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トロワ・バートンの編集履歴

2017-05-19 22:41:20 バージョン

トロワ・バートン

とろわばーとん

トロワ・バートン(Trowa Barton)とは、TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。

CV:中原茂


「弾切れを気にする必要はない。」

「早かったな…俺の死も…」


視聴者の反応

-弾切れ気にしたことあるのかよ

-髪型は気にし・・・

etc

プロフィール

人種不明
年齢不詳(推定15-16歳)
身長160cm
体重44kg
名前の由来フランス語の3(trois)+ティム・バートン

概要

片目が隠れるほどの非常に長い前髪が特徴。

冷静沈着でヒイロ以上に無口だが、ヒイロと違い思考の視野は広く、一般的な常識もわきまえている。

また仲間に対する情も厚く、意外にも面倒見の良い性格である。

身分を偽装した潜入を得意とするなど、工作員としての能力も高く、伸身三回宙返り一回捻りを楽々とこなす身体能力を活かして、地球降下後はサーカス団に潜伏していた。

そのサーカス団では、看板娘のキャスリンの相方を務めていた。また服を着ていると分からないが肉体はやり過ぎレベルの筋肉質である。

乗機はガンダムヘビーアームズ


トロワ・バートンは本名ではなく、オペレーション・メテオ発動直前に殺害された本来のパイロット(後述)の名前をもらったものである。

本来の経歴は、物心もつかない頃に傭兵部隊に拾われた名もない兵士で、10歳の頃からモビルスーツで戦場を渡り歩いていた。

それ故に、MS操縦技術及び状況把握能力は、5人のガンダムパイロットの中でも最高とする説もある。

自分の名を呼びたい者には「名無し」と呼ばせ、「トロワ」の名をもらう直前にはヘビーアームズの整備工をしていた。

「トロワ・バートン」の名を貰い、ガンダムに乗ることを決意した理由は、本物のトロワを殺した男(ドクトルSの助手)が殺人の恐怖に震えるのを放っておけなかったためである。


なお、トロワの背中には生まれたばかりの頃に負ったらしき火傷がある(本人には、その記憶はないらしい)。

またキャスリンには幼い頃に生まれたばかりの弟を炎の中で失った過去があるため、キャスリンはトロワが実弟のトリトンではないかと推理することもできるが、確証は得ておらず、真相は不明である。


ガンダムのパイロットは特殊な訓練を受ける中、トロワだけはガンダムのパイロットとなった経緯からもわかるように訓練無しでオペレーション・メテオに参加している。

しかし、幼い頃から己で戦場で身につけた戦闘技術により、他の4人にひけを取ることは一切無かった。

OZ潜入時にはレディ・アン上級特尉に「完璧なパイロット」と評されている。


劇中での活躍

新機動戦記ガンダムW

地球で最初にカトルと出会い、彼のバイオリンにあわせてフルートを演奏する芸達者な一面を見せた。

またトレーズに完敗して意気消沈の五飛にコーヒーを入れてなぐさめたり、自爆して重傷を負ったヒイロをサーカス団にかつぎ込んで匿うなど、なにかと他のガンダムパイロットの面倒を見ていた。

サーカス団で療養中のヒイロの台詞(自爆が『死ぬほど痛い』)に、普段感情を表に出さないトロワが大笑いしてキャスリンを驚かせたりしていたが、その後はヒイロと共に行動し、ヒイロが誤って殺してしまったノベンタ元帥の全ての親族に謝罪するための旅にも付き合った。南極でゼクスとヒイロが決闘を演じた際には自分の愛機であるヘビーアームズを提供。

密かにウイングガンダムのビームサーベルを左腕に仕込む改造を施していた。

南極での戦いの後、ヘビーアームズを地球に放棄して宇宙に上がりOZ宇宙軍に潜入するが、疑惑の目を向けられ捕獲されたガンダムデスサイズを見せしめに破壊することを命じられる。

それは自分達の「オペレーション・メテオ」が敗北したことを象徴するものだったが、強靭な自制心で全く動揺を感知されることなく命令を遂行してみせた。

しかし、コクピットの中で無意識のうちに涙を流した(コクピット内に浮遊する液体を見てはじめて、自分が涙を流したことに気づいた)。

その後、OZに捕らえられたガンダム製造技師達が開発したヴァイエイトのテストパイロットになり、OZに捕らえられたヒイロと共に、ウイングガンダムゼロでコロニーを破壊して回るカトルを迎え撃つ。

死闘の最中、トロワはヒイロをかばってウイングゼロのツインバスターライフルの直撃を受けるが、機体が爆発寸前にもかかわらずトロワはカトルに語りかけ続け、自分達のコロニーのための戦いは終わったと言い、新しい時代を受け入れて本来のカトルに戻ってほしいと説得した。ヴァイエイトは大破し、トロワは宇宙空間に投げ出される。

宇宙空間を漂っていたところを救助され、とあるコロニーでキャスリンと再会するが、トロワは記憶を失っていた。

トロワはそのままキャスリンの弟としてサーカス団で働くが、記憶を失ったトロワは戦争の影に怯えるおとなしい少年になっていた。

デュオやカトルが会いにきた時は、キャスリンがもう戦争には行かせまいと彼らを追い払ったりしたが、サーカス団のあるコロニーが戦争に巻き込まれた時、キャスリン(この時は「姉さん」と呼んでいた)を守るためにカトルと共に再び戦場に戻る。

身体に染み付いたMS操縦技術だけで戦い続けるが、キャスリンのいるコロニーがOZに占拠されたとき、単独でウイングゼロに搭乗して出撃した。

トロワはゼロシステムに取り込まれかけるがカトルの呼びかけで正気を取り戻し、システムが見せたイメージによって記憶も取り戻した。

完全復活した後は、宇宙用に改造されたヘビーアームズで戦い抜く。

最終決戦でもドロシーとの決闘で重傷を負ったカトルの救出に行き、失意のドロシーにも「帰る場所があるなら、生きなければならない」と声をかけ、脱出した。


新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

キャスリンのサーカス団で巡業を行っていたが、その周囲にちらつく影を察知する。

かつて自分が名前を頂戴した人物の一族が、再び戦争を引き起こそうとするのを知ったトロワは、彼らが組織するマリーメイア軍に潜入するが、あっさり正体がバレてしまう。

マリーメイアに恭順の意を示すことでその場を逃れ、同じく潜入してきたヒイロ、デュオと協力して、X-18999コロニー落下阻止に成功する。

その後、回収されたガンダムヘビーアームズカスタムを駆り、カトル、デュオらと共にブリュッセル大統領府へ降り立ち、サーペントの大部隊と激戦を繰り広げる。

マリーメイア軍の乱が終結した後は、ヘビーアームズを爆破し、「トロワ」として再びキャスリンのいるサーカス団に戻る。

搭乗機体

主な搭乗機

XXXG-01H ガンダムヘビーアームズ

XXXG-01H2 ガンダムヘビーアームズ改

XXXG-01H2 ガンダムヘビーアームズカスタム


その他の搭乗機

XXXG-01W ウイングガンダム

OZ-13MSX1 ヴァイエイト

OZ-12SMS トーラス

XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ

OZ-06MS リーオー

MMS-01 サーペント

なぜなにナデシコはやらないのか

最近のスーパーロボット大戦シリーズではもっぱらギャグ要因としての扱いが目立つ。

どんな風に目立つかは下の動画を参照されたし。


違和感仕事しろ


pixivでの扱い

女性向けに作られたデザインのガンダムだけあってガンダムパイロット同士の絡みのイラストが多いほか、その特徴的な前髪を用いたネタイラストが描かれる事も。

ドラえもんラクガキまとめ

特徴的な前髪に加え、見た目や人柄の良さを評されてきれいなスネ夫と呼ばれている。


真のトロワ・バートン

CV:中村秀利

本来L3コロニーから真のオペレーション・メテオを遂行する予定だった人物。

EndlessWaltzでも登場したデキム・バートンの実子で、親父同様地球を乗っ取る事を目的に自分一人だけでも真のオペレーション・メテオを発動しようとしていた。

現トロワが名無しだった時代から面識があり、彼が見せた写真でマリーメイア・クシュリナーダの存在を知っていた。


オペレーション・メテオ遂行直前コロニー落としに反発したドクトルSと口論になり、その事をデキムに言いふらそうとしていた所をドクトルSの助手(家族が地球にいる)に射殺された。


実父デキムがマリーメイア軍に潜伏した現トロワを正体を知りつつも条件付けとは言え雇っていた事から息子の死に対して何の未練もなかったようである(ただし小説版では息子を殺された事を憎む描写がある)。それどころか彼がヘビーアームズに乗る理由は実力関係なしにたまたまバートン一族だったからという親の七光りで決まった可能性すら考えられる。


中の人(中村秀利)も現在は故人だが、偶然にも命日は劇中でマリーメイアが蜂起した日(クリスマス・イブ)であった。

関連項目

新機動戦記ガンダムW トロワ

カトル・ラバーバ・ウィナー ヒイロ・ユイ 張五飛 デュオ・マックスウェル

なぜなにナデシコ きれいなスネ夫


前髪 スネ夫 花輪くん アレルヤ・ハプティズム ムクホーク

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