人間態・CV:飯田基祐(仁良光秀)、勝杏里(106)⇒松島庄汰(ブレン)
概要
第34話より登場。真影やブレンの協力者にして、12年前に泊英介を殺害した真犯人、仁良光秀が当時の事件の証拠隠滅の為にバット型ロイミュード106と融合して誕生した、融合進化態第4号。
盗んだ物を体内の異空間に取り込む能力を有しており、戦闘時においては先が鍵爪状になった触手を鞭やブーメランのように操り、打撃攻撃や相手の武器を強奪するといった、シーフ=泥棒の名を冠する怪人に相応しい能力を持つ。また、体を透明化して姿を消すこともできる。
最終的にはタイプトライドロンの必殺技によって分離させられ、その後融合していた106も撃破されてしまうが、仁良の比類なき嫉妬心を自身が超進化態へと至る為に利用できると考えたブレンによって仁良だけは救出された。
そしてブレンは仁良と融合することにより再びこの姿を手に入れ、ブレンは仁良の激しい嫉妬心を吸収したことで、目論み通り超進化態へと覚醒した。
続く第35話にも引き続き登場。前述の様にブレン・ロイミュードと融合している為、胸のプレートのナンバーが「003」になり、ブレン同様に猛毒を操る能力を獲得した(例:左手から緑色の毒霧を噴射して敵をかく乱する、首元から毒を帯びた緑色の触手を複数伸ばして敵の動きを封じるetc)。
その上ブレンが超進化を果たしている為、ドライブとチェイサーの必殺技を同時に受けても撃破されず、すぐさま分離したブレンが強力な攻撃を仕掛けられる等のメリットも獲得している。
そして、第36話にも上記のブレンと融合した個体で登場。
赤い唐草模様の風呂敷を生成する能力が明らかになり、ベルトさんやシフトカーをこの中に閉じ込めた。また、前述の猛毒について、マッドドクターでも治癒不可能・遠隔操作で毒の進行具合をコントロールしたり時限式に出来る等の強力な特性がある事も判明した。
劇中では、上記の能力をフル活用して進ノ介を追い詰めるも、ディメンションキャブの空間操作能力・蛮野博士の秘められた能力・剛やチェイスの奮闘で形勢が逆転。苦し紛れにこの姿になりトリプルライダーとの戦闘に突入するが、タイプトライドロンのコウジゲンバーによって撃破されて仁良とブレンに分離、シーフ・ロイミュードとしての活躍は終わりを告げた。
第47話では、意識が朦朧としていた進ノ介の前の現れた幻影として、ソードとフリーズ超進化態と共に登場。突如現れた仮面ライダーゴーストと交戦するも、ゴーストの攻撃を受けて倒された。
余談
スーツはボイス・ロイミュードを改造したもの。
裏モチーフは恐らく『ロボット刑事』のカメレオマン。