マカラ
まから
マカラ(磨羯)とはインド神話に登場する怪物で、神々の騎獣(ヴァーハナ)の一種。
概要
人間大の神々が騎乗できる程のサイズを持つ水棲の神獣または幻獣。
どちらも水と縁の深い神々である。
その姿・造形は一定していないが、主にワニや魚がデザインの主体になっている。竜同様に、ギリシャ神話のケートスがデザインの由来だとされる。
東南アジアでは魔除けとして門や建物にデザインされている。
黄道十二宮の一つ「カプリコーン」の漢字表記「磨羯宮」の磨羯とはマカラのことである。
本来は神話の生物なのだが、近年インド洋で象のような海獣が目撃されており、これがマカラなのではないかと言われている。
姿の例として
・単にでかい魚
・哺乳類のような足つきをした大蜥蜴
・地上の生き物のような前肢と象の長鼻を持つ魚
・ガビアルのような牙の並んだ長い口と魚の尾を持つ獣
などがある。