「人間は、残らず殺す!」
データ
- 対象ヒューマギア/職業:オクレル/配達員
- 身長:197.9cm
- 体重:101.7kg
- 特色/力:爬虫類の絶滅種/ブーメラン(ブーメザン)
概要
『仮面ライダーゼロワン』第2話「AIなアイツは敵?味方?」に登場。
「来図輸送」という運送会社で働く配達員型ヒューマギア・オクレルが、爬虫類の絶滅種「クエネオスクース」の「ロストモデル」が内蔵されたクエネオゼツメライズキーをゼツメライザーに装填して変貌した、トカゲ型マギア。
姿は現生生物であるエリマキトカゲにも、翼を広げたドラゴンのようにも見える。
首回りに装備された『ブーメザン』を取り外し、近接攻撃や遠距離攻撃にも対応できる他、頭からはビーム弾を打ち出す。
トカゲに似た怪人なだけあり、スピードとパワー両方に秀でており、また、壁に張り付いての戦闘を得意とする。
劇中では使用しなかったが、他のマギア同様に有線接続で外部機器やヒューマギアへ干渉する事が出来る模様。
活躍
飛電インテリジェンス社屋へ配達に訪れていた所を迅にデータを改竄されて、迅の命令で飛電インテリジェンス社屋を破壊する為に社内に侵入してゼツメライズし、マギア化した。
ブーメザンを社内で投げ飛ばし、A.I.M.S.の不破諫と刃唯阿に狙いをつけて襲いかかるも、暴走を鎮圧する為に現れた飛電或人/ゼロワンと交戦する。すると、ゼロワンを暴走ヒューマギアと勘違いした諫達が放った銃弾でゼロワンが怯んだ為、その隙に逃走する事に成功。
その後、再び飛電インテリジェンス社屋に現れるが、A.I.M.S.によって被害の広がらない場所へ隔離され、過去の「デイブレイク」においてヒューマギアに襲われたことからヒューマギアへの怒りを燃やす諫が変身した仮面ライダーバルカンとの戦いに突入。
戦いは夜まで続く長期戦となったが、最期はバルカンが放った『バレットシューティングブラスト』を喰らって破壊された。
余談
- モデルの「クエネオスクース」は、横に長くせり出した肋骨が特徴的な有鱗類・キュネオサウルス類の爬虫類の一種で、三畳紀に生息していた生物。クエネオスクスとも呼ばれる。
- 現生生物にもよく似た特徴を有するトビトカゲというトカゲがおり、クエネオスクースも同様に肋骨に張られた飛膜を用いて滑空飛行を行っていたと考えられている。ブーメザンはこの飛膜をモチーフにしていると思われるが、クエネオマギアは飛行能力の類は使用しなかった。
- 後半の戦いの場となったコンテナ置き場にNYK Logisticsというホンダウィングマークに似たエンブレムの会社のコンテナがあるが、ホンダとは無関係の実在する企業(郵船ロジスティクス)の物である。
- 変身者が配達員なのは配達員の古称『飛脚』からの連想だろうか。
関連タグ
仮面ライダー電王:外見の色味や攻撃方法がどことなくソードフォームを連想させる(ブーメザンを肩につけた姿はガンフォーム寄りだが)。