- 四大精霊のうち水を司る精霊。
- 『AQUA』・『ARIA』に登場する役職の一つ。
- 『ギルティギア』シリーズのキャラクター・ディズィーの翼に宿る守護プログラムのギ。詳細はディズィーの本項目を参照。
- 『WA2』に登場したボス。世界観の違う二人によって開発された。
- 『モンスターファーム』シリーズに登場するモンスター。
- 『テイルズオブシリーズ』に登場する精霊。
- 『ロマンシングサガ3』に登場する人物。
- 『ぷよぷよ!!クエスト』に登場するキャラクター。
- 『ドラゴンクエストシリーズ』にはイタリア語のオンディーナが出現。詳細はマッドロンを参照。
- 『claymore』に登場する人物。クレイモアで組織での順位はNo.11。
本項では独立記事が無い項目について記述する。
概要(精霊としてのウンディーネ)
錬金術の大家・パラケルススによって提唱された、四大元素を象徴するの精霊のひとつ。
ギリシャ神話に登場する精霊・ニンフが原形とされ、湖や泉などに住んでおり、その中を自在に泳ぎ回ることができるという。性別はないが、ほとんどの場合美しい女性の姿をしているといわれる。
四大元素の精霊には魂がないとされるが、ことウンディーネにおいては、人間と恋をしてそれ成就し、子供を授かれば魂を得られるとされた。しかし、愛する男性が水辺でウンディーネのことをけなすと、愛を失ったとして、精霊として元いた水辺へと帰らなければならないという。また、その愛する男性が別の女性に情が移った場合には、その女性を殺さなければないらないという掟があるらしい。
これがヨーロッパの文筆家の想像力を大いに刺激し、彼女らを登場させた恋愛物語がいくつも執筆されることとなった。
創作での扱い
原典と同様に麗しい美女の姿をした水の精霊として扱われることがおおく、場合によっては女神のような扱いをされることもある。
また、同じ水辺の美女である人魚と混同したデザインが成されることも多く、肌の色が青色にされることも多いが、スライム娘と同じ扱いとされる場合もある。
関連イラスト
AQUA/ARIAにおけるウンディーネ
ゴンドラの漕ぎ手を務める女性を指す言葉。漢字表記は「水先案内人」。
作中では、そのまま職業名としても通っている。
水の惑星であるアクアにおいて、船は重要な交通機関であり、その担い手として働く女性の漕ぎ手を、水の妖精であるウンディーネにたとえている。
数名単位で団体を作り、各団体がそれぞれウンディーネ専門の会社を設立している。なお、ある理由からどの会社も社長はネコが務めている。
しっかりとした資格体制も整っており、一人前のウンディーネになるにはそのための試験に合格し、雇用先の正規社員として認められなければならない。
関連イラスト
モンスターファームに登場する『ウンディーネ』
モンスターの一種。モンスターファーム2の図鑑によると、深海に潜む。戦いは好きではないが、苦手ではない。
聖剣伝説に登場するウンディーネ
余談
2では普通の礼儀正しい口調だったが3ではなぜか関西弁になっている。⇒SFC版・リメイク版
淑女的なのは、全シリーズ共通している。
上半身の衣服はシリーズによってハート型のヌーブラだったり、ベアトップだったりする。
『テイルズオブシリーズ』に登場する『ウンディーネ』
作品によって性格にばらつきがあるが、人魚のような外見という共通点はある。
『ロマンシングサガ3』に登場するウンディーネ
モウゼスの北を支配する玄武術士。仲間キャラクターのひとり。34歳。
同じくモウゼスの南を支配する朱鳥術士ボルカノとは、町の南北の境目にある死者の井戸に眠る術法を増幅するアイテム「魔王の盾」を巡って争っている。
バンガードの発進に欠かせない玄武術士を集めるには、この問題をどうにかして解決する必要がある。プレイヤーはボルカノのみを倒すか、両者を騙して魔王の盾を取った後和解へ持ち込むことで、彼女と協力関係を結ぶことができる。彼女を倒しても詰むことはないが、仲間に入れることはできなくなる。敵としては、状態異常がすべて通るため、技や術が整っていれば楽に倒せる。
エンペラーズサガ・インペリアルサガ・ロマンシングサガ リユニバースにも登場。主にボルカノと共に出ていることが多い。
上記シリーズを通し、ボルカノとは元々師弟関係であったことが仄めかされている。
またロマサガRSにおいては、キャラ一覧項目の詳細タブで「原作のその後」が記述されている。ボルカノの詳細タブとも併せて見ると良いかもしれない。