概要
2001年8月8日生まれ(同期の賀喜遥香と生年月日が一緒)。アメリカ合衆国・カリフォルニア州出身、神奈川県育ち。身長165cm。
2018年に「坂道合同オーディション」に応募し、合格。乃木坂46の4期生メンバーとして芸能界入り(それ以前に、2017年に行われた「第3回AKB48グループドラフト会議」にて指名候補者となり、AKB48チームBの2巡目で指名されたが、両親からの反対などを理由に辞退していた)。
2020年に慶應義塾大学に入学したことを発表した。同年10月には、大学の先輩でもある山崎怜奈からバトンを託される形で、bayfmのラジオ番組『金つぶ』のアシスタントに就任した。しかし、学業を理由に翌年9月にアシスタントMCを卒業することとなり、彼女の後任は同期の柴田柚菜が務めることとなった。
2022年12月12日開催の「31stシングルアンダーライブ」福岡公演にて公演中に転倒し、前歯を強打したことで医者から「数日間の安静」との診断を受けたため、14日、15日の愛知公演及び16日、17日の大阪公演を欠席することとなった。その後、19日の神奈川公演には一部楽曲を除いて参加することができた。
2023年5月22日、同年6月30日を以てのグループ卒業と芸能界引退を発表した。4期生の卒業生は彼女が初となる。卒業理由については、ブログにて「新しい夢を見つけたから」と綴っており、卒業後は海外へ留学する予定とのこと。そのため、「32ndシングルアンダーライブ」がラストライブとなり、同年6月25日のオンラインミート&グリートがファンとの最後の交流の場となり、6月30日を以てグループとしての活動を終了した。
また、同日に卒業記念として、自身が企画・脚本を務める映画の制作と公開を発表した。公開日及び配信媒体等は2024年5月に発表され、短編映画『しあわせなんて、なければいいのに。』(60分)としてLenimoで5月17日から配信。
休業中の掛橋沙耶香、当時休業中だった林瑠奈、卒業・芸能界引退後だった早川聖来、撮影当日体調不良(後日本人が当時インフルエンザに罹患していたことをブログで公表。)で不参加となった松尾美佑を除く4期生12人が出演。
人物
愛称は、「ゆりちゃん」「ゆりハム」(後者は冨里奈央が命名。)
趣味は、空を見ることと散歩すること。散歩に関しては「何も考えずに散歩していたら、いつの間にか終点の17駅分くらいの距離を歩いていた」というエピソードを持つ。
英検一級を取得している。
また小説を執筆しており、いつか書籍化することを夢見ている。
このことがきっかけか、『乃木坂スター誕生!』のオリジナル楽曲として制作された『空の泣きまね』では作詞を担当した(作曲は掛橋沙耶香、ユニット名は「譚」)。
好きな映画は『風立ちぬ』。実写化されることがあればヒロインの里見菜穂子を演じてみたいとよく語っていた。
好きなキャラクターはドラえもん。こちらもいつか発明してみたいとのこと。
上述の通り慶應義塾大学に進学するほどの秀才であり、『Qさま』や『東大王』をはじめとするクイズ番組に度々出演しており、『東大王』では「新・漢字クイーン」と目されている。そんな秀才ぶりが注目される一方、超がつくほどのマイペースでありド天然というバラエティ要素も持ち合わせている。冠番組『乃木坂工事中』の4期生の運動神経測定企画では、50m走測定前後でのインタビューで、「すごく景色がキレイで、走れそうな気がします!」、「今日は走れる気分がして、気持ちが置いていかれました!」という常人では理解不能のコメントを残していた(このコメントを聞いたバナナマン・日村勇紀は、「何年後かにあの子バラエティを荒らしまくってる気がする」とコメントしていた。実際はクイズ番組を荒らしまくる秀才になったが…)。この超マイペースさやそこから醸し出される独特のゆったりとした雰囲気はメンバーからも「癒される」と好評である。
また非常に運動神経が悪い。50m走では10秒90というものすごく遅いタイムを叩き出した他、その他の競技でも最低記録を叩き出し、4期生の中では一番運動神経が悪い(しかしダンスに関しては例外であり、キレのある高いクオリティのダンスを披露している。これはバスケ等の球技はほぼ壊滅的にできないがダンスはむちゃくちゃ踊れるある先輩メンバーと同様である)。
祖父母が長崎県在住で、幼少期はよく遊びに行っていた模様。
賀喜とは上述した通り生年月日が一緒であるためすぐに意気投合し、よく遊んでいる。もっとも最近では賀喜に対する他の同期メンバーのアプローチが強いため、遠慮してしまいなかなか遊べていないようである。
林とはラップコンビを結成してよくリリックを書いており、YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」や『乃木坂スター誕生!』などで、そのゆったりとした口調からは想像もつかないような高速ラップを披露している。またユニット楽曲『アトノマツリ』では二人でラップパートを担当している。