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ACNXの編集履歴

2019-09-08 20:09:11 バージョン

ACNX

あーまーどこあねくさす

『アーマード・コア』シリーズの8作目 『ARMORED CORE NEXUS』の略称。

概要



2004年3月18日に発売(廉価版は同年の8月5日に発売)された『アーマード・コア』シリーズの8作目に当たる作品で、対応ハードPS2

キャッチコピー「アーマード・コア、新生! その意思が、すべてを変える」


メインストーリーを収録した「エボリューションディスクと、PSACのミッションをリメイクしたものや設定資料・オリジナル&アレンジBGM等のおまけ要素を収録した「レボリューションディスク」のディスク2枚組構成となっている。


他にもハンガーユニット、チューニング、操作方式の追加といった新システム(後述)を採用。

時系列としては『サイレントライン』の時代から約半世紀後の世界舞台としている。


新たに追加・変更された要素

操作方法がAタイプ・Bタイプの2つから選択可能

旧来からの操作方法(Bタイプ)に対し、新たに加わったAタイプの操作はFPSに近い操作方式となっている。


ハンガーユニット

ハンドガンブレード等の小型の武器を内部に格納可能なコアユニットが登場。

用と手用の武器をそれぞれ格納可能で、手持ちの武器をパージした際に自動的に装備される。


チューニング

ガレージ内でACのパーツをチューニングし、性能を上げる事が出来るようになった。

ただし、チューニングは有料であり、一度変更したパラメータは元に戻す事ができない。(初期機体用のパーツ以外は一度売却すればリセットがかかり、再度調整が可能となる)


マガジン制の導入

実弾系の武器は、各武器ごとに定められたマガジン分の弾数を使い切るとリロードが発生し、再装填の間に一時的な隙が生じるようになった。

マガジンによる給弾方式ではない筈のガトリング砲タイプの武器でさえも例外なくこのシステムが取り入れられている。


熱量に関する仕様変更

本作ではブースト移動時にも熱量が発生するようになり、オーバードブースト発動時の熱量も「OB発動時に一定の熱量上昇」から「徐々に熱量が上昇」に変更された為、過去作に比べてブースターを活かした機動戦闘が行いづらくなっている。

特にOB発動時にブースターを噴かすと膨大な熱量が蓄積され、一瞬にして機体がオーバーヒートを起こしてしまう。

また、オーバーヒート時は過去作とは異なり、エネルギーが減少した後にAPが減るようになっている。


強化人間の廃止

過去作では莫大な借金を抱えたり、特殊なアイテムを装備する事で強化人間となり、キャノン系の武器を構える事無く発射出来たり、エネルギーゲージが増加するなどの恩恵を受ける事が出来たが、本作ではプレイヤーが強化人間となる事は不可能で、一部のACのみが持つ要素となっている。


4人対戦時の環境の変更

従来のPS2シリーズでは2人以上の対戦にはi.LINK接続を用いており、ソフトも最低は2本を用意しなければならなかったが、本作では接続方式がLANに変更され、エボリューション&レボリューションの2つのディスクが同梱されている為、対戦時に必要なソフトも本作が1本あればすぐに4人対戦が可能。


ストーリー

人類が地上に進出してから長い年月が流れた。

復興を目指して新たに設立された「企業群管理機構(OAE)」は、生存基盤の安定と共に力を取り戻した各企業体の思惑によってその存在意義を失っていった。


その折、新興企業「ナービス」社が急速に力を伸ばし始め、「資源」と呼ばれる旧世代の遺物を発掘。

「資源」をめぐり、新たなる対立が始まろうとしていた。


登場人物

エボリューションDisc


レボリューションDisc


登場機体・兵器


問題点及び批判点

キャッチコピーに偽りあり

 『アーマード・コア新生』と、大々的に謳いながら、世界観そのものはアーマード・コア3の延長線に過ぎない為、パーツ自体は目新しさのなさに、一部ユーザーから「詐欺紛い」「変わったけど新生と言う程じゃない」と酷評された(この流れはACLRまで行われた為、結果的に『AC3からACLRに及ぶ数年間、3規格パーツを使い続けた』と言う、手抜きと言わざるを得ない状況になった。更にACNXの関連書籍には、手抜きを正当化する理論が記載されていた)。


熱量システムの変更

 過去の作品は『相手の攻撃で上昇する』『オーバードブーストで上昇する』程度だったが、あろう事か『ラジエーターの放熱量+格外部パーツの放熱量』>『ジェネレーターの発熱量+ブースターの発熱量』にならないと、普通にブーストを使用するだけでオーバーヒートしてしまう。

 これによりラジエーターの重要性は上がったものの、「そもそもまともに動かせない」の意見が大殺到した。


ロックオンシステムの変更

 AC3以降から可能になった『ダブルトリガー』を考慮してか、FCSの新項目に『並列処理能力』が追加された。

 この数値が高いFCS程、ダブルトリガーに適しているのだが、このせいで並列処理能力が低いFCS=産廃の図式が生まれた。

 又、並列処理の高いFCSの装備を大前提にしているのか、右腕銃が軒並みロックオン範囲が狭くなり、逆に左腕銃は広くなった為、ブレード使いからは「ブレードを持つのがより不安になった」ダブルトリガー使いからは「ダブルトリガーが使い難い」と、どちらの層から不満が上がった。


CPUには強化人間が残っている

 前述の通り強化人間が廃止されたが、CPUの特権として完全に廃止されていない。

 上述の熱量問題も相俟って、「CPUだけ卑怯」「廃止するなら完全にしろ」と叩かれた(尚、チートで強化人間プレイした人間曰く「とても快適に遊べた」「強化人間前提の難易度」と酷評された)。


外部リンク


関連タグ

アーマード・コア ACNB ACLR

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