ブラック・ノワール
ぶらっくのわーる
CV:水原リン(現:真山亜子)
概要
アニメ「勇者特急マイトガイン」のラスボスで、「世界を狙う巨大な悪」の正体でもある。
実体が無く、スクリーンに映し出された映像でエグゼブに指示を与えていた。
パイロットごとロボットを洗礼し、再生能力を付加させる「魔のオーラ」を放つ。
この再生能力は簡単に言えばチートで、真っ二つにされても粉々に粉砕されても無限に再生する。
どんな強いロボットでも魔のオーラを消せない限り勝ち目はない。
最期
突風攻撃と衝撃波でマイトガインを追い詰めるが、魔のオーラに対抗出来る「イノセントウェーブ」を放つ吉永サリーが駆けつけたおかげで、魔のオーラが弱まって怯んだところを、全パワーを込めたマイトガインの連結動輪剣を受けて敗れる。
死ぬ間際に、「自らもまた、「巨大な悪」という名のゲームの駒に過ぎなかった」と悟りながら消滅した。
自らを三次元人と名乗ってはいたが、結局はブラック・ノワール自身も「三次元人という設定を与えられていた二次元人」という皮肉な存在であったのだ。
外部出演
スーパーロボット大戦シリーズ
流石に原作通りの「自称三次元人」設定そのままは難しかったらしく、「地球外文明によって作られた自称高位次元人の社会管理システム」として登場。ゲーム作品になったためなのか、(看破したキャラも含め)原作以上にメタ発言が目立つようになった。
『マイトガイン』初出演作品。
「V」世界は新正暦世界(ヤマト、クロスボーンガンダムの世界)、宇宙世紀世界(マジンガー、(クロスボーン以外の)宇宙世紀ガンダム、真ゲッター、新ヱヴァ、フルメタの世界)、西暦世界(マイトガイン、無敵シリーズ、コズミックイラ、ガンダム00、ナデシコ、クロスアンジュの世界)の3つがあるのだが、ブラックノワールはこの西暦世界の全ての悪党どもを操っていた張本人にほかならず、言うなれば西暦世界で発生した戦争、災厄、差別などは全て「自分に倒される咬ませ犬」であるヒーローパイロットたちの育成に他ならなかった、というスパロボシリーズ屈指の「それも私だ」ネタをやってのけた。
ちなみに「(第1作など例外はあるが)版権キャラはラスボスになれないジンクス」の通り、ラスボスじゃないです。
シンカリオンのコラボイベント『灯せ!!絆の進化理論』で設定自体を完全再現されることになった。マイトガイン本編終了後ダイノガイストと手を組んでシンカリオンを攫うためにコピーのブラックシンカリオンを使って暗躍する。ハヤトとセイリュウがダイノガイストを追ってマイトガインの世界に入るのだが、正確には『勇者特急』という名のゲーム内の世界である。想定外の出来事でブラックノワールがハヤトとセイリュウとウルトラレイカ-、勇者特急隊に追い詰められたとき、命乞いをしたダイノガイストに斬られるという末路をたどった。