概要
本気(ガチ)でホモ(男性の同性愛者の事。性別は問わず、広義的な意味ではゲイ)な人の事。
ただし、その発祥や用法等から、多分にネタ的・揶揄的な意を多く含む語であり、まっとうな同性愛的要素を持つ作品には、ゲイ･ビアン等のタグを使用し、こちらはネタ的作品においての使用に留める等、区別するのが望ましい。 同性愛、ゲイ･ビアンの記事も参照のこと。
ガチホモ向けと腐向け（腐男子含む）の違い
ガチホモ向け作品と腐女子向け作品は明らかな違いが存在し、両者の間にはほとんど交流はない。要するに同じ男性同性愛をネタにしているだけで全くの別物である（ガチホモ向け作品と腐向け作品の両者を手がける絵師も稀にいるが）。
ただし男性であっても、腐女子向け作品を好む層もおり（腐男子）両者は完全に独立しているとも言い切れない。
男の年齢層
腐女子向け作品に登場する男子キャラは、おおむねハイティーンから20歳代の若者が多い。小学生や中学生（いわゆるショタ）、30歳代以上のキャラも珍しくはないが、主流とまではなってはいない。
いっぽうガチホモ向け作品の男子キャラは、年齢層の幅が広く、子供から老人に至るまであらゆる年齢層が性行為の対象となる。このことは以下に述べられている。体格や体毛といった身体的特徴にも影響を及ぼしている。
簡単にまとめると、「腐女子向け＝若者がほとんど」「ガチホモ向け＝全年齢」ということである。
体格
腐女子向け作品に登場する男子キャラは、筋肉質で縦長な骨格で細長く見える細マッチョで（ただし肩幅は広く描かれる）、頭（脳）は小さめで手足が長い、精悍な男性的なことが多い。近年は比較的リアル指向の作品もあるが、それでも概ね世間一般の「いい男」の範疇を出ない。対してガチホモ向け作品では、筋骨隆々としたゴリマッチョ体型やガチムチ体型、肥満体形などの人物が描かれることがある一方、頭が大きめで、ショタや、皮下脂肪がついて女性に近い体をした男の娘など多様な体型で描かれる
体毛
腐女子向け作品の男子キャラは、非坊主が多く、眉毛が細く目と眉の距離は近く、髭も剃っているか、ごく短く刈り込んでいて、こざっぱりしている。胸毛やギャランドゥも無いことがしばしばである。たとえオヤジが登場する作品でも、むさ苦しい体毛などもってのほかである。
ガチホモ向け作品では、髪は短く刈り込むことで描かれることがあり。濃い髭、フルフェイスであることも稀ではない。胸毛もギャランドゥも、腕毛も脛毛もボーボーであることもある。
一方、ショタ、男の娘などで女性と同じ髪型にしていることも多く、肌の質感も女性と同じように描かれ、目と眉の距離は離れていることが多い。
簡単にまとめると、「腐女子向け＝体毛は描かれない」「ガチホモ向け＝モサモサお肌から女性的なつるつる肌まで多様」ということである。
なお、ヒゲや体毛が省略されるのはFF10においてアーロンがワキ毛を省略されてたように腐女子向けに限った話ではなく、現実でも男性のヒゲ剃りが普及してるように広く見られることである。
性行為
腐女子向け作品では、キスや抱擁などが描かれるものの、結合まで描かれることは少ない。むしろ互いが相手に対して抱いている恋愛感情に焦点が当てられていることが多い。
翻ってガチホモ向け作品では、マッチョ系であれ男の娘系であれ結合こそ最大のテーマと言わんばかりにがっつり描写される。もちろん結合部位もしっかり描かれる。男の娘系の場合アヘ顔も描かれることもある。
簡単にまとめると、「腐女子向け＝観念的、感情中心」「ガチホモ向け＝即物的、肉体中心」ということである。
暴力描写
ヤクザ・殺し屋などの犯罪者が出てくる場合や、レイプなどの犯罪・暴力行為が書かれる場合、腐女子向け作品では往々にして現実離れした描写がなされるが、ガチホモ向けは比較的現実に即した描写がされる。
簡単にまとめると、「腐女子向け＝ファンタジー、抽象的」「ガチホモ向け＝現実的、具体的」ということである。
関連タグ
ニアホモ…腐ィルターでそう見えているだけで、実際にはブロマンスの関係性のこと。
ゲイ（同義語。ネタ的投稿でない場合はこちらのタグの使用を推奨する)
ハッテン場（専用の出会いの場)
JudasPriest ロブ・ハルフォード(メタル好きなら)
