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概要編集

トレーディングカードゲームの一種。「アーケード用TCG」とも。その中でも、ゲームセンターや地域商業施設のゲームコーナーにあるアーケードゲーム筐体を使って遊ぶ事の出来るものを指す。


基本的にはゲームをすれば必ず一枚(ゲームによっては複数枚。ただし貰えるカード数は1プレイにつき常に同じ)カードを貰えるシステムになっている。これはゲーム内容によってカードを貰う枚数を変動させてしまうと、カードが「景品」になりゲームそのものがプライズゲーム(商品のあるゲーム)の扱いとなってしまい、設置場所が限られてしまう(特定の商業施設に置けなくなる)ため。このテのゲームの筐体は、基本的にはゲームをするためのカードの自動販売機という扱いになっている。


コードオブジョーカー』のようにTCGの形式をとりながら、データとしてのみ存在する形式もある。


カードの材質と製法編集

当初から長らく工場で印刷されたカードを筐体内にセットし、排出するという形式であった。2012年からは、オレカバトルのような、ロール状の写真用光沢紙を用いたプリクラに近い形式の作品が現われる。

写真用光沢紙にカード内容を印刷し、ロールからカットしてカードにする、というものである。アイカツフレンズ!キラッとプリ☆チャンのようにシリーズの途中で工場印刷の紙カードからこちらに移行する例もある。

基本的に児童を主な対象とする作品で用いられる形式だが、『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ~after school ACTIVITY~』のようにハイティーン以上をターゲットとした作品でも類例がある。


2014年7月より稼働の『ヒーローバンクアーケード』は通常のカードのような厚みのあるカードに印刷する、という形式の皮切りと言える。

三国志大戦』シリーズは2016年12月21日稼働の『三国志大戦4』から、実在のサッカー選手をモチーフとする『WCCF』は2019年3月14日稼働の『FOOTISTA』から、こうした固い紙カードに印刷する形式に移行している。

2016年4月26日開始の『艦これアーケード』、2018年7月26日開始の『Fate/Grand Order Arcade』は当初から固い紙カード印刷の作品としてスタートしている。2018年7月26日稼働開始の『オンゲキ』には稼働当初から別のマシン「カードメイカー」で固い紙カードを印刷することが可能。

「カードメイカー」はその後、CHUNITHMにも対応している。

2019年からはコナミのアーケードゲームと対応して物理カードを発行、連動できる「カードコネクト」が稼働している。


一覧編集

学生~大人層向け編集


児童向け編集


関連タグ編集

トレーディングカード アーケードゲーム


セガ:黎明期にこのジャンルを主導したゲームメーカー

バンダイ財団B):データカードダスのメーカー

タカラトミータカラトミーアーツ

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