あいまいさ回避
ギリシャ神話のゲリュオン
ゲーリュオーン、ゲーリュオネウスとも。三つ頭、六腕六脚の重装歩兵の姿をした巨人。海神ポセイドンとメデューサとの間に生まれたクリュサオルの子とされ、天馬ペガサスは叔父にあたる。双頭の魔犬オルトロスを飼っていた。
自らが飼っている牛の群れを獲りに来たヘラクレスを迎撃に向うもライオンの皮一枚(といっても刃を通さないネメアの獅子の皮)の装備しかないヘラクレスにいともたやすく敗北する。
DMC3のゲリュオン
巨大な重武装戦車を牽いて戦場を駆け抜けた名馬だったが、死後、魔界の瘴気にあてられた事で悪魔化してしまい、手が付けられなくなったのでスパーダによってテメンニグルごと封印された。
塔内の連絡橋で下級悪魔ごとダンテを轢き殺そうと襲い掛かるが橋が崩落、そのままコロシアムでダンテと激戦を繰り広げることとなる。
能力
クイックシルバー
時間操作系の能力。自分だけ早くなる、というよりは自分以外のものが遅くなる能力。戦闘中に黒い球体に触れると空間が歪み、ゲリュオン以外(すなわちダンテ)の動きが遅くなってしまう。
ゲリュオン撃破でダンテの能力として手に入る。相手の動きを非常に遅くすることができるが、非常に燃費が悪い。スーパーダンテ状態で使うと一方的に敵を蹂躙できる。
ドラゴンクエストのゲリュオン
豹の斑紋と牛の角、革の翼を持つ魔獣。色違いにウイングタイガー、ダークパンサー、リベリオン(3DS版移植で追加)がいる。
Ⅶでは中級モンスター職のひとつとしてゲリュオンに転職することも可能で、ここからアンドレアルを経由してプラチナキングかギガミュータントに転職できる。
ドラゴンクエストⅣにもPS版移植(2001年)の追加要素として登場。
その後ドラゴンクエストⅩ、モンスターバトルロードⅡなどにも登場している。
ファイナルファンタジーのゲリュオン
ファイナルファンタジー4のDS版移植(2007年)の追加要素として登場。
セシルたちに敗れたゴルベーザ四天王の怨念が合体した存在で、容姿と攻撃手段に四天王メンバーの痕跡が見られる。
元祖SFC版における復活四天王戦(ゼムスの記事参照)はリレー形式の連戦で、『四人で協力すると言いながら実際は全然協力していない』というツッコミが多数あり、それに応える形で登場したとも言われる。『無理に連携するくらいなら融合した方が早い』くらい足並みが揃わなかった、ともとれる。
その他
ミンストレルソング(2005年)にて、獣系ランク9として出現。
容姿はランク6のキマイラをベースとしており、頭が三つ生えている。