曖昧さ回避
北欧神話の神。
創作物におけるキャラクターや兵器等にもヘイムダルの名が使われている。
- 漫画『魔探偵ロキ』の登場キャラクター。
- RPG『ゼノギアス』に登場するギア・アーサー(巨大ロボット)の1機。
- SLG『R-TYPE TACTICS』シリーズに登場する艦艇。
- RPG『グランブルーファンタジー』に登場する星晶獣。→ヘイムダル(グラブル)
北欧神話におけるヘイムダル
神の国アスガルドへの入り口を見張る神。
ミッドガルズからアスガルズに渡る虹の橋ビフロストを守り、
ビフロストの近くにヒミンビョルグという館を構える。
「白い神」と呼ばれ、元はフレイやフレイアと同じくヴァン神族であったようで、
ヴァン神族としての未来を読む力を有する。
小鳥よりも少ない眠りしか必要とせず、草の伸びる音も聞き分ける耳、夜間でも100リーグ(約556km)離れた場所の僅かな動きも見る眼を持ち、昼も夜もアスガルドを守っている。
人間の3つの階級である奴隷、農民、王族、をもたらしたリーグ神と同一視されている。
神々にラグナロクを告げる角笛・ギャラルホルンを持つが、普段はヨーツンヘイムのミーミルの泉に隠しているという。
そのラグナロクにおいて、神々を欺いた悪神ロキと刺し違えた。
『魔探偵ロキ』におけるヘイムダル
普段は東山和実を名乗り小学生の少年の姿をしているが、正体は真実や未来を見通す千里眼を持つ北欧神、光の神ヘイムダルである。
ロキに右目を取られた事で彼の事を激しく憎んでいるが、おそらくは原典と同一人(神?)物を想定していると思われる。
『ゼノギアス』におけるヘイムダル
シタン・ウヅキが劇中で最初に搭乗するギア。
バルト率いる海賊組織が戦力を集めるべく発掘作業を行った際、バルトの乗機となるブリガンディアと共に発掘されたギアの一つである。
海賊組織のパイロットでも持て余す程のピーキーな性能であった為、長らく動かせる人間がいないまま格納庫に放置されていたが、海賊のアジトがゲブラーに襲撃された際にシタンがこれを乗りこなし、以後彼の乗機となった。
本来は偵察・索敵や砲撃戦向けの機体らしく、多数のセンサー類により特徴的な頭部の形状をしている。
物語後半でシタンがE・フェンリルに乗り換えてからは暫く運用される機会に恵まれなかったが、デウスによってE・フェンリルのアニマの器が抜き取られ、起動出来なくなった際に再び用いられた。
なお、その際には貴重な『刀を持ったヘイムダル』を見る事ができる。
『R-TYPE TACTICS』におけるヘイムダル
地球連合軍が保有する宇宙戦艦であり、形式番号はUFBS-010。
退役間近の老朽艦であったが、バイド撃滅作戦の発令に伴い、現役に留まる事になった。
艦首(4つの穴が開いている箇所)にブルドガング砲(陽電子砲)、甲板上にはギャラルホルン砲(大型ミサイル)を搭載し、艦橋付近には直進レーザーを放つ主砲が数基配置され、艦の両側に張り出したバルジ(?)には追尾式のビーム砲を搭載している。
ユニットの搭載数はグランゼーラ革命軍のヤールンサクサ級宇宙空母には及ばないながらも戦闘機型のユニットを最大5機まで収容可能で、補給や修理等を行う事が出来る。
本艦の後継艦にはUFBS-011テュール級が開発されており、更に旧来の戦艦とは異なる思想を元に建造された新造艦・UFBS-AE1ヨトゥンヘイム級も少数ながら実戦投入されている。