「デカブレイク、それが本当の名前か?いい名前だ!姶良鉄幹よりずっとずっといい!」
CV:清川元夢(幼体、クレジットは「エイリアン客」)→松野太紀(成体)
概要
元々は名無しの酔っ払いエイリアンとしてタイラー星人ダーデンの開いたイリーガルマッチの観客として登場していた。だがそこで女装して潜入していたテツに一目ぼれし、一途に思い続けていた。
しかし丁度幼体から生体に成長する蛹の時期に入ったためカメラが仕込まれた不気味な人形をデカベースに送り、テツを監視していた。なおアモーレ星人は地球人と美的感覚が違うらしく、不気味な人形もバーチョからしてみれば可愛い人形を送ったつもりなのである。
そして成長すると同時に白鳥スワンに化けたテツの前に現れ求愛。テツが男であることを知るがアモーレ星人は雌雄同体であるため関係ないと(それ以前に性別を理解していなかった。また、彼らは恋愛に並外れた熱意を抱くため種族の違いもあまり意味がない模様)あきらめず、デカブレイクに変身したテツの反撃にあうがトルネードフィストを回避、エレクトロフィストとファイヤーフィストを無効化するというとんでもない戦闘力を見せつけ、最終的に彼を拘束した上で、その唇を奪ってしまった。
その後、エンディングのミニコーナーで新年のあいさつをするデカレンジャー達の後ろで未だにテツを追いかけまわしており、結局この年のテツは除夜の鐘が鳴り響く中、バーチョに抱かれながら年を越すという散々な形で新年を迎える羽目になったのであった。
その後の動向は不明。だが元々悪意はなかった上、他のアリエナイザーと違って破壊行為や殺人は行っていないため逮捕または厳重注意止まりと思われる。
余談
パワーレンジャー・S.P.D.では何故だか敵として登場する。
幼体時のマスクは『激走戦隊カーレンジャー』のJJジェットンの改造。
名前の由来はスペイン語でそれぞれ「愛」と「キス」を意味する「アモーレ」および「バッチョ」から。
幼体時の声を担当した清川元夢氏はEpisode.42にてミノモ星人モンテーン教授の声を担当しており、スーパー戦隊シリーズへの出演は『未来戦隊タイムレンジャー』の愉快犯ゴウガンの声以来4年ぶり。
成体時の声を担当した松野太紀氏は『忍風戦隊ハリケンジャー』にてシュリケンジャーの声を担当しており、同シリーズへの出演は『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』での同役の出演を含めて4年連続となる。また、次作『魔法戦隊マジレンジャー』では冥獣人グレムリンのガリムの声を担当した。
関連タグ
ジェラシット…恋愛対象相手への激情&ギャグキャラながらも高い戦闘力を持った戦隊怪人の後輩で、彼も最終的には生存している。