概要
カプコンの『モンスターハンター』シリーズに代表される、巨大なモンスターなどを討伐するアクションゲームの総称である。
いわゆる3Dアクションゲームの一種で、モンスターの狩猟などを主な目的とし、敵から得られる素材を集めて自分の装備や仲間を強化するといった特徴をもつ。オンラインで他のプレイヤーと共闘してモンスターに挑めるシステムを備える作品も多い。
ハンティングアクションの源流は『ファンタシースターオンライン(PSO)』であるといわれる。PSO、MHとも、初めはネット上で仲間を探して行うオンラインゲームとして世に出たが、両作品とも、3D描画を行うことが出来、複数人で通信プレイが可能であるということからPSPに移植されることになる(PSPo、MHP)。これらのヒットにより、ハンティングアクションは携帯ゲーム機向きのジャンルとして定着していくこととなった。
一部作品は海外進出も果たしているが、海外ではこのジャンルはアクションRPGとして捉えられるようで、当該作品のSteam版が存在する場合、SteamでRPGのジャンルで検索すると出てくるものもある。
主な作品
後に多くのフォロワー作品を生み出す事となった。
外伝作品としてモンスターハンターストーリーズや、オンライン専用であるMHFなどの作品も登場した。また、MGSPWとのコラボではギアレックスというオリジナルモンスターが登場している。
近未来を舞台に、人類とアラガミの闘いを描いたゲーム。退廃的な世界観とハイスピードなアクションが特徴で、「神機」と呼ばれる近距離武器・遠距離武器・ガードの即座な切り替えが可能な武器を用いる。タイトルの通り、ミッション中に倒したアラガミを神機で捕食することで素材が手に入り、生きたアラガミに捕食を行うと一定時間ステータスなどが強化され、戦況を有利にすることができるなど、他作にはない独自の要素が楽しめるタイトルとして人気を集めた。
モノノフという組織に属し、里を守りながら鬼を祓うことをテーマとした作品。鬼祓いの際に獲得するハクが通貨となっており、装備の強化や購入などに必要となる。様々な武器種と豊富な戦闘スタイルにより、幅広い戦術が特徴で、スタミナやモーションのスピードに特化した「迅」や、敵を拘束する「隠」など多岐に渡る。大型の鬼は尻尾や腕など破壊できる部位が多いが、すぐに再生してしまうため鬼祓いによって阻止することが戦闘の要となる。
「真実のファンタジー」「犠牲と代償」をコンセプトに、魔法使いとなって巨大な魔物を倒すために自身や仲間を犠牲にしてまでも戦うアクションゲームとなっている。使える魔法は遠距離攻撃だけでなく、近接武器の生成や地形に影響するものなど様々であり、それらを組み合わせて使うことも出来る。また、リニューアル版のSOUL SACRIFICEDELTAが発売された。
荒廃した未来の地球を舞台にアブダクターと呼ばれる生物兵器の排除や一般市民を救出し、生まれながらにして懲役を科された主人公たち「咎人」の自由をかけて闘う。特殊兵装「荊」による立体的なアクションをすることが出来る。
王国に侵攻してきた巨人族を倒し、平和を取り戻すために傭兵となって戦う作品。PSVitaにて完全版となるラグナロクオデッセイエースがガンホーから発売された。
スクウェア・エニックスのトレーディングカードアーケードゲーム「ロードオブヴァーミリオン」の世界観を受け継いだ、中世ファンタジー的な世界観を持つゲーム。FFシリーズから一部のモンスターがゲスト出演している。
ニンテンドーDSで発売された。ウルトラシリーズの世界観を踏襲しており、怪獣が敵として現れるが、ウルトラ戦士達は登場せず、主人公達は怪獣の住む星々を巡り、銃や剣を使って怪獣に挑むことになる。後に完全版の怪獣バスターズパワードが発売された。