——立たないと 怖いままでいい。 痛いままでいい。 その上でもう一度考えないと。
…だってこの手は、まだ一度も、自分の意思で戦ってすらいないのだから————!
プロフィール
性別 | 男 | 女 |
---|---|---|
身長 | 170cm | 160cm |
体重 | 63kg | 45kg |
イメージカラー | 焦げ茶 | 薄茶 |
特技 | 精神的に頑丈 | 諦めの悪さ |
好きなもの | あんみつ、まごころ / あまった礼装の整理 | 飴、気遣い / 無茶な絆クエスト |
嫌いなもの | 借金取り、温められた商品 / 無茶な絆クエスト | 武器自慢、固い床 / あまった礼装の整理 |
天敵 | 殺生院キアラ、生徒会長 / ヴェルバー03 | トワイス、生徒会長 / ヴェルバー01 |
CV | 阿部敦 | 石川由依 |
概要
『Fate/EXTRA』コミック版で付けられた主人公(男女)のデフォルト名。
作者「ろび~な」が奈須きのこに頼み、名付けられた。続編『Fate/EXTRA-CCC』ではデフォルトネームとして採用。以降はサウンドドラマCDや他コミカライズでも使用される。
この名前は「君の名 白紙(きみのなはくし)」というアナグラムとなっている。
シリーズ四作目「Fate/EXTELLA-LINK」にて、遂にゲーム内でもCV付きで喋る事が決定した。
ゲーム開始時点では自分の名前以外全ての記憶を失っており、聖杯戦争にかける望みすらないままに戦いに挑むこととなる。
人物
容姿はクラスで3番目くらいに整っており、目立たず、かといってモブすぎないとのこと。
また赤セイバーとギルガメッシュからは「良い声」、キャス狐からは「魂がイケメン」とも評される。
影が薄く無個性で、EXTRA初期はかなり感情薄片。自己主張が少なく優しい心の持ち主。
しかし選択肢次第では誰も予想がつかないアグレッシブな行動を取ることもある。
周りが呆れるほどのお人好しで、厄介な人物に好意を持たれる傾向にある。
基本的に人畜無害かつ小動物系と評されるが、こうと決めたら決して曲げない頑固な一面も。
赤セイバー曰く「八方美人だがここ一番の選択は決して間違えない」とのこと。
続編『CCC』ではキャラの掘り下げがされ、かなり強烈な個性を発揮することになった。
え、無個性? 残念、やっぱり型月主人公でした!!
『EXTELLA』ではとうとうどこぞのプラナリアみたいに分裂した。3つに分裂した彼(彼女)らはそれぞれ性格が異なっている。また性別によって地の文の口調が変化する。
能力
自他共に認める最弱のマスター。無名の魔術師。
問題なくサーヴァントを使役する程度の資質はあるが、力量が低いためサーヴァントの霊格を大幅に低下させている(パラメータが全てEランクに、スキルも殆ど失っている)。
だが戦術眼は達人クラスで、レオや凛といった最高クラスのマスターから「自分と同等、もしくはそれ以上」と高く評価されている。戦闘時における敵の行動パネル開示は、その戦術眼の為せる技らしい。
しかし、彼/彼女の真価は逆境においても決して諦めない往生際の悪さである。
その必死の行動は下馬評を覆し、数々の格上のマスターたちにさえ抗しうるほど。
忍耐力も高く、ボロボロに傷付こうが、絶望の淵に立たされようが、激マズの料理を食わされようが決して前に進むことを止めない不屈の意志の持ち主なのだ。
それはどんな状況でも希望を捨てていないからではなく、自分にできる唯一のことが「諦めないこと」だと理解しているからであり、そこにはある種の異常性すら感じられる。
またその人の良さや根性から協力者を得ることも多く、サーヴァントたちが彼/彼女に忠誠以上の感情を抱く理由もそれである。諦めの悪さと人徳こそが白野最大の武器なのである。
アンデルセンからは典型的な「汎用救世主型主人公」、「中身がまだ存在しない」と評されている。
余談
ファンからの愛称は「ザビ男」と「ザビ子」。2人まとめて「ザビーズ」。
これはゲーム中のある選択肢に由来している。奈須きのこ氏も、主人公の名前付けを頼まれた際「ザビエルじゃ・・・ダメ?」と言うほど(コミック版1巻あとがき)。
『Fate/EXTRA』コミック版のおまけには出番の無い女主人公、サーヴァント、敵主従などが出ている。
また、歴史上の人物にやたら詳しい。密かにユーザーから「おかしい」と囁かれ、きのこからも「地上では偉人に対し一家言ある人物だったのだろう」と言われていたが、新作『EXTELLA』にて遂に赤セイバーからツッコまれた。
さらに、鏡文字の英文を即座に和訳したり、ミントがギリシャにおいて冥界の花である事を知ってたり、7ケタ以上の秒数を即座に日数換算したりと、変なところで頭が回る場面も(TYPE-MOON主人公にはよくある事だが)。
関連人物
契約サーヴァント
サーヴァント、かつヒロインのひとり。共に笑い、共に泣く、「導く者」。
サーヴァントのひとり。皮肉を言いつつも、常に温かく見守ってくれる「守りし者」。
サーヴァント、かつヒロインのひとり。どんな事があっても、最後まで付き従う「寄り添う者」。
サーヴァントのひとり。その足掻きや葛藤を好しとし、主人公の行く末を「愉しむ者」。
サーヴァント、かつヒロインのひとり。破壊を存在意義とする「無垢なる者」。
聖杯戦争関係者
月海原学園にて「友人」の役割を与えられた敵マスター。
続編CCCでは、態度には表さないものの大切な友人として認めていた模様。
敵マスターでありヒロインのひとり。選択肢によってルートが分かれる。
きつい言葉を浴びせつつ、世話を焼いてくれるお人好し。
敵マスターでありヒロインのひとり。選択肢によってルートが分かれる。
自らを作った師の言葉から主人公に興味を持ち、結果的に助言者となる。
敵マスターにして最大の強敵。西欧財閥の次期当主である少年王。
彼の語る理想郷を否定し、パートナーと共に主張をぶつけ合う。
西欧財閥に属する暗殺者。聖杯戦争序盤から主人公に対して敵意を抱く。
上級NPCである健康管理AI。続編CCCではヒロインにして重要な役割を担う。
CCCにおいて主人公たちを月の裏側に閉じ込めた張本人。
「間桐桜」から分離した異質プログラムであり、主人公を「先輩」と呼ぶ。
月の裏側にて敵となるランサーの少女。
何度も戦う事になり、終盤では一時的なパートナーとなる。