概要
茨城県の結城駅(現役)
島式・単式の2面3線の地上駅。
小山駅と友部駅を除く水戸線の途中駅では唯一の橋上駅でもある。駅北口に結城市民情報センターがあり、館内にはゆうき図書館がある。
結城市は旧令制国でいう「下総国」の最北端に位置し、「結城の紬」の名でよく知られる通り、古くから織物産業の盛んな土地でもあった。現在は隣の栃木県小山市のベッドタウンでもあるためか、当駅の利用者は小山方面への通勤・通学がほとんどである。
岐阜県の結城駅(廃止)
いわゆる「岐阜線」と呼ばれる名鉄600V線区は2004年度末限りで全廃されたが、谷汲線はこれに先立ち、2001年限りで揖斐線黒野~本揖斐間ともども廃止になっている。
この中でも結城駅は利用客が一日あたり1~2人のみと非常に少なく、1990年の廃止時には、停車する列車は朝夕の登下校時間帯に数回のみとなっていた。
駅名は現在も駅跡地付近に鎮座する結城神社に由来する。当時は、いわゆる「平成の大合併」以前だったため揖斐川町はなく、合併前の谷汲村に所在していた。
1面1線の地上駅で、無人駅でもあった。