演者:岡崎徹
概要
『仮面ライダーアマゾン』の主人公。自分は勿論立花藤兵衛を始めとする周囲の人間も「アマゾン」と呼んでいるため、作中ではほぼこの名は出てこない。
まだ乳飲み子だった時に飛行機事故で両親を失い、墜落した飛行機の中でただ一人生き残っていた大介は現地の長老・バゴーに育てられ、ジャングルの中でターザン同然の生活を送っていたが、十面鬼ゴルゴスの造反により村は壊滅、バゴーによって生体改造され、日本へと(何の許可も取らず)向かった。
いつもパンツ一丁(途中でりつ子がベストをプレゼントしてくれた)だったが、最終話ではスーツを着て、正規のルートで南米に帰って行った。うーむ、パスポートはいつ取得したんだろう?
また、歴代ライダー初の学歴・職歴一切なしの無職ライダーでもある。日本育ちじゃないから当然と言えばそうだが…
…大きな声では言えないが、3話で立花藤兵衞にバイクの動かし方を教わってから野生のカンだけで(ヘルメット無しで)バイクを乗り回している無免許ライダーである。彼の存在は5話で新聞報道されて大騒ぎになったが、身元引受人になった立花藤兵衞が何とかしたんだろう!
性格
ジャングルで猿同然の生活を送っていたため、底抜けに純粋でいい意味でのアホ。子供や動物が大好きで、気に入った相手は「トモダチ」と呼ぶ。その反面繊細で傷付きやすいところもあり、無理解な人間達に迫害され落ち込むこともしばしばあった。
歌にも歌われている通り当初は全く日本語が話せなかったが、マサヒコに教えられて片言でしゃべれるようになる。後半では多少ぎこちないものの、普通におやっさんやマサヒコと会話できるようになっていた。天才児である。
何かと器用であり、薬草を煎じて薬を作ったりとサバイバル技術が非常に高い。長老バゴーから古代インカの伝統文化を教授されており、現在では解読できない古代語を読み解くなど多彩な一面をのぞかせている。
身体能力
変身しなくても強い、と言えば「昭和ライダーは改造人間なんだからだいたいそうなんじゃないの」と思うかもしれない。しかしアマゾンはその比ではなく、素手でライフル銃を飴のように曲げたり、木製バットをへし折ったり、バイクを持ち上げて投げ捨てたりするなど、完全に人間離れした体力を持っていた。
変身前でも獣人に猛然と襲い掛かって噛み付いたりひっかいたりしており、黒ネコ獣人戦ではコンドラーに仕込まれたナイフで獣人の片目を潰すなどの活躍を見せた。
これは長老バゴーによってインカの秘術を元に生体改造されたことも大きいが、野生児であるアマゾンの身体能力が元々強かったためであろう。