曖昧さ回避
- 『ファイアーエムブレム』シリーズに登場するキャラクター。本項で解説。
- 『聖剣伝説3』に登場する盗賊団。主人公の一人・ホークアイが所属している。
- 『真・女神転生Ⅳ』の登場キャラクター。→ナバール(真Ⅳ)
『ファイアーエムブレム』シリーズのナバール
『暗黒竜と光の剣』および続編の『紋章の謎』(ともにリメイク版含む)、『アカネイア戦記』に登場。
クラスは「傭兵」→「勇者」。リメイク版では「剣士」→「ソードマスター」。
アカネイア大陸では名の知れた傭兵で、「紅の剣士」の異名を持つ凄腕の剣士。
「女を斬る剣は持たない」というポリシーを持っているが、仕様上普通に逃亡中のレナや説得にきたシーダを斬りつけてくるお茶目さん。
『暗黒竜』では第3章「デビルマウンテン」から登場。
山賊団に雇われており、山賊団を裏切りシスター・レナとともに逃亡した盗賊・ジュリアンを追うために戦線に立つが、シーダの「その剣で私を好きにして!」という説得により、アリティア軍に寝返る。
戦争が終了すると、風のように去っていく。
『紋章の謎』第二部では第7章「紅の剣士」から登場。
章のオープニングにて、仲間とはぐれた港町ワーレンの踊り子・フィーナを保護、以降行動をともにすることに。
当初は周辺にいた盗賊団に雇われていたが、「アリティア軍に会いたいやつがいる」という理由でアリティア軍側に寝返る。
盗賊団に加担していた経緯としては、『新・紋章の謎』にて「オグマと剣で決着をつけるため」にあえて盗賊団に身を置いていたと説明されている。
また、縁あって助けたフィーナから一方的に懐かれてしまったらしい。
やはり戦争終了後は風のように去っていく。
漫画・OVAでのナバール
アリティア軍加入前からオグマとは因縁があり、過去の戦場におけるオグマとの初対決などが描かれた。
また二刀流の剣士であり、ここでの設定はその後のキャラクター像にも影響を及ぼし、トレーディングカードのイラストでも長剣と短剣を二本構えた姿となっている。
DS版におけるイメージイラストも二刀流で描かれており、オグマとの因縁も語られるようになった。
電撃CD文庫の梁田清之などの例外を除いてドラマCDやOVAなどでは子安武人がCVを担当。
子安は当時から『FE』をやりこんでおり今でも「ナバール役は譲れない」というほどで、事実当時のメディアミックスにおいてほとんどの作品でナバールを演じている。
容姿
黒髪のロングヘアーで、涼しい顔立ちをしている。
服装はチャイナスーツにも似た衣装で、色は作品によって赤だったり紫だったりする。
フィーナには初対面時「顔はいいけど服装がダサイ」という評価を下された。
ちなみに、FC版時代はモジャモジャ頭に上半身裸で直接鎧を着込んだ状態の、正にバンディットスタイルだった(ミシェイルと同じグラフィック)。SFC版『紋章の謎』においてキャラクターグラフィックが上述のような現在の容姿に変更され、以降はこれに準じている。
また、『新・紋章の謎』の拠点会話では、フィーナに髪をいじられてツインテールにされたことがある。
性格
基本的には冷静沈着で無口。
反面、対戦時の「かわいそうだが死んでもらうぜ。くらえ!必殺の剣!!」という妙に熱いセリフが存在し、そのギャップから二次創作ではよく変な人にされている。
続編でこのセリフをそっくりさんに取られちゃったけど。
「ナバール」ポジション
後にシリーズで恒例化するポジションのひとつで、ナバールの特徴を多く引き継いでいる人物たちの総称。
主な特徴として…
- 名の知れた剣士(通称があったりする)
- 最初は敵ユニットとして登場し、女性キャラの説得により味方になる
- 黒髪・長髪の細身のイケメンor美人
- 無愛想な性格(無口・冷静沈着・生真面目…など)
- 「キルソード」などの強力な武器を所持
…などがあげられる。
が各作品のナバールポジションにあたる。
幻影異聞録♯FE
剣弥代のミラージュ(幻影世界の民。意志を持ったスタンドやペルソナのような存在)として登場。
担当声優は子安武人。ちなみにゲームでナバールを演じたのはこれが初である。