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徒然チルドレンの編集履歴

2017-06-29 12:28:24 バージョン

徒然チルドレン

つれづれちるどれん

『徒然チルドレン』とはweb配信された4コマ漫画である。現在『別冊少年マガジン』から『週刊少年マガジン』へ移籍して連載中。

詳細

『徒然チルドレン』とは若林稔弥(わかばやしとしや)作の4コマ漫画作品群で、2012年9月末辺りからweb配信されている。

内容は各々の学生男女の「恋愛話」で、初々しいやり取りやすれ違いなどがギャグに発展されつつも、甘酸っぱい恋愛や学生の青春が描かれたラブコメ作品。


元々は、別に連載されていた漫画(『恋するみちるお嬢様』)の宣伝のために、自身のHPやpixiv、ニコニコ静画でこの漫画を配信したのがきっかけだったが、連載終了後も作品作りと配信を続けた結果、

と、web漫画からの急上昇となった。

ニコニコ動画でもこの漫画を元にした素人声優による「演じてみた」動画が多く投稿されている。

雑誌連載開始に伴い、Web連載は雑誌連載からの抜粋となっている。

また単行本化に際して漫画に大きく修正や加筆があるため、見比べるのも一興。


ちなみに、「コミック電撃だいおうじ」にて同作者による『僕はお姫様になれない』も連載中である。


1つのエピソードにつき10ページ程度の内容で、Web掲載時には1ページずつ掲載し、終了後にまとめるスタイルをとっている。かつて、まとめる際には毎回表紙絵とあとがきを追加していたが、あとがきの内容についてはユーモラスなものが多かった。現在はあとがきはすべて削除されている。


アニメ化

そして、2017年2月15日テレビアニメ化が決定した。

2017年夏放送予定で、監督は金子ひらく、キャラデザは住本悦子、制作はstudio五組。


登場人物紹介

各人物のpixiv内で読めるメインとして初登場したエピソードを併記してあります。以降の展開が気になる方は作者の作品一覧を探すか、単行本購入を推奨します。作者の都合によりpixiv内から削除されることも考えられます。

また、記述にはpixivに掲載していない内容が含まれることをご了承ください。つまり早い話がネタバレ注意!!


メインキャラクター

高瀬 春彦 (『告白』)

2年1組。サッカー部。記念すべき初登場キャラクターの一人。神田のことが好き。

何度となく不幸なすれ違いとかが続き、現在も恋人同士にはなれないでいる。

姫宮に関しては仲の良い同級生程度に接しているが、時々見せる突飛な行動にはやや引き気味である。

クソTを愛用している弟がいる。ちなみに弟は兄が女性問題で悩んでいることにしっかりと感づいている。


神田 沙希 (『告白』)

2年1組。ソフトテニス部。記念すべき初登場キャラクターの一人。高瀬のことが好き。

何度となく不幸なすれ違いとかが続き、現在も恋人同士にはなれないでいる。皆川に恋愛相談をするも中々上手くいかない模様。関係修復をしようと言った彼女の一言が二人の関係を非常にややこしくさせた。高瀬が姫宮を好きなのではと予測しているが……。

高瀬とともに本作の顔ともいえる存在な為か、1巻表紙やアニメの公式ページ等では高瀬と神田のツーショットのイラストが使われている。


姫宮 アリス (『マイブラッディバレンタイン』)

2年7組。料理部。高瀬が好きなヤンデレ女子。中学時代から一途に想い続けているが、一途過ぎてライバルを出し抜いたり、プランBを用意しておいたりとしたたかで抜け目のない面も見せる。高瀬に振られたら死ぬ覚悟らしい。

ヤンデレゆえに常軌を逸した行動も多い一方で、単行本のおまけで神田と相対した際には意外に潔い一面を見せている。だがやっていることは非常に黒い。

作者によると構想段階ではトンでもない設定があった。内容については登場エピソードの後書きを参照。


野呂 明政 (『バカ』)

2年1組。バレーボール部。神田、高瀬、姫宮の三角関係に割り込んできたバカ。メインの話以前にもモブとして登場している。

物事を自分の都合のいいように解釈しがちであり、直感で行動する。ん?似たような女の子がどこかで……。

当初、廊下から高瀬を覘きに来ていた姫宮を自分目当てと勘違いしていたが、実際は好きではないと分かり、その上で惚れさせてやることを堂々と宣言した。

高瀬と神田を助ける影の救世主となるか?また、姫宮をヤンデレの道から救い出す騎士となるか?これからの活躍が期待される。最も姫宮の場合は対象が移るだけかもしれないが……。


皆川 由紀 (『不真面目な彼女』)

2年1組。ソフトテニス部。不真面目な学級委員。恋愛ごとに関しては非常に聡い。古屋とその妹ほたるをしばしば翻弄する御茶目な性格。単に弄んでいるのかと思いきや、古屋をブレる事無く想い続ける純情な御仁でもある。その存在感から、登場するだけで勝利フラグ扱いされる人物の一人。本人曰く処女


古屋 純 (『不真面目な彼女』)

2年1組。放送部部長にして真面目な学級委員。どれくらい真面目かと言えば、男女交際するからには結婚出産のことも考えるほど真面目。真面目過ぎて皆川からいじられ続けている。皆川に振り回されながら、それでも満更でもない辺りはやはり青少年男子。


古屋 ほたる (『お兄ちゃんの彼女』)

1年3組。古屋の妹にして、三つ編みおさげが特徴の顔芸要員その1。極度のブラコンで、しかも裏表が激しい。兄を翻弄する皆川を敵視しており、兄との仲を裂こうとしては返り討ちにされている。

単行本では、同じクラスの高橋うららの行動に巻き込まれる苦労人ポジションであることも描かれている。

初登場回『お兄ちゃんの彼女』では作者曰く「気を抜くとホラーになってしまって大変だった」


松浦 彩音 (『先輩殺す』)

2年4組。演劇部の副部長→のち部長。告白してフラれた所を先輩の香取に絡まれたり、まともな会話が成り立たない後輩のうららへの指導に悩まされたりと、人間関係に難を抱えた苦労人。比較的常識人のはずだが身体能力が高く、ジャンピングドロップキックをかましたり、単行本では細川の残像拳にあっさりついていけた。演劇部っていったい……。

パトリシアや細川とよくつるんでおり、一緒になって菅原の恋路を応援したりしている。演劇部関係のおかげで怒っている場面が目立つが、実際は非常にノリの良い人物である。ちなみに、『先輩殺す』で松浦をフッた男子は未だ登場していない。


香取 慎一 (『先輩殺す』)

3年5組。演劇部部長→のちOB。「恋愛マスター」を自称する、キザでナルシストの奇人。残像拳の使い手。面倒見が良く、どこからともなく現れてはそのカリスマといい加減な助言(?)で悩める子羊達を導いてゆく。その際、なぜか初対面のはずの相手の思考を読んでいるかのような発言が多い。

実はタイムリープ、もとい留年を繰り返しているという衝撃の事実がまーくんから指摘された。

作中屈指の人気キャラクターであり、Web連載時は度々その登場が要請されたり、単行本カバー下では毎回登場したりしている。

作者によると「少女漫画に出てくる、殴りたくなるイケメンキャラ」から着想を得たキャラクターとのこと。実際作中でも殴られたり、窓から放り投げられたりしている。


細川 数子 (『恋愛マスター』)

2年4組。恋する子猫ちゃんにしてMEHYOU、そして残像拳とLOVE力の使い手。しばしば他人の恋愛相談に乗っているものの、細川本人には男女交際の経験はない。そんな自分の在り方に悩んでいた折、恋愛マスターと出会ってしまい…。

『恋愛マスター』以降、登場を重ねるごとに香取との掛け合いが人間離れしてきている。それもやはり恋ゆえか。


高橋 うらら (『後輩泣かす』)

1年3組。演劇部の新入部員の一人。所謂不思議ちゃんであり滑舌も悪く、他人とまともなコミュニケーションが取れない。しかも本人は至って真面目だから猶更ひどい。本人は欠点を自覚し、どうにかしようとしているが、結果空回りしてしまっている。大体部活の先輩である松浦と同級生のほたるが被害にあっている。


梶 亮子 (『生徒会長の悩み』)

3年8組。スレたような粗野な言動が目立つ不良女子高生。ひょんな事から生徒会長の赤木と交際することになる。実はウブな処女ビッチであり、変人の赤木にしばしば振り回されている。元々は成行き上の付き合いであったが、現在は赤木と同じ大学に行くために必死に勉強している。

友人はあまり多くなかったが、単行本のおまけにて受験勉強を機に柴崎と親しくなる様子が描かれた。


赤木 正文 (『生徒会長の悩み』)

3年8組。生徒会長にしてまーくん。梶に言われてあっさりと10万円を取り出したり、詳細は不明ながら自分がホモではないことを確かめたことがあるなど底の知れない部分が多い変人。 恋愛マスター・香取先輩と親友同志であることからもその変人っぷりが伺える。

今まで人を好きになる事がなかったが、梶と付き合い始めてからというもの、ところかまわず梶を弄ったり、ノロケを周囲に見せつけたりと盛大にデレまくっている。しかも、赤木本人の弁によるとこれでもかなり自制しているとのこと。蟻地獄!


湯川 英樹 (『スピカ』)

元天文部部長にして現在はOB。強面だが常識人。初登場エピソードで学校を卒業しており、単行本の後日譚では日頃から笹原と電話やメールでやり取りしている場面が描かれている。


笹原 さつき (『スピカ』)

3年2組。現天文部部長。湯川を想い続けており告白のチャンスがあったものの、シリアスな雰囲気に耐えきれず、好きな気持ちを茶化し続けてしまった。卒業前日の天体観測で告白して両想いになるという、恋愛モノとしては実に王道な道を歩んでいる。

野次馬根性旺盛で、お節介と御茶目が祟って加賀と七瀬の関係をますます拗らせてしまうことに。図に乗るとやり過ぎる事もあるお調子者であるが、加賀と七瀬の一件では泣きじゃくるほど反省するなど、根は決して悪人ではない。

彼氏の湯川とは遠距離恋愛のようで会えない日々が続いている。そのせいで寂しさが募っているようである。


加賀 優樹 (『』)

1年6組。天文部副部長。無気力系男子だったが、天文部存続に一所懸命な笹原の姿を見て一目ぼれ(実際は湯川とのノロケを話しているだけだったが)。結果天文部へ入部となった。笹原に彼氏がいることは知らない。

中学時代に、幼なじみの七瀬との噂が立つことを避けるために余所余所しい態度を取ることにしたことで、それまでの親しかった関係が拗れてしまった。しかし、ある日母親から衝撃の事実を聞かされる羽目に……。


七瀬 薫 (『幼なじみ』)

1年9組。天文部。加賀とは幼馴染みで家族ぐるみの付き合いがあり、かつてはお互いに名前で親しく呼び合っていたほどの仲だった。しかし加賀との間で起こった出来事から関係が拗れてしまい、今では互いに毛嫌いし苗字で呼び合うなど非常に余所余所しい関係性になってしまっている。

現在は常に不機嫌そうな表情をしているが、かつては溌剌とした表情をしていた。

笹原に彼氏がいることを知っている。


高野 千鶴 (『』)

2年4組。吹奏楽部。低血圧気味なのか表情の起伏が薄く、クールに見られがちな女子。しかしその素顔はかなり天然が入った朴念仁であり、そのせいで菅原による告白は幾度も失敗してしまっている。当初は「良い人」止まりだった菅原が、接触を重ねるごとに気になり始めている。

作者によると『君は輝いている』執筆時はもっと明るい性格になる予定だったのだが、初登場の『雨』での印象と異なっていた為、1本目を没にして描き直したとのこと。


菅原 卓郎 (『』)

2年4組。サッカー部。クラスメートからの愛称は「すがやん」。高野の事が好きだが、高野のフラグクラッシャーっぷりのせいでなかなか伝わらない。当初は「いい人」止まりだったが、最近になって意識され始めている模様。現在は多くのクラスメイトから応援されている。


吉永 倫子 (『君は輝いている』)

2年4組。吹奏楽部。高野の友人。高野を通して菅原にラブレターを渡すもあえなく玉砕してしまった。現在は高野が菅原を好きだと予想し、応援する立場にいる。


山根 隆夫 (『恋はカッコ悪い』)

2年7組。ギョロ目が特徴の顔芸要員その2。自称ブ男。自分の事をキモいと思い込んでおり、脳内のモノローグがやたら長い。実際のところかなり臆病かつ卑屈で挙動不審だが、根はやさしく、義理堅く正直な心の持ち主。ぼっちなのか友達は少なく、アドレス帳には家族と本山しか登録されていない。

当人曰く「女子が苦手」らしく単行本のおまけ漫画でもクラスメイトの女子と話す時にびくついている等、栗原以外の女子の前でも挙動不審なようである。

ドヘタレ故に栗原からの(わかりやすい)アプローチにも度々気が付かないフリをしていたが、『君を連れて』において、コミケの衆人環視の中で告白するという一世一代の漢気を見せ、ようやく両想いの仲となった。この話では居合わせたMOB勢から拍手喝采でお祝いされたに留まらず、コメント欄も怒涛の祝福コメで埋め尽くされ、ブックマーク数25000越えを達成するなど記念碑的な回となった。

ただ未だに付き合っているという実感がないらしく、時々妄想と現実がごっちゃになり栗原を少々戸惑わせることも。


栗原 ちよ (『恋はカッコ悪い』)

2年1組。料理部員。通学途中、痴漢に遭っていたところを山根に助けられた。それをきっかけに彼へ度々アプローチするも、(少々ヘタレな自身の性格と、ドヘタレな山根のせいで)いつも空回ってばかり。女嫌いの本山をして「激マブ」と言わしめる可愛らしい容姿をしている。

山根の数々の奇行を好意的にとらえるばかりか、「迷惑だったらフッてほしい」とまで言うほどの優しい性格。天使か。

常識人かと思いきや単行本では山根が「かっこいい」「モテそう」と本気で思い込んでいる事が発覚した。


本山 友道 (『俺達に女はいらない』)

2年7組。空手部部員→のち部長。山根の数少ない友達で、出っ歯と眼鏡、坊主頭が特徴。自称ブサイク。一人称は「我輩」で二人称は「~殿」、他「~であります」「ほあー」など独特な口調で喋る。

山根との友情には篤いでもあるが、度を超した山根のヘタレぶりに呆れることもしばしば。山根と同様に変人ではあるが、卑屈な山根と違い、割と察しが良く空気もきちんと読める、女を「怨那」と蔑み憎む一方で、クラスメイトの女子とは普通に接し、親友の恋路を親身になって応援し、困っている女性は放っておけないなど、根はかなりイイ奴。

長らく山根、栗原ペアのサブキャラだった彼だが『イントロ』にて彼自身がメインの話がスタートする事となる。

ドヤえもん』なる映画のファン。

単行本のおまけでは何かとストレスをためたり痛い目にあったりしている。

作者の身の回りに同姓の友人が実在しており、出っ歯の部分はその友人がモデルとのこと。


榎本 伊織 (『イントロ』)

2年7組。関西訛りの転入生。二学期より編入。頭のてっぺんでくるっと丸めたお団子ヘアがトレードマーク。親が転勤を繰り返す都合上なかなか友達を作る機会に恵まれなかったが、今回の転校で落ち着いたらしく、大学まで通える見通しが立っている模様。そのため高校生活で友達をたくさん作ろうと燃えている。

本山とは壊れた自転車を修理してもらったことがきっかけで知り合った。しかも後日同じ学校、同じクラスに転入するというベタな再会を果たす。これには本山も頭の中で『あの名曲』のイントロが流れずにはいられなかった。

明るく屈託のない性格で、女子との接し方がわからない本山を容易く友達として認定していた。


飯島 香菜 (『至近距離恋愛』)

2年4組。夫婦漫才コンビのツッコミ役。相方の千秋とは日頃から漫才のような掛け合いを繰り広げており、即興でコントをするなど息はピッタリ。

千秋と付き合い始めて一年が経つはずだったのだが、実は……。


内村 千秋 (『至近距離恋愛』)

2年4組。夫婦漫才コンビのボケ役。ノリのよい三枚目。実はヘタレであり、ノリと勢いに任せないと香菜とろくにいちゃつく事も出来ない。

嫌じゃないけど』にて戸田達に香菜とのキスシーンが目撃されたが、実はすごくもなんともなかった。その後、とんでもない暴挙に出てしまったことで香菜にコンビ解消を言い渡されてしまうのだが……。


パトリシア・コールフィールド(Patricia Caulfield) (『パトリシア』)

2年4組。空手部。巨乳ブロンドの留学生。愛称は「パティ」。日本語に馴れていないのか、「寿司」「スケベ」「クセ者」「出アウェイ!」「ガッテン」など珍妙な言葉遣いが時折飛び出す。

明るく、スポーツが得意で、闊達な性格で勇ましいところも見せる一方、親しい相手とのハグは平気なのにキスは駄目という乙女らしい一面もある。

フリーダムでおせっかい焼きな性格だが、彼女の行動が他の登場人物たちの心境を変化させる事もしばしば。

Web連載のコメント欄やタグ欄で時折見受けられる「寿司」という単語は、パトリシアの登場エピソードに由来する。正確な意味に関しては長らく謎であったが5巻にて「寿司」とは彼女にとって「好きよりもっとLOVEな意味」とのことが明かされた。


辻 啓介 (『パトリシア』)

2年4組。パトリシアの恋人にして、異文化コミュニケーションの困難について色々と悩まされる青少年。悩んでいる内容を具体的に言うと、「寿司とは何か」「スケベとは何か」「直接胸に触るのはスケベに含まれるのか」など。何を言っているのかわからない人は本編参照のこと。

周囲に頼まれて得意科目の英語を教えるなど面倒見のよい性格をしている。


桐原 洋一 (『今夜フラれます』)

2年7組担任、英語担当。鈍感でちょっと頼りない先生。要領は悪く、仕事はあまり出来ないものの、誠実で親しみやすい性格からか生徒には「桐ちゃん」と呼ばれて慕われている。

千葉の好意に気づかないまま行った説教によって千葉に距離を置かれることになるが……


千葉 沙耶香 (『今夜フラれます』)

2年7組。図書委員。黒髪ロングの優等生。桐原先生を密かに想い続けている。理知的な性格で優等生だが激情家でもあり、キレると目からハイライトが消えたり過激な発言をしたりする。実家は寿司屋。

単行本の描き下ろしでは、『独裁』の後から勉強場所を図書室に移した赤木と梶のイチャイチャを見せつけられる羽目に……。

なお、7巻発売時点で転機となる『好きじゃないから』(5巻収録)以降の主要エピソードがWeb公開されていない。


冴島 遥 (『お前を男にしてやる』)

3年5組。空手部部長→のちOG。幼少期から空手を嗜んでおり、男勝りな性格ながら、可愛らしいものに滅法弱いギャップ萌え属性の持ち主。不器用な性格で、男女交際に強い苦手意識を持っている。目元の泣きぼくろとテンパった際に見せる表情がチャームポイント。

新入部員の相馬と付き合っていると本人は思っているが……。

かつて同級生から「サイヤ人」と呼ばれていたらしい。この漫画は講談社の漫画のはずだが、大丈夫なのかそのネタ


相馬 ちひろ (『お前を男にしてやる』)

1年3組。空手部の新入部員。ショタ。ろくに腕立てや腹筋運動も出来ないほど虚弱な体格と気弱な性格からか「男らしくあること」にコンプレックスを抱えているが、強くなりたいという意思は本物らしく、男らしくなる為に空手部へと入部した。冴島部長に強い憧れを抱いている。

彼女から(時には作者からさえも)下心を抱かれている事にはまるで気付いていないが……

なお、冴島と相馬のエピソードは7巻発売時点で、転機となる『疑惑』(4巻収録の)以降のエピソードがWeb連載されて居ない。


上根 綾香 (『コンタクト』)

2年4組。茶道部。長い髪をシュシュでまとめている。おしとやかな少女。控えめだがネガティブな性格で、思い詰めてしまうあまりに泣き出してしまう場面も見られる。

剛田に好意を持っており、登場回『コンタクト』では遂に告白し、付き合いが始まるのだが、実はその切っ掛けは……。

付き合いだしてからは剛田に対して積極的に恋人らしいわがままを言っている。しかし、その欲求は段々とエスカレートしているような気も……。

週刊少年マガジン移籍時の初回にも剛田と共に登場した。


剛田 武 (『コンタクト』)

2年4組。バレーボール部→のち部長。堅物の少年。某ガキ大将と似た名前だがこちらはタケルである。

男らしい部類に入る性格の反面、天然ボケの気があり女心が微妙にわからず、すれ違った反応ばかりしてしまう。しかし、回を重ねるごとに彼なりに学習しているようである。

時折見せるアクロバティックなハッピーエンドは必見。

体育会系で、脱ぐと凄い細マッチョ。眼つきが独特なため、モブで登場しても比較的わかりやすいキャラでもある。

意外と上根のことを想っているようだ。


柴崎 絵里香 (『仮面』)

3年8組。茶道部部長。品の良い性格を装いながら、実は大のロック好きでギターの演奏技術も高い。「Smells Like Teen Spirit」(ニルヴァーナ)、「Seven Nation Army」(ザ・ホワイト・ストライプス)、「I Bet You Look Good on the Dancefloor」(アークティック・モンキーズ)などが好みの模様。

余計な事を言っては自ら地雷を踏み抜いていく為、周囲からはアレもしくはコレだと思われている(単行本のおまけより)。

本人は決して認めたがらないが生形を憎からず思っており、地雷を踏み抜いていくのも構って欲しさ故であるフシが見られる。

なお、男女の噂には疎いようで佐野から言われて初めて気づくほどである。


ミス・ワビサビ (『仮面』)

軽音楽部に突然現れた仮面を付けた流離いの入部希望者。

当人は完璧な返送のつもりでも周囲の人間からは正体がバレバレなのだが、彼女に言及する際は作者や読者も本名で呼ばないのが暗黙の了解となっている。

仮面をつける前とはだいぶ性格が変わって見えるがこちらが彼女の本来の性格の様である。


生形 伸二 (『仮面』)

3年2組。軽音楽部部長。クラスメートからの愛称は「ウブ」。

すぐ手が出る短気な性格で女心がわからず、ミス・ワビサビとはしょっちゅう喧嘩を繰り返している。

ただし、半分はミス・ワビサビの仮面のせいで表情が分かりづらいからである。

とはいえ佐野から柴…じゃなかったミス・ワビサビの真意を聞かされてからは生形なりに受け入れようとしており、バンドから本気で追い出そうとはしていない点も考えると、ウザがってはいるが心の底から嫌っているわけではない。また、音楽に対する姿勢は真摯であり、ミス・ワビサビの演奏技術については一目置いている模様。


上原 悟志服部 順平 (『仮面』)

生形のバンドメンバー。ノリの軽い金髪男子が上原、いちおう軽音楽部副部長。瞳の見えないメガネ男子が服部。どちらも3年2組。ミス・ワビサビを弄りつつ、彼女と生形を恋仲にさせようと画策している。


佐野 京子 (『仮面』)

3年8組。茶道部副部長。何事も単調直入に物を言う性格。柴崎と生形の仲を案じるとともに、上原、服部と結託し恋仲にさせようと画策している。


梨本 由香里 (『サイレン』)

2年1組。料理部。サイドテールぽっちゃり女子。愛称は「なっしー」。

園部に好意を持っており、細身な体型の園部と比べて自身が太目な体型である事を気にしている。しかし食い意地が張っており、餌付けに弱く、抜けたところも多い。

日頃の筋トレの成果なのか、『肉』時点で読者から「痩せたのでは?」と指摘されているが、作者からは「僕は全然変わってないと思うけどね!」と言われてしまった。

なお、単行本のおまけではクラスと部活が同じため栗原と絡んでいることが多い。


園部 和也 (『サイレン』)

2年1組。生徒会書記。吹奏楽部。よく気が利く長身痩躯メガネ系男子。この漫画の登場人物が全員アクが強い中で一、二を争う常識人。だったのだが、普段の言動や単行本のおまけなどから、梨本のような女性が好きなのでは?と思わせる節がある。また、女子の腹の肉を(了承を得た上で)つまもうとするなどコミュニケーションに積極的な一面も。


戸田 冬美 (『ドライ』)

2年1組。ドライ系女子。おかっぱジト目。本人の表情よりも背景のトーンの方が表情豊かという奇特な人種。

表情や仕草からは読み取りづらいが、砂川から男女交際を提案された際のやりとりで「すな(砂川)が他の子にとられるのが嫌」と返す程度には好意を持っている。とはいえ恋人らしい行動を求められて面倒くさいと一蹴したり、告白されて一旦渋ったりと、砂川をかなり振り回している(本当に面倒くさいのか照れ隠しなのかは不明)


砂川 義春 (『ドライ』)

2年1組。ドライ系男子。茶髪ジト目。戸田に負けず劣らず表情や感情の起伏が薄く、背景の方が饒舌。

無気力無感動に見えて行動力があり、戸田から袖にされながらも積極的にアプローチを仕掛け続けるなど、作者も認めるほどメンタルが強い。

なおWeb連載の後書きでは「この後戸田さんにLINE送るのでしょうか……多分送らないでしょうな。」と書かれているが、単行本では実際にLINEを送った際の顛末が描かれた。

なお、戸田と砂川にはWeb未公開の回でそれぞれ笑っていると思わるカットも存在する。


東条 舞 (『』)

2年7組の図書委員。読書家のメガネっ娘。かなり不器用な性格で、興奮するとすぐ顔が赤くなる上にいちいちリアクションが激しく、相手によっては(東条本人はそのつもりがないのだが)威嚇的な態度をとっているように見られてしまう事がある。

単行本のおまけにて、荻上以外の人間に対しては至極まともに対応していることが明かされている。

週刊少年マガジン移籍時の初回に初登場を飾ったキャラの一人。


荻上 太一 (『』)

2年7組。バスケ部。茶髪男子。友人の丸尾からとある噂を聞かされたことで、東条が気になり始めるのだが…。

小心者なのか、東条の反応にいちいち怯えている。

東条から好きな本を聞かれた際、「スラムダン…」と答えようとしていた。本当に大丈夫なのかそのネタ、バスケ漫画ならこれもあるだろうに。

後書きによると、『噂』を描くにあたって登場人物を実在の有名人に似せて描いたとのことだが、実際にモデルとなった人物は不明。(そもそも東条と荻上のどちらを指しているのか、あるいは両方なのかさえも不明)


鬼塚 公仁 (『ラッパー』)

2年1組。坊主刈りの男子。イカれたサムライラッパー(自称)。MC鬼武者(自称)。

モノローグが全てラップ調になるぐらいにはラップ好きだが、単行本恒例の巻末質問コーナーにてアピールポイントを聞かれて、真面目なところと答え、ラップじゃねーのかと突っ込みを食らった。

思いついた歌詞をノートに書き留めていたが、それを好意を持っていた山田五和に見られてしまう。しかし、意外と好意的に受け止められた上に、彼女もラップ好きだと知って即興で披露しようとしたが……。

ちなみに家で練習していると母親からお経の練習と言われるらしい。

なお、初登場回よりも前の『気遣いが身に染みる』の1コマ目に描かれている人物が、単行本で鬼塚らしき顔に修正されているが当人かは不明。


山田 五和 (『ラッパー』)

2年1組。女子バスケ部。戸川さんと似たツリ目女子。こちらは表情豊か。名前の読みは「さわ」である。とある小説の某キャラと漢字が一緒のため間違いに注意。

鬼塚が黒歴史を書いているところを見て、彼にラップをするようお願いする。その言動で鬼塚の心を色々と惑わしている。鬼塚のラップについては素直にほめているが、時々素で鋭い突っ込みをすることも。


サブキャラクター

仲村 望 (『後輩泣かす』)

2年7組。演劇部のメンバーの一人。愛称は「のんちゃん」。糸目とおかっぱが特徴。

今のところ台詞はないが、うららの扱いに窮した松浦に助けを求められるなど、松浦と親しい様子が描かれている。


小松 貴子 (『視線』)

2年4組担任。漫画内に出てくる男子生徒たちよりも男らしい女性体育教師。今行きたい場所を「いい男がいる合コン」、アピールポイントを「脂の乗り切った身体」と言ってしまえるほどには。

コメント欄にこの方の恋愛模様を要請する声が散見される。


内村 恵子 (『ラブコメディ』)

千秋の母。主婦。気が逸る若者たちに避妊の大切さを説き、避妊具を貸そうとするなどかなりフランク。ただし後になって家族がいるにも拘らず自宅で行為に及ぼうとしたことはきっちり怒った。ごもっとも。


内村 楓 (『ラブコメディ』)

千秋の姉。大学生。なんだかんだで何もできなかった弟を一笑に付した。


登場人物表

多数の登場人物がエピソードごとに登場するこの漫画であるが、実は全エピソードとも同じ学校が舞台である。あるエピソードの主人公達が別のエピソードではモブとして登場したりする事もしばしば。単行本の描き下ろし漫画では特に顕著であり、「別々のエピソードの主人公達は実は仲が良い」「本編では特に絡みのない人物同士の関連」などが描かれている事が多い。


また、4巻以降では『もっと欲しくなる』→シュート(4巻収録)→『嫌じゃないけど』の様にとあるペアの行動が別のペアに影響を与える話が有ったり、

5巻以降では『夏が始まる』の様に複数のペアの話が同時進行する話や、学校イベントの話で20人以上の登場人物が登場するケースもある。ただし、そうした話はWeb掲載されていないケースが多い。


クラス別・部活別の表を掲載するので、上記一覧と合わせて参照のこと。クラス・部活は単行本の巻末を参照した。

また、親や兄弟姉妹などは特に関係ない限り省略するものとする。


クラス別

五十音順

1年生

3組相馬ちひろ/高橋うらら/古屋ほたる
6組加賀優樹
9組七瀬薫

2年生

1組鬼塚公仁/神田沙希/栗原ちよ/砂川義春/園部和也/高瀬春彦/戸田冬美/梨本由香利/野呂明政/古屋純/皆川由紀/山田五和
4組飯島香奈/内村千秋/上根綾香/剛田武/パトリシア・コールフィールド/菅原卓郎/高野千鶴/辻啓介/細川数子/松浦彩音/吉永倫子/小松貴子(担任)
7組荻上太一/千葉沙耶香/東条舞/仲村望/姫宮アリス/本山友道/山根隆夫/榎本伊織/桐原洋一(担任)

3年生

2組上原悟志/生形伸二/笹原さつき/服部順平
5組香取慎一/冴島遥
8組赤木正文/梶亮子/佐野京子/柴崎絵里香

その他

教師桐原洋一(英語)/小松貴子(体育)
卒業生湯川英樹
ミス・ワビサビ

部活別

高学年から順に五十音順。帰宅部は省略

生徒会赤木正文(会長)/園部和也(書記)

体育系

空手部冴島遥(部長)/パトリシア・コールフィールド/本山友道/相馬ちひろ
サッカー部菅原卓郎/高瀬春彦
女子バスケ部山田五和
ソフトテニス部神田沙希/皆川由紀
バスケ部荻上太一
バレーボール部剛田武/野呂明政

文科系

演劇部香取慎一(部長)/松浦彩音(副部長)/仲村望/高橋うらら
軽音楽部生形伸二(部長)/上原悟志(副部長)/服部順平/ミス・ワビサビ
茶道部柴崎絵里香(部長)/佐野京子(副部長)/上根綾香
吹奏楽部園部和也/高野千鶴/吉永倫子
天文部笹原さつき(部長)/加賀優樹(副部長)/七瀬薫/湯川英樹(OB)
放送部古屋純/古屋ほたる
料理部栗原ちよ/梨本由香利/姫宮アリス

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作者は若林

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