※この記事では『ポケットモンスター』シリーズのリーリエのうち、主に『ポケモンUSUM』での活躍について扱います。
『ポケモンSM』やアニメでの活躍については、「リーリエ(ポケモン)」を参照してください。
概要
『ポケモンSM』に登場するリーリエのうち、最初に記事が作られたのはこちらだが、彼女は実際にはポケモントレーナーではなかった。そのため、(トレーナーでなかったことが後から判明したこともあって)こちらは結果的に間違って広まったタグということになった。
トレーナーでなかったことが判明して以降、こちらのタグは「ゲーム本編後にポケモントレーナーになったら」というif設定の作品に付けられるタグとされた。
トレーナーではないと認定された理由は、ゲーム版・アニメ版いずれも手持ちポケモンを所持しておらず(ゲーム版に至ってはモンスターボールにすら入れていない)、当時の活躍もゲーム版では共に旅をして大きくなったほしぐもちゃんを主人公に託して別れ、アニメ版では昔はポケモンを抱き締めたりしていたが、(当人は覚えていないらしいが)ある出来事以降ポケモンが近寄って来るだけでも反射的に怯えるほど怖がったり、ゲーム版とアニメ版では手段が違うものの、(手持ちがいないので当然だが)野生ポケモン対策にポケモンを介していない。明かされていない部分はあるが、相応の理由故である。
詳細はリーリエ(ポケモン)の項に譲るが、いずれのリーリエもポケモンを嫌っておらず、むしろ自分のポケモンでないとはいえ大切にしているし、その容姿で怯えるポケモンもまずいない。(おかげで課外授業で野生のポケモン達と触れ合う機会で一番割りを食らう展開になっているが)
とはいえアニメ本編では早々にアローラロコンを自分のポケモンとして確保しており、理由付けが早い段階で崩れてしまっていたりする。
そして……
マイナーチェンジ版となる『ポケモンUSUM』のキービジュアル。
まるで劇場版を思わせるようなその中に、強い決意の眼差しを浮かべモンスターボールを持つリーリエの姿がある。
リーリエが旅立つことがなかった世界。
基本的な流れはサンムーンと同じだが、ルザミーネがウツロイドと合体せず昏睡状態にならなかったのでリーリエもカントーへは旅立たず、ストーリークリア後もアローラに残っている。
ネクロズマを巡る物語が終息した後、レインボーロケット団によってエーテルパラダイスが占領された際、母を助け出す為に主人公と共に乗り込んだ彼女は、主人公の足を引っ張る不安要素としてザオボーに嘲笑されるも、敢然と立ち向かう。
それはまるで、別世界で母親・ルザミーネの歪んだ野望に異議を唱えた時のように……
わたし、〇〇(主人公)さんと旅をして変わったのです!
ゼンリョクをみせます!
サン・ムーンでは実現しなかったポケモントレーナーとなったリーリエとのタッグバトルが『ポケモンUSUM』で実現した。
そう、リーリエは晴れてポケモントレーナーになったのだ。
ポケモントレーナーになってからの経験は浅い筈だが、少なくともロケット団員を完膚なきまでに倒せる腕前に到達しており、たった1匹しかいないものの、短期間でポケモンのレベルだけなら長年修練を積んできた兄・グラジオに匹敵するまで育て上げている。
ただし、相手のザオボーと職員の手持ちは合計6匹で、ピッピが早々に倒されると1vs2のまま戦うことになるため、間違っても「なみのり」や「じしん」のような味方を巻き込む技は使わないようにしよう。
サポート重視の技構成になっており、味方のダメージを減らすことに重きを置いた戦術を取る。ちなみにボールはヒールボール。ただし、職員のポケモンがバークアウトを連発してくることも相まって、火力には期待出来ない。
主人公の母親はリーリエのトレーナーとしての優れた素質を予感しており、まだまだ新米だが実際にその勘は確かだった模様。
事件解決後はククイ博士の研究所におり、話しかけるとバトルツリーのマルチバトルのパートナーにすることができる。
手持ちを見れば分かるように、名実ともにフェアリータイプの使い手となっている。いつか島巡りに出るという夢を抱いているが、この時点でZ技も習得済み。リーリエ、恐ろしい子……
エピソードRRの時と同様、サポート重視の戦術を取る。ちなみにボールはモンスターボール。努力値もちゃんと振ってあるガチ仕様。ただし、タイプの都合上ほのおタイプやどくタイプ、はがねタイプは苦手であり、両者共にHPが低く打たれ弱いので、ノーマルコースはともかく、スーパーコースのパートナーには厳しいかもしれない。