概要
2002年11月20日生まれ、岡山県井原市出身。身長は154cmと160cm台がほとんどである4期生の中では矢久保美緒と並ぶほど小柄。
加入前から乃木坂46のファンで、2018年に、「坂道合同オーディション」に応募し、合格。乃木坂46の4期生として芸能界入り。(本人曰く、「オーディションに受かる自信はなかったけど、何もせずに後悔するより応募して後悔した方がいい」と思って応募し、1次・2次と合格していくうちに徐々に想いが強くなっていった。)
2019年に、9月発売の24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」収録の4期生楽曲「図書室の君へ」で初のセンターを務めた。2020年には、出身地である岡山県の企業のCMキャラクターに起用された。単独でのCM出演は初となる。同年放送された『ノギザカスキッツ』では、コントの1つである「保険ポリス」が人気を博した。2021年には、ひかりTVチャンネル+で放送されたドラマ「取り立て屋ハニーズ」にて、高橋ユウ、加藤小夏と共に主演を務めた。掛橋にとっては、これが初のドラマ主演となる。(※このドラマでは、同期の弓木奈於も出演していた。)また、同年3月に高校を卒業し、同年4月から大学に進学したことをブログで公表している。その後、同年9月22日発売の28thシングル「君に叱られた」では、初の選抜入りを果たし、2022年3月発売の29thシングル「Actually…」、同年8月発売の30thシングル「好きというのはロックだぜ!」でも連続で選抜入りを果たした。
2022年8月29日、「真夏の全国ツアー2022FINAL in 明治神宮」のアンコール中にステージから落下し、軽傷を負ったため、大事を取って30日、31日の公演参加を見送ることとなった。関係者によると、どうやらファンサービス中に足場がないことに気づかなかったらしくそのまま落下したとのこと。ただ、運営側も安全柵の設置を怠っていたこともあり、この事故は掛橋と運営側、双方の確認不足とコミュニケーション不足によって起こった事故だと思われる。
その後、9月3日に怪我の詳細が発表された。診断の結果、裂傷と打撲、一部骨折が見られることが公表され、一定期間療養することが発表された。そのため、トークアプリによるトークの送信等が機能しない状態が続き、トークサービスも一時休止となった。
その後、11月2日にブログを更新。
「まず初めに、今日まで私自身の言葉で説明しないまま活動を休止して沢山の方々にご迷惑をお掛けしていた事、大変申し訳無く思っております。」「約二ヶ月前に、ライブ中に転落して骨折・裂傷・打撲等の怪我を負った為、現在も治療に専念しております。完治するのはまだ先になります。」「あの日、私は転落して気を失って、救急隊員の方々の声掛けで目覚めた時に、冷静に状況を理解しました。理解した上での動揺はあったにしろ、病院に運ばれた後に入院して、日々治療を受けるうちに、怪我による痛み以上に、ただ生きていられた事に安心して泣くようになりました。こんなにも「当たり前」を有り難く感じられたのは初めてでした。」と当時の自身の心情とこの事故のおかげで「生きていること」「当たり前のこと」へのありがたみをあらためて感じる事が出来たことを語り、ファンの方々やメンバー、スタッフ、関係者の方々への謝罪と感謝の気持ちを綴った。
当然ではあるが、2022年12月発売の31stシングル「ここにはないもの」以降の活動は不参加となっている。
2023年4月2日、久しぶりにブログを更新し、これまで明かされなかった怪我の詳細を公表した。ブログによると、「顔の一部が骨折、2箇所を裂傷。歯も1本抜けて、周りの3本は折れて、神経の機能は停止」というかなりの大怪我だったことが明かされ、現在は「縫合した傷跡を目立たなくするための治療、歯の治療、表情筋のリハビリ等の治療中」とのこと。だが、復帰に対してはかなり前向きであり、「病院の先生方も優しくて、乃木坂のスタッフの方々も全力で支えてくださってるので、このまま引き続き完治に向けて頑張っていけたら嬉しいです。」とブログを締めくくった。
その後の運営からのアナウンスが「療養中」から「休業中」へと変化していることから徐々に快方に向かっていることが示唆されていた。
その後、2024年8月10日、久しぶりにブログを更新。これまで明かされなかった近影が公表されたことでファンも安堵した…かと思われたが同ブログ内で同月19日を以てのグループ卒業及び芸能界引退を発表。理由に関しては、休業中に海外に行く中で慈善活動に興味を持ったことがきっかけであり、卒業及び芸能界引退後は友人と共にアメリカ合衆国を中心に海外での慈善活動に専念するとのこと。19日にYoutubeで配信される卒業セレモニーがラストライブであり最後のグループ活動となり、同期に見守られながらアイドルとしての活動を終了した。(なお、セレモニー自体は事前収録済とのこと。)
人物
愛称は、おかけ、にょん。同期である4期生からは「さぁちゃん」、先輩メンバーからは「掛橋ちゃん」と呼ばれることが多い(樋口日奈など一部の先輩メンバーはさやかと呼んでいる。)
「沙耶香」という名前は、「『さやか』という名前は美人しかいない」という理由で父親が名付けた。
ちなみに、掛橋の両親は「魚屋茶屋」という居酒屋と「ボトムステーキ」というステーキ店を経営しており、ファンにとっての聖地となっている。
長所は、人にいじわるをしないこと。しかし、早川聖来や田村真佑といった同期の温厚なお姉さんメンバーに対しては、寝ているところをわざわざ起こして「寝れる時寝ときや!」と言って驚かせるいう結構タチの悪いイタズラをやっている。短所は、ネガティブすぎるところ。
趣味は、絵を描くこと。そこそこ上手く、冠番組『乃木坂工事中』でのお絵描き企画では、バナナマンの2人から褒められていた。
特技は、ギターを弾くこと。HoneyWorksの楽曲を弾けるようになりたいと思ったことがきっかけで、その過程でさゆりんご軍団と真夏さんリスペクト軍団がHoneyWorksとコラボした楽曲「大嫌いなはずだった。」を聴いたことで乃木坂46のファンとなった。『乃木坂工事中』に初出演した際は、「シンクロニシティ」を弾き語りで歌っていた。SHOWROOMでの個人配信では、この他にも乃木坂46の楽曲を数曲弾き語りで歌っていた。また、中学3年生の頃からは作曲も始めている。ジャンルとしてはチップチューンが多く、匿名で投稿したこともある。この特技のおかげか、「乃木坂46山崎怜奈とおはつちゃん」の企画内で、乃木坂46の歴代メンバーとしては初の作詞作曲を行い、「主人公」というタイトルの楽曲を1人で作り上げた。(現時点で音源化の予定は不明。いずれアルバムに収録されるのではないかとファンの間で期待されている。)また、『乃木坂スター誕生』オリジナル楽曲として製作された『空の泣きまね』では、作曲を担当した。(こちらも現時点では未音源化)
小学1年生から6年生までは空手を習っており、2年生の頃には道場の大会で準優勝したことがある。しかし、ブランクもあってか本人はこのことをあまり話そうとしていなかったため、あまり型を披露することに乗り気ではないようである。
犬を飼っており、愛犬の名前は中原幸二。どうやら、ファーストインプレッションで決めたらしい。
尊敬する先輩メンバーは久保史緒里、星野みなみ、与田祐希。久保は『乃木坂工事中』初登場回で担当となったこともあり仲が良く、星野は加入前から推しメンの一人として挙げ、バレンタイン企画では唯一星野にプレゼントしていた。与田も加入前から推しメンの一人として挙げており、『乃木坂どこへ』のドッキリ企画ではモノマネのネタの一つとして与田の顔マネを披露。その後、2人でカラオケや食事会に行くなど親交を深めており、上述の卒業もまず与田に相談したほど。
日向坂46のメンバー・髙橋未来虹と仲良くなりたいらしく、髙橋には自分の連絡先を教えているためこれから進展していくものと思われる。
金川紗耶とはさやか・さや繋がりで「さやちゃんず」というコンビ名がある。VTR QUEEN決定戦では2人で『スーパーマリオブラザーズ』などのレトロゲームをプレイし、上記のおはつちゃんでも2人で出演したこともあった。また、金川は初めて話した4期生は掛橋らしい。
1年遅れで加入した元坂道研修生組の新4期生とも仲良しであり、11人の中では絡む回数が多い。掛橋が11人と5人の距離を縮めたといっても差し支えないだろう。
黒見明香とは他の4期生メンバーがSHOWROOMで4期生相関図を作成する際に「この2人は仲良いよね」と言っており、相関図でもその関係が記された。黒見もブログで休養中の掛橋への思いを綴っている。
佐藤璃果とは「砂糖掛け」というコンビ名がある。2人で配信したSHOWROOMでは仲睦まじい様子がうかがえる。
林瑠奈は掛橋のことが大好きであり、ノギザカスキッツではベタベタしていた。SHOWROOMでも林が掛橋を溺愛しているシーンが見受けられた。
松尾美佑とは他の4人ほどのエピソードは無いが、掛橋は松尾と仲良くなりたいそう。松尾は後に元々他の人(おそらく櫻坂・日向坂に配属された坂道研修生の誰か)と一緒に過ごすことが多かったため、あまり互いに仲が良くなかったという新4期生の5人の元に一番最初に話しかけてくれたことを明かしている。
弓木奈於からは「あなただけは最初から普通に接してくれた」と感謝している。弓木の冠番組だったやみつきちゃんでも複数回ゲスト出演し、ドラマ共演もしている。話は噛み合うらしい(直後にそうでもないかもと言ってはいたが、彼女の天然っぷりを見るとそうなるのも仕方ないと思われる)。