「“ワノ国を開国せよ”!!!」
※この記事は単行本未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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概要
かつて光月家に仕えた九人の侍達の総称。ワノ国九里大名光月おでんに惚れ込み家臣となった侍達で構成されていた。しかし光月家は、四皇“百獣のカイドウ”と彼を船長とする百獣海賊団、そしてカイドウと手を結んだ黒炭オロチの侵攻を受けて壊滅の危機に瀕する。
主君である光月おでんと本丸であったおでん城を失い苦難の時を過ごすことになった彼らは、今ではその多くがおでんの息子である光月モモの助に仕えて反逆の機会を狙っている。彼らの目的は、国を支配するカイドウと黒炭オロチを討ち取り、“ワノ国を開国せよ”というおでんの遺言を実現することである。
なお、おでんが生きていた当時とは名前や姿が違う者や心変わりをしてしまった者もいる。現在は傳ジローのみが消息不明となっている。
元はならず者やその日暮らしの素浪人、海外からの漂着者達であり、おでんが花の都を追放されワノ国各地を巡った末、九里大名へと成り上がるまでの間に出会って押し掛け気味に忠誠を誓ってきた者達。
「都から来る堅物共より気心の知れたお前らがいい」とおでんが家来に取り立てた。
当初は寄せ集めのチンピラ気質が抜けきらず、領地の金欠を解決するために、おでんの恩人な筈の白舞大名康イエの屋敷から大金を盗もうとしたあげく取っ捕まるが、逆にその金を与えられ、「ゴロツキの家臣では主君の恥となる、身なりを整え、礼儀を学び、本を買い、学問を身につけろ」と諭され、将軍の行列のようだと評されるほど立派に仕える存在へと至った(おでんは自分が何したわけでもなく彼らが立派にしてくれただけとのことでいかに彼らが仕えるのを誇ったかが伺える)。
一覧
“狐火の錦えもん”
“夕立 カン十郎”
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能力そのものはすごいのだが、絵心が無いせいで完全な形での効果は見込めない。大きな筆を持っている。|
“霧の雷ぞう”
“残雪の菊の丞”
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アシュラ童子
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“河童の河松”
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傳ジロー
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“イヌアラシ公爵”
“ネコマムシの旦那”
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余談
原作943話の回想シーンにて、霜月康イエに捕らえられた赤鞘九人男らと共に、ワノ国出身の元白ひげ海賊団16番隊隊長イゾウに似た子供が登場しているが関係性は不明。
※イゾウはワノ国出身とされているため、この子供がイゾウではないかとの見方がある。なお、あくまで顔の様相が似ているとの意見があるだけであり、さらに子供の姿なため単に昔の菊の丞がイゾウに似ているだけなのではという見方もある。事実、錦えもんや雷ぞうも子供のころと今とではその姿形は大きく異なっている。
他イヌアラシとネコマムシは現在共に40歳で30年前の回想時は10歳の筈だが既に二十歳は超えてたと思われる錦えもんらとほぼ同じ背丈であった。
関連タグ
光月家
宿敵
協力者
※要注意※
この先、単行本未収録のネタバレ情報が含まれています!
ネタバレを嫌う方や単行本派の方などは、閲覧しないことをお勧めします。
余談で言及された男の正体は白ひげ海賊団隊長でワノ国出身のイゾウその人であった、
彼もまた光月おでんに惚れこみ家臣となった侍の一人(彼が赤鞘九人男の一員に数えられていたかは不明)。
なおお菊と顔が似ていると思われていたのも彼ら二人が実の兄弟であるがゆえである。