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概要編集

ラテン語でを意味する言葉。厳密には1人の男神を表す。

ラテン語が用いられていた地域がキリスト教化すると、宗教上では専ら、キリスト教の神を指す語となっていった。

キリスト教化された地域の言語での「神」が唯一神をさす固有名詞として扱われる(例:GOD)という、いつものパターンの一つである。

キリスト教が伝来した当初の日本においてもキリスト教を揶揄してデウスをひねって「大うそ」と呼ばれるようになるのはその象徴的な例である。


キリスト教以降、異教時代のデウスは古典やそれを題材にした芸術や研究、デウス・エクス・マキナのような用語においてのみ表記されることになった。

関連編集

ギリシャ神話ローマ神話 オリュンポス十二神



ゼノギアスのデウス編集

メイン画像になっているのはこのデウスである。

物語の核心にふれる存在なので、ネタバレ注意。











デウスでございます

遠い昔、度重なる星間戦争を終結させるために生み出された戦略統合システム、そしてその一部である生体兵器。

正式名称は恒星間戦略統合兵器デウスシステム。


攻撃と防御を担う「デウス」本体、エネルギーの発生・充填を担う事象変移機関「ゾハル」、そしてこの二つを統括する生体電脳「カドモニ」からなる。

さらにこれらが納められた直径80キロメートルにもなる戦略制圧母艦メルカバーが外殻と、移動手段として機能する。


元々から圧倒的な戦闘能力を持つだけでなく、際限なく学習し成長し続けるという悪夢のような性質を持つ。

破壊は惑星単位で行われ、現地の生物と機械を吸収し、自己修復しながら惑星を壊滅させる。

デウスが活動を休止するのは、惑星が滅び、吸収する有機物が無くなった時である。

デウス本体だけでなく、端末である「アイオーン」も脅威であり、アイオーンはデウスの生体パーツから無限に作り出される。


ゼノギアスの物語は分解状態でエルドリッジに収容・輸送されていたデウスが突如起動する所から始まり、それから一万年後、カレルレンの暗躍で復活したデウスを倒す事が最終目的となる。即ち本作の「始まりと終わりを司る者」である。


ゼノブレのラスボス(ウソバレ)

最終局面ではすべてのギア・バーラーに加え、エリィとミァンを取り込んだことで上記画像の姿へと移行。こちらはコアであり、ラストダンジョンは巨大なデウスが地表に寄生する形で出現している。


同作のラスボスとして立ちはだかり、パーティー全員に一撃で戦闘不能に追い込む『Q極Z対(きゅうきょくぜったい)破壊』等、恐ろしい技の数々と圧倒的なステータスでプレイヤーを苦しめるが、事前に分身である四柱神を倒すことで弱体化させることが可能。


なお、設定画・準備稿には「ヤーヴェ」と書かれているが、幸か不幸か採用されなかった。また、ゼノサーガにおいてはデウスの前身的存在である「プロトオメガ」が登場する。更にゼノブレイド2では、デウスと同じく古代人たちに作られた惑星破壊兵器アイオーン・デバイスが登場した。


関連項目編集

ゼノギアス ゼノサーガ ゼノブレイド2

デビルガンダム:オマージュ元と思われる悪魔の機体。

ラヴォスクロノクロスではデウスのオマージュとして「時を喰らうもの」という生物に進化した。

メツ(ゼノブレイド2)

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