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イヤミカートの編集履歴

2016-02-13 21:35:08 バージョン

イヤミカート

いやみかーと

アニメ「おそ松さん」の18話Bパート「逆襲のイヤミ」で行われたイヤミ主催のカーレースである。

概要

おそ松さん」になってから、平成版「おそ松くん」と違い六つ子が主役となったことを不満に思ったイヤミ。そこで彼は六つ子たちから主役の座を奪還するために、優勝したら次回以降はアニメの主人公になれるカーレース・『イヤミカート』を開催するが…


結果(ネタバレ注意)


参加条件は特になし。「人気・性格・性癖・学歴・離婚歴これ関係無し。勝てば即座に来週から主役」という内容であるため、当然他の主役の座を狙っているキャラも大勢集合(一部例外あり)。


各参加者たちのマシーンの紹介が終わると、レースは開始。

肝心のイヤミはあえてスタートを遅らせ、超高速機能で最後方から全車を吹き飛ばしゴボウ抜きにする目論見だったが、なぜかマシーンは自爆する。

実は、レース開始前にダヨーン&デカパンに細工をされていたのである。

実況アナ「おやぁ爆発しました、ウケますねぇ」

しかし、マシーンが爆発してもイヤミは諦めることがなく、自力で疾走。


一方その頃、イヤミ以外の参加メンバーは各々熾烈な争いを繰り広げていた。

現主役のおそ松チビ太と競り合っており、チビ太の方も「残りの話数を使ってほっぺたの三本線の謎を解く」ことを賭けて挑んでいるため、優勝を譲らない。

キリがないと判断した彼は他の六つ子カラ松チョロ松一松十四松トド松を集め、チビ太に赤い甲羅の一斉攻撃を仕掛けるよう命じるが、日頃の長男の傍若無人な振る舞いに不満を持っていた5人はチビ太ではなくおそ松目がけて赤甲羅の集中攻撃。おそ松のマシーンはスピンして大破。

「なんということでしょうか、真っ先に長男をジェノサイド。松野クソブラザース」

その後、おそ松は後続車に轢かれまくり、しまいにはイヤミが置いて行ったダイナマイトで爆死。最初の脱落者となった。


おそ松がいなくなったことで、「自動的に次男である俺が主役か」とカラ松は「カラ松 OF LOVE 回り出した恋の歯車」という謎アニメ開始宣言をするが、一松からツッコミ代わりのアタックをされて、マシーンごと崖から転落する。


「上2人のクズ」を始末した一行は、トド松と一松がチョロ松のことを褒めるという、つかの間の平穏な時間を過ごす。

一松「大変だったよな、上2人のクソのせいで」

チョロ松「いいかなぁ?俺、もう主役やってもいいかなぁ?」

トド松「この先何があってもチョロ松兄さんを守る。絶対優勝させるよ」

(このタイミングで、十四松だけコースから外れる)


しかし、その後ろからトト子がものすごい勢いで追い上げてきて、悪鬼の形相でピー音連発の罵詈雑言を吐き散らしながら兄弟に襲い掛かる。

Go! Go!トト子ちゃん

魚型の兵器で猛攻を仕掛けるトト子からチョロ松らは必死で逃げようとするが、トド松はいつものドライモンスターっぷりを発揮して後方に下がり、兄弟を人身御供にする。早すぎる前言撤回。「この先何があってもチョロ松兄さんを守る」とは何だったのか...。


まず、兄弟と一緒に走っていたチビ太がつかまって爆死。追い詰められたチョロ松と一松はF6化するが、イケメンネタに飽きたというトト子には効果がなく、チョロ松も殺害される。

最後の手段として一松は全裸になって仁王立ち。さすがのトト子も、鼻血を出して喜びながら崖から落ち死亡した。

センシティブな作品

なし崩しに一松がトップに躍り出るが、このまま行けば来週から主役になってしまうと気づいた一松はプレッシャーに耐えきれずに「荷が重ーい!」と叫びながら、自ら崖に転落してリタイヤ。


5(+1)人の悪魔がいなくなったことで最後に残った六男トド松は、「えー、ボクが先頭?ただ走ってただけなのに来週から主役?どうしよう~」と、あざといスマイルを見せる。

実況アナ「クソです、今ここにクソがいます」

が、ダヨーンから発せられた皆さんご存知「ファイナルダヨーン」によって消滅、脱落した。


六つ子&トト子が全滅したことで、ダヨーン&デカパンペアがトップに立つ。もはや語尾に「ダヨーン」も「ホエ~」もつけることがなく、ドス黒い顔を全開にした彼等はガトリング砲を用いて後続車に攻撃する。

18話目のアレ〜BestFriend〜


(一方、途中でコースを逸れた十四松はどこかの街中で信号機に引っかかっていた。)


単独トップとなったデカパンとダヨーンは上機嫌でOPを口ずさみながら走るが、後ろからハタ坊のマシーンをジャックしたイヤミが追いかけてくる。

「ミーは気付いたザンス…ミーが主役なら…ミーのアニメになるなら…他の人間は必要ないと…

 つまり…皆殺しザンス!シェ~!」


そして、ここからイヤミは快進撃を開始。

まずはデカパンとダヨーンの目の前に、第11話で登場したラブホテルのハリボテを出現させ、彼らのハートをキャッチ&崖から転落死させる。

さらにトト子には「F6沼」というパラダイスを、

六つ子の両親には「安定の老後」を、

同じく生き残っていた一松には「巨大な肉球」を、

カラ松には「元彼女(のかたちをした爆弾)」を、

餌としたトラップを仕掛け、次々始末してゆく。

皆殺しの宣言通り、その後関係ない人たちまでジェノサイドしていき、終いには人工衛星からの「原子分解光線」によってありとあらゆるキャラクターを粉砕する。


誰もいなくなった地球。そこにはイヤミ一人。

邪魔者がいなくなったイヤミは喜ぶが、奇跡的に生き残っていたおそ松と遭遇する。

おそ松「お前ずるいよ、こんなの使ってよ!弟たちまで殺しやがって…」

イヤミ「みんなミーがやったザンスよ」

参加者たちの敵討ちを宣言するのかと思いきや…

おそ松「ナイス!だってあとはお前さえ殺れば、俺が主役をキープでしょ!」

…やはりおそ松はおそ松だった。


そして、

おそ松「みんな倒すの丁度面倒だと思ってたんだ。てめぇなんかに主役やるかよ、覚悟しろや~!」

この一言で、クズ(おそ松)VSクズ(イヤミ)のリアルファイトが始まるのであった。


最初はおそ松優勢だったが、イヤミは自身の身体を改造しており、サイボーグに変形する。

その後、ロケット噴射や謎の黄色い液体を用いておそ松とほぼ互角の勝負を繰り広げる。


しかし、ここにきてイヤミが原子分解した他のメンツが復活しだす。

様々な執念から復活途中のメンツ…もといゾンビもどきは一切の攻撃が効かず、2人は逃走。


(一方、十四松はブルペンカーで、ピッチャーをマウンドに送り届けていた)

十四松「今日の主役はあなたです!」


そしてレースはいよいよ最終局面。

イヤミ&おそ松&徐々に復活して生身を取り戻したゾンビもどき達も、主役への執念だけでゴールを目指す。

「モテたい!」「認められたい!」「注目されたい!」「褒められたい!」

とそれぞれ切実な悩みを叫びつつ、醜く潰し合う参加者達は一人また一人と倒れてゆく。

承認欲求


……そしておそ松とイヤミ以外誰もいなくなった(死体処理係として十四松合流)。


とうとうレースもゴール手前、主役への執念で死闘を繰り広げるおそ松とイヤミ。

しかし、ゴール前数センチで力尽きてしまう。

このまま決着がつかないのかと思いきや…いきなりセグウェイに乗ったあの男が現れる。


そして、優勝者は…ヒジリサワ↓ショウノスケ↑ダー!!

十四松「家宝にすっぺぇ~!!」

その様子を見ていたおそ松とイヤミは、主役の座を奪われたショックから二人揃ってシェーをし、灰となって消えた。

ようやく、この地獄のレースにピリオドが打たれたところで主役の座を賭けた壮絶なレースは幕を閉じ、次回からは聖澤庄之助を主人公にした『聖澤庄之助さん』がスタートするのであった。


参加者一覧

キャラ使用マシーン主な特徴参加目的
おそ松おそカートベーシックな赤い四駆。ミニ四駆を意識している?「モテたい」
カラ松カラ松AGOGOバスタブ型のマシーン。※1「モテたい」(※おそ松と同じ内容)
チョロ松チョロシコスキートト子の絵が描いてある痛車。後ろに10円玉風の飾りがついている※2「認められたい」
一松どテラねここたつ型のマシーン。先頭にネコの飾りがついている。「褒められたい」
十四松ザ・ブルペン野球ボール型のブルペンカー不明
トド松トッティワゴンハート型のマシーン。両脇に女の子を乗せていた。※3「注目されたい」
トト子デビルシャーク鮫の形をしたマシーン。魚型の兵器搭載。「ちやほやされたい」
ダヨーン&デカパンベストフレンド四駆車の先頭に天狗の頭の飾りがついている。ダヨーン:「女を抱きたい」、デカパン:「デカパンクラスタが待っている」
ハタ坊スーパーフラッグ金色の像の上に三輪車が付いたマシーン。三輪車が本体。※4「もっと出番が欲しい」
チビ太赤提灯てやんでいおでん屋台の先頭にバイクがついているマシーン。「三本線の謎を知りたい」
イヤミイヤミ・ジ・エンド陸上対人殺戮戦闘車両。時速1000km出すことが出来る…が?「主役に返り咲きたい」
松造松代夫妻名称不明ボディにやきとりが描かれたマシーン。不明
橋本にゃー名称不明ネコをかたどったマシーン。口の部分が座席の位置となっている。不明
実松さん名称不明※5をモチーフにしたマシーン。ネギや牛肉、白菜などの具材が確認できる。不明
アイダ&サチコ名称不明カラーが緑色のマシン。不明
聖澤庄之助セグウェイ至って普通のセグウェイ。不明

補足

※1…名前の元ネタは同局の番組「DRIVE A GO GO」と思われる。

※2…名前の元ネタはお察しください。10円玉の飾りはチョロQの遊び方の一つである、「10円玉を後ろに乗せてウィリーさせる」が元ネタと思われる。

※3…名前の元ネタはあいのりラブワゴンと思われる。尚、両脇の女の子は後にトト子からのアタックで振り下ろされている。

※4…マシーンの元ネタは「硫黄島の星条旗像」と思われる。

※5…外見の特徴から、一部のファンからは「鍋カート」と呼ばれている。


関連タグ

おそ松さん イヤミ 逆襲のイヤミ

公式が病気 チキチキマシン猛レース マリオカート リアルファイト

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