
ひじりさわしょうのすけ ヒジリサワ↓ショウノスケ↑ダー!!(表記ゆれ)
新おにい