概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』(第5世代)に初登場したキャラクター。
研究テーマは「ポケモンの誕生とその起源」。イッシュ地方のカノコタウンに研究所を構えている。
従来の博士と同様、主人公に最初のポケモンとポケモン図鑑を託して、図鑑の完成を依頼する。
ゲームに登場するポケモン博士としては、シリーズ初の女性である。また、マグノリア博士およびその孫娘であるソニアが登場するまでは唯一の女性博士でもあった。
彼女の父親(アララギパパ)もポケモンを研究している。
「ハーイ!」が口癖の明るく溌剌とした性格の持ち主。アニメでは「あらら?」が口癖。(勿論シャレ)
しかしライブキャスターの会話では、用件を言わないで通信を切るなど、少し大雑把な一面も見られる。
博士としてはまだ駆け出しらしく、好奇心旺盛。
手持ちのポケモンはチラーミィで、『BW2』ではチラチーノに進化している。
マコモとは大学時代からの親友同士。『BW2』の主人公の母親も旧友に当たる。
また、『ポケモンGO』に登場するウィロー博士とも交流があるらしく、ゲノセクトを先行入手できるスペシャルリサーチにおいて、ウィロー博士がアララギ博士と思われる女性について言及する一幕がある。
容姿・特徴
丈が長めの白衣を纏い、膝上丈のタイトスカートを穿いている。靴はスニーカー。
年齢は不明だが、「ポケモンぴあ」のグラフィックデザイナー座談会のページでは、「アララギ博士は海外で働く30代の女性をイメージしてデザインした」と記されている。
他媒体でのアララギ博士
ポケットモンスターSPECIAL
ゲームと違って、かなり短気な大人の女性として描かれている。
特にチェレンとベルにポケモン図鑑埋めの旅を任せるその旅立ちの日に、ブラックが一人で勝手にポカブと図鑑1機を持っていき、残りのポケモン図鑑と研究所の玄関を3匹の喧嘩でズタボロにされたため、激怒し彼に旅を降りてもらおうとしていた。
だが、その後野生のクルミルに襲われたブラックが危機を乗り切ってポカブと心を通わせた姿を見て彼の旅を許した。
ただ、ポケモンリーグ出場の夢に向かって直走るブラックからの連絡は全くなく、旅立ちから何日も後にやっと電話連絡を受けた際は猛烈に怒っていた。しかし図鑑をしっかり埋めていることを認めリバティガーデン島調査の依頼を出した。
手持ちポケモンはチラーミィ。部屋や玄関の掃き掃除をしてもらっている。
父親のアララギ博士(アララギパパ)は別の場所で研究活動をしている。それぞれの研究所で特別なポケモンを3匹ずつ育成して比較する研究をしていたが、合計6匹の内のほとんどがプラズマ団関連の様々なトラブルに巻き込まれ、流れ付きと正式な譲渡によって6人の人物の手に1匹ずつ渡る事になる。