ゴッドイーター
ごっどいーたー
概要
ジャンルは「連携型ハイスピードハンティングアクション」。
突如出現した怪物「荒神(アラガミ)」によって崩壊した近未来を舞台に、唯一荒神に対抗しうる力をもった「神機使い(通称ゴッドイーター)」の活躍を描く。
所謂「狩りゲー」であり、同ジャンルとして知名度の高いモンスターハンターシリーズと比較される事もあるが、ストーリーに重きを置いた構成と、それに華を添える魅力的なキャラクター達によって方向性に明確な差別化が成されている。
シナリオが追加された「ゴッドイーターバースト」、グラフィックや各種システムがPS4・PS Vita向けにリメイクされ、さらにシナリオが追加された「ゴッドイーターリザレクション」がリメイク版としてリリースされている。
また続編として「ゴッドイーター2」、およびそのシナリオ追加リメイク版「ゴッドイーター2レイジバースト」がリリースされている。
2018年に続編「ゴッドイーター3」がリリースされている。
本作は「喰う」事をモチーフとしている事もあり、戦闘中にアラガミを喰らう事で一定時間ステータスが上昇するバーストモードが発動し、倒したアラガミを捕食する事でマテリアルが入手出来るなど、キーワードに関係するシステムが随所に盛り込まれている。
ゴッドイーターリザレクションにおいてはアラガミを喰らう「プレデタースタイル」が大幅にアレンジされており、各状況から好みのモーションの捕喰行動を取れるようになっている。
キャラクター
『GOD EATER』、『GOD EATER BURST』『GOD EATER RESURRECTION』を含む。
メインキャラクター
兵種:不明
武器:新型神機
声優:赤羽根健治、伊藤かな恵、粕谷雄太、鹿野優以、佐藤聡美、庄司宇芽香、田中大文、藤本たかひろ、森岳志、安田早希、牛田裕子、沖佳苗、織田優成、菊池こころ、小嶋一成、小松由佳、佐々木愛、島﨑信長、下地紫野、菅沼久義、田中一成、津田美波、野中藍、堀井茶渡、松原大典、三浦祥朗、三上枝織、宮本佳那子(男女各20種類から選択)
プレイヤー。ゴッドイーターの拠点であるフェンリル極東支部より、新型神機の適合者として招かれる。多くの仲間とともにアラガミ討伐の任務をこなしていく中で、巨大な陰謀にまきこまれていくことに。
年齢:26
兵種:不明
武器:旧型神機(ロングブレード)
声優:平田広明
第一部隊のリーダー。いい加減そうに見えるが仲間想いで、非常に人望が厚い。
年齢:21
兵種:衛生兵
武器:旧型神機(スナイパー)
声優:大原さやか
主人公の先輩。陽気で親しみやすい美女。高度な射撃の腕を持つ。
年齢:18
兵種:強襲兵
武器:旧型神機(バスターブレード)
声優:中井和哉
桁外れた実力を持つが、他者を拒み単独行動を好む。根は優しい人物。
年齢:15
兵種:偵察兵
武器:旧型神機(アサルト)
声優:阪口大助
主人公の同期。家族想いの明るく素直な少年。アニメ「バガラリー」のファン。
年齢:15
兵種:狙撃兵
武器:新型神機(ロングブレード・アサルト)
声優:坂本真綾
ロシア支部から転属となった新人。配属当初は高慢な態度をとっていたが、主人公との関わりの中で変わっていく。
年齢:不明
兵種:不明
武器:擬似新型神機(ショートブレード・アサルト)
声優:福井裕佳梨
真っ白な容姿が特徴的なアラガミの少女。独特の喋り方をする。食べることが好き。
年齢:不明
兵種:不明
武器:新型神機(ショートブレード・スナイパー)
声優:白石涼子
医療班所属の新人。謎が多い。
第二部隊
年齢:23
兵種:装甲兵
武器:旧型神機(ショートブレード)
声優:森岳志
防衛班班長。熱血な性格。ヒバリにご執心だが、デートの誘いは全て断られている。
年齢:22
兵種:強襲兵
武器:旧型神機(バスターブレード)
冷静で落ち着いた青年。真面目なあまり考え過ぎるところがある。
年齢:19
兵種:衛生兵
武器:旧型神機(ブラスト)
普段はおとなしいが、戦闘になると人格が変わる。爆発・放射による誤射が多い。
年齢:16
兵種:不明
武器:新型神機(バスターブレード・アサルト)
声優:名賀亜美
新人。攻撃重視の戦闘スタイルをとる。
第三部隊
年齢:18
兵種:偵察兵
武器:旧型神機(ロングブレード)
奇襲が得意。実力はあるが、良くも悪くも子供っぽい人物。
年齢:19
兵種:狙撃兵
武器:旧型神機(アサルト)
敵を毒攻めにする戦術の通り、毒舌で刺のある性格。金儲けに目がない。
年齢:22
兵種:狙撃兵
武器:旧型神機(スナイパー)
声優:佐藤聡美
精度の高い射撃が特徴。トリガーハッピーなところがあり、戦闘中の言動が病み気味。
年齢:17
兵種:不明
武器:新型神機(ロングブレード・スナイパー)
声優:島﨑信長
新人。堅実な戦闘スタイルをとる。
所属不明
年齢:17
兵種:狙撃兵
武器:旧型神機(ブラスト)
声優:藤本たかひろ
主人公、ソーマと任務に出た際、オウガテイルに喰われ死亡する。
年齢:不明
兵種:不明
武器:旧型神機(ブラスト)
声優:藤本たかひろ
仮面を被った正体不明のゴッドイーター。
その他
年齢:45
声優:小山力也
極東支部支部長。人類をアラガミの脅威から隔離する「エイジス計画」を推進している。
年齢:47
声優:楠大典
肩書きは「極東支部アラガミ技術開発統括責任者」、つまり科学者。マイペースな人物。
年齢:29
声優:田中敦子
第一~第三部隊の作戦指揮官であり、新人の教官。厳格な人物だが部下想い。
年齢:62
声優:森岳志
戦術指南役。元ゴッドイーターで、最初期のピストル型神機を使用していた。
年齢:17
声優:伊藤かな恵
オペレーター。ゴッドイーター候補者だが、今のところ適合する神機は見つかっていない。
年齢:18
声優:安田早希
神機整備士。若手だが熟練した技術を持つ。無茶ばかりする主人公を心配している。
年齢:50
声優:麻生智久
フェンリル所属の医師。アリサの主治医であり、新型ゴッドイーターについて詳しい。
フィールド
本作はシームレスフィールドを採用しており、モンスターハンターのようにエリア移動による退避が不可である。またアラガミのみが通れるケモノ道が存在する。モデルになったのは現・関東周辺。
贖罪の街(旧横浜市)
アラガミが出現した直後に、多くの人々が集まり身を寄せ合っていた都市の一角。
アラガミの捕喰によって巨大な陥没(かんぼつ)が点在する、都市機能を停止した街。狭い建造物内や広い屋外など、さまざまな地形が共存している広大なフィールドが特徴。広場が多いので戦いやすいが、ケモノ道も非常に多い。
鉄塔の森(旧小田原市)
近隣の都市に電力を提供していた発電施設跡。
地下水が浸食し、フィールド上には水辺が点在している。狭く障害物に囲まれているためハメられやすい。
鎮魂の廃寺(旧鎌倉市)
神仏にすがる人々が静かに暮らしていた隠れ里。
雪に覆われた風音が吹き荒れる廃寺は現在ではアラガミの住処になってしまっている。細い通路と入り組んだ障害物の連続で、正攻法での戦闘が難しい構造をしている。路地で戦うとアラガミの移動だけで死にかねない。
嘆きの平原(旧秦野市)
巨大な竜巻が発生し続ける平原。
上空は常に重たい雲が覆い、中央部は隕石が落ちたかのようにえぐり取られている。周囲では巨大なアラガミが目撃されているが、これらの因果関係は不明。調査が待たれる。とにかく広いのでアラガミの食事は極力阻止すべき。
ジーナさんの愛称でもある。
愚者の空母(旧横須賀市)
破壊され座礁した戦艦。
かつてアラガミ出現の混乱を利用し、空母を拠点にして略奪行為を行う一派がいた。彼ら略奪者と、それに抵抗する側との間で無益な争いが起き、衝突が繰り返されていた。しかしその最中、突如出現したアラガミの大群によって両陣営は瓦解する。湾岸に衝突した空母はそのままの形で残っており、今でも人の愚かさを物語っている。ほかのフィールドとは違い、橋と広場2つというシンプルな構造をしている。
煉獄の地下街(旧横浜市戸塚区)
マグマが湧き続ける地下街跡。
アナグラへの難民流入にも使用されていたが、マグマをも捕喰しようとしたアラガミの影響で危険区域と化す。漆黒の闇の中、マグマが湧き続ける姿はさながら地獄の様相に似ている。逃げられるとかなり面倒。アラガミがマグマ地帯にいるときにとどめを刺してしまい、涙した神機使いも多いはず。
神機(ジンキ)
アラガミに唯一対抗できる兵器。
本作の最大の特徴。刀身、銃身、装甲から為り、それらをカスタマイズすることで自分の戦闘スタイルに合わせた神機を作ることができる。
おもにバスター系、モルター系が得意とする破砕、
ショート系、レーザー系が得意とする貫通、
ロング系が得意とする切断の3つの攻撃タイプがある。
関連情報・メディアミックス作品
ゴッドイーターのメディアミックス作品は重大なネタバレをふんだんに含んでいる場合が多い。なので本編クリア後に手に取る方が賢明だろう。
GOD EATER 救世主の帰還
月刊少年ライバルで連載中の漫画作品。5巻で完結。作者は鳥山英司。
舞台は西暦2072年(ゲーム本編の翌年)フェンリルアメリカ支部。主人公は新型(?)ゴッドイーターのシルバで、ゲーム本編では登場しない槍型(2にて形に違いこそあるが登場)、ブーメラン型の神機やアラガミが登場する。
GOD EATER-the spiral fate-
Side-BNで連載していた漫画作品。全二巻。作者は斉藤ロクロ。
おそらくもっともネタバレが多いメディアミックス作品。
ゲーム本編の半年後を描いているので仕方のないことではある。なお、ゲーム本編での出来事は主人公の加賀美リョウが体験したことになっている(ちなみに彼はゲーム本編のように空気ではない)。
本編後、ソーマの叔父であるガーランド・シックザールが新たな支部長として極東支部に赴任してくる。彼が画策する陰謀に立ち向かう第一部隊の姿が描かれる。
GOD EATER 禁忌を破る者
ファミ通でダイジェスト連載された小説作品。特殊部隊アーサソールの動向を描く。作者はゆうきりん。
『アリサ・イン・アンダーワールド』『ノッキン・オン・ヘブンズドア』
アリサ外伝とも言える小説作品。作者は竜崎ツカサ。前者はロシア支部に居た頃のアリサを、後者は無印エンディング後とバースト追加シナリオの合間に起きた事件を描いた作品。第一部隊のリーダー(ゲーム内でいうプレイヤー)は神薙ユウ。本編で描かれなかったアリサの苦悩やロシアで彼女を支えた人々の様子が盛り込まれた良作。しかし多くの読者はオオグルマへの憎悪に煮えたぎることになる。
GODEATER;the summer wars
デジタルコミックのエイジプレミアムで連載された漫画作品。真夏のエイジス島を舞台に、ほかのシリーズとは違った明るめのテイストで描かれている。アリサのラブコメ編といった感じだが、GE2へとつながる事件を描いたストーリーでもある。リーダーは神薙ユウ。漫画はインフィニット・ストラトスの挿絵で有名なokiura。ユウへの想いに戸惑うアリサや、本編にはないお色気シーンも多分に含まれている。
GOD EATER -the 2nd break-
電撃マオウで連載されている漫画作品。上三作と同じく第一部隊リーダーは神薙ユウ。主人公はアリサ。詳しい時系列は「バースト」の三年後ということ以外は不明だが、「マルドゥーク」が登場することから2とほぼ同時期だと推測される。世界各地で起こる異常現象に立ち向かうアリサとソーマが描かれている。なぜアリサの服は露出度が高いのかが明かされているという点でも、非常に重要なストーリーである(但し、後に発売されたGE2製品版の差異の多さから、半ば黒歴史に近い作品であるが)。
2012年10月11日にニンテンドー3DSで発売された、バンナム、セガ、カプコンの人気キャラが一同に終結した多元世界ごちゃ混ぜお祭りSRPG。
本作からはソーマ&アリサがペアユニットとして、リンドウがソロユニットとして参戦している。
時系列はソーマの武器の色から考えて、おそらく「バースト」終了後だと思われる。必殺技の名前にニヤリとしたファンも多いことだろう。
そして、続編のプロジェクトクロスゾーン2では、新たにシエル・アランソン&香月ナナがペアユニット、アリサはソロユニットとして続投。ソーマとリンドウは残念ながら続投ならず。
テレビアニメ版
2015年7月から9月まで、TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、チャンネルNECO(日活系のCSテレビ局)、BS11、高知さんさんテレビ、テレビ愛媛、岡山放送、四国放送で、1話から9話まで放送。その後2016年1月と2月にTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11において1話から9話までの再放送を実施したあと、2016年3月に10~13話を「メテオライト編」として、再放送実施局に加えてチャンネルNECOで放送。
制作は2020年6月3日に脱税が報道されているufotable。監督・音響監督・脚本(第3話を除く)・全話絵コンテをゲーム内OPの監督を務めた平尾隆之が担当した。
アニメオリジナル主人公、空木レンカの成長と生き様を軸にした物語が描かれている。それと同時にオラクル細胞発見からの研究に関するエピソードを断片的に挿入している。また、アラガミの進攻によって荒廃した重い世界観を強く描く形となっており、作品全体の表現に映画的部分を取り入れている。
パッケージ主人公
↓ちなみにパッケージ主人公を作るには下記の通り
男性
ヘアスタイル:1
ヘアカラー:2
フェイス:1
スキン:1
トップス:3
ボトムス:3
ボイス:1
女性
ヘアスタイル:1
ヘアカラー:3
フェイス:1
スキン:1
トップス:7
ボトムス:7
ボイス:1
ゲーム内におけるゴッドイーター
対アラガミ用の武器、「神機」をつかってアラガミと戦う人達の事を指す。
一般には「神機使い」と呼ばれることが多い。「フェンリル」と呼ばれる組織に属しており、中には「クレイドル」や「ブラッド」といった特殊な任務や研究に携わる部隊も存在する。
服装に関してはあまり厳しくないらしく(正式な制服自体は支給される)皆思い思いの服装で活動している。
腕に大きな腕輪をしているのが特徴。この腕輪には偏食因子(オラクル細胞の捕食傾向を操作するもの)を定期的に投与する機能があり、これによって神機使いは自分の神機に捕食されることなく使いこなすことができる。(ただし自分に適合している神機のみ)
他にもバイタルチェックを行う機能や、通信機能など様々な機能が組み込まれており、神機使いにとっては生命線とも言うべき役割を果たしている。
実質体内にオラクル細胞が投与されているも同然なので、身体能力は高い。
しかし何らかの理由で自身のオラクル細胞が活性化し、それを制御できなくなると自身がアラガミ化してしまうという危険性も孕んでいる。
そうして命を落としたゴッドイーターも少なくなく、そうなった場合は腕輪がドッグタグの代わりとして扱われる。