概要
英語ではリヴィング・フォシル(living fossil)、学術的には「遺存種」(いぞんしゅ、「レリック」とも)と呼ぶ。
地層の中から出土する化石とほぼ同じ姿で現代にまで棲息している事から、このような呼び名が付いた。
提唱者は「進化論」でお馴染みのチャールズ・ダーウィン。
誤解されがちけれど、この称号とは化石種と非常によく似た姿を持つ現存種を示し、言葉のまま「生きた古生物」というわけではありません。実際、「生きた化石」も他の生物と同様に目立てない所に進化を通じて今の種類になった。
また、この称号に名付たものは希少生物や種の少ないグループが多いけど、定義上ではゴキブリやサメ類のように、多くの先祖的性質を受け継いたまま繁栄を続けているグループも含める。