概要
「水戸線」を名乗っているにも拘わらず、水戸市内に「水戸線」が存在しないのは、水戸駅に最初に乗り入れたのがこの水戸線で、のちに友部駅から東の区間を現在の常磐線に編入したという歴史的経緯から来ている(なお後述の通り水戸市内を「水戸線の電車」が走っている)。
路線総延長:50.2km
駅数:16
電化区間:小山駅付近 直流1500V~(小山駅 - 小田林駅間交直セクション)~小山駅 - 友部駅 交流20,000V 全線電化
全線単線(交換可能駅は結城・川島・下館・新治・岩瀬~笠間)
運転形態
全列車普通列車で、使用車両はE501系(5両編成)、E531系(5両編成)(E531系は2015年2月から運用開始、それまでは2006年と2007年のみ暫定運用とたまに代走に就くこともあった)。
基本的には小山~友部間の線内折返し運転と水戸・勝田(上り朝夕それぞれ1本、下り朝1本のみ高萩発着)(2014年3月までいわき発着もあった)までの常磐線乗り入れ列車(基本的には常磐線内でも「水戸線の電車」として扱われている)が運転されているが、小山~下館間の区間運転の列車も存在する。
駅名について
水戸線には、2012年シーズン現在現役のプロ野球選手の苗字または登録名と同じ名前の駅が多数存在するという、変わった特徴も持っている。
小山(伸一郎/楽天・但し読みは「こやま」)・川島(慶三/ヤクルト、亮/楽天)・大和(前田大和/阪神)・岩瀬(仁紀/中日)・福原(忍/阪神)・稲田(直人/楽天)がこれに該当する。