「私は勝者となるのです」
「勿論です。貴方達の無力さを思い知りなさい!」
CV:佐久間レイ
人物像
本名はマリーメイア・バートン。
アフターコロニー189年生まれ。母はレイア・バートン。祖父はデキム・バートン。
真のトロワ・バートンは彼女の叔父にあたる。僅か7歳の幼さでマリーメイア軍を率いたが、実際にはデキムの傀儡に過ぎなかった。また、デキムによる極端な洗脳教育により、尊大で高飛車な言動が目立っていた。
紛争終盤においてデキムがリリーナ・ドーリアンを射殺しようとした時、彼女を庇い重傷を負うも生存(戸籍上は死亡扱いとなった)し、終戦後はレディ・アンと共に生活を送っている。
但し、「PREVENTER・5」ではレディと共に立てこもり事件に巻き込まれることもあった。
トレーズ・クシュリナーダの娘を自称し、DNA検査でも証明されていると主張していたが、彼女を撃った際のデキムの発言から、捏造された可能性が示唆されている(ヒイロがコンピューターでデータを調べた時の彼女の名は本名の「マリーメイア・バートン」、父親は不明となっていた)。
デキムは言葉を続けたが、隣にいた元トレーズ派の兵士によって射殺されたことで遮られた。
しかし『EPISODE ZERO』でトレーズが出会った看護婦は確かに母レイアであり、真のトロワが持っていた写真の人物は確かに今いるマリーメイアであるらしく、真相は謎のままである。
スパロボでは
基本的にマリーメイア軍自体「話の真ん中辺りで壊滅する五飛以外何の取り柄も無い組織」といった扱いが多いため、マリーメイア軍壊滅に伴い自軍部隊に保護されるのが多い。初登場の『COMPACT』では出番が一瞬というあんまりな扱いになっていたが。
ただ、リリーナを攫うという設定が便利だからか、『A』ではリリーナと対極にいるものということで三輪長官も一緒に攫う、『第3次Z』時獄篇ではナナリー・ランペルージも攫う、逆に『X』ではリリーナ毎ドアクダーに攫われるなどといった思わぬクロスオーバーを生んでいる。
逆に『W』では原作のストーリーが終わっても出番が用意されている。身元引受人が「勇者王ガオガイガー」のロゼ・アプロヴァールになっているというクロスオーバーがあり、ナデシコ劇場版の敵対勢力、火星の後継者を諭すという見せ場がある。
どうやら孫娘の様な立場に落ち着いたようで、当のロゼ事務総長は「クリスマスが孫を運んできた」と喜んでいたそうな(主人公のカズマ・アーディガンは航海日誌で「それだとデキムがサンタクロースになってしまう」と突っ込んでいる)。
関連タグ
類似人物
ミネバ・ラオ・ザビ:似てる人。
ニナ・パープルトン:声が似てる人。
チコ・ロドリゲス、ソーマ・ピーリス:物語終了後も存命だが戸籍上は死亡した人達。
マリア・ピァ・アーモニア:組織のトップと扱われながら、同じく身勝手な年寄りの傀儡にされた人物。こちらも銃撃されるが、助からなかった。
アウラ・マハ・ハイバル:幼女の外見をした組織のトップ繋がり。但し、終盤で改心したマリーメイアと違い彼女は……。