データ
他言語版の名称
英語 | Passimian |
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イタリア語 | Passimian |
スペイン語 | Passimian |
フランス語 | Quartermac |
ドイツ語 | Quartermak |
韓国語 | 내던숭이 |
中国語 | 投擲猴(繁体字)/投掷猴(簡体字) |
概要
初登場はポケモンSM。
またアメフトもモチーフであり、攻撃モーションはまさにアメフトのそれである。
登場シーンも実にアクロバティック。しっかりアクロバットも覚えます。
「投げつける」と「猿」という安直かつストレートな名前のポケモン。だが何気にファイアローやフラージェスと違って発音も6文字分ある。カプ・コケコやタイプ:ヌルもそうだが、ポケモンXYからの文字数の拡張を活用したものは多い。
なお、ナゲツケザルと濁らないのは、打消しの意味に捉えられて「投げつけない」という意に解釈されることを防ぐためだと思われる。三猿の「見ざる言わざる聞かざる」と一緒だといえば分かるだろうか。
(似たような名前の「オコリザル」「ゴウカザル」などは打ち消しと間違えられない)
森で20~30匹ほどの群れで暮らし、ボスのナゲツケサルが群れを識別するためにその群れのマークを決める。その絆は非常に固く、決して仲間同士で裏切ることはないと言う。
しかし仲間呼びでやってくるのは何故かケララッパ。このせいで実は通常プレイで隠れ特性が手に入らない。
連携プレーが得意で硬い木の実を投げつけたり、木の実をパスして撹乱することもある。また柔らかい木の実を投げて目眩しをすることもできる。この連携プレーはボスが訓練して身につけさせるもの。かなりハードで、逃げ出すナゲツケサルもいるらしい。
またトレーナーに対し、投げ方を見て資質を見極めており、投げ方が悪いトレーナーの言うことは全く聞かない。
特性は新しい特性の「レシーバー」で、仲間のポケモンが倒された時にそのポケモンの特性を引き継ぐことができる。
仲間呼びでケララッパがやってくるのはその特性を活かす為と思われる。
『サン』バージョンのみに登場するポケモンで、『ムーン』に登場するヤレユータンとは対になっている。
性能
攻撃が120・HPが100・防御が90と物理方面に長ける。
やたら鈍足が多い第7世代のポケモンの中でもやや高めの素早さ80もなかなか魅力。
反面特殊方面は特攻40、特防60と弱い。
ただバランス自体はそこまで酷くなく、むしろ使いやすくなおかつ安定している。
立ち位置としてはいつぞやのこいつを彷彿とさせる。登場は遅いが。
癖があったり安定性の無い技ばかり習得する他の第7世代かくとうタイプと違い、高火力かくとう技「インファイト」をしっかり覚えてくれる。
他の技も必要最低限のものを取り揃えているものの、「投げつけ」と言う事かやたらボール系の技を習得できる。しかし前述の通り特攻は低い為覚えさせてもただのネタである……
その癖に「たまなげ」は覚えない。明らかに似合う気がするのに。
フェアリー対策は遺伝技・教え技の「アイアンヘッド」しかなかった…が、USUMでは「ダストシュート」も教え技で習得可能となった。
しかしその一方で、他のかくとうタイプと違い「かみなりパンチ」「れいとうパンチ」「ストーンエッジ」は覚えられない。
その為有利不利は結構はっきり出る。特にひこうタイプ。
長らく隠れ特性「まけんき」が解禁されなかったが、2019年3月28日にポケモンバンクにてヤレユータンとともに遂に解禁された。
これによりシングルバトルでも特性が発動するようになり、活躍の場が大きく開けたと言ってよい。
ダブルでも例えば流行りの「いかく」ガオガエンに対して同時出しすることで、特性を発動させて大きなプレッシャーを与えることができる。アイテム「ビビリだま」もあればなおよい。
ただし「まけんき」持ちかくとうタイプには既に自身より素早くキャラまで被るオコリザルがいるのが気がかり。
耐久と火力の高さはこちらが上なので、技の構成等でどうにか差別化を図りたいところだ。
関連タグ
他猿ポケ
オコリザル エテボース ゴウカザル ヤナッキー ヒヤッキー バオッキー
雷門太郎:猿がモチーフという点が共通しているアメフトの選手。