概要
当駅を始発・終着とする普通列車は多く、取手駅とともに茨城県南部のJRの拠点として語られることが多い。『休日おでかけパス』の常磐線の北限。
特急列車については、ときわ(旧・フレッシュひたち)全列車およびひたち(旧・スーパーひたち)の一部が停車する。
また、当駅も圏央道神崎IC~大栄JCTが開通し、常磐自動車道と東関東自動車道が繋がった後、つくば駅と同様に高速バスの利便性が向上しているので、柏駅や北総線の利用者減少も懸念される。
常磐線を『京浦都市線』に改称しようとしていた動きはだいたいこいつのせい。
当駅西口からは同市に本社を置く関東鉄道の一般路線バスと、JRAの美浦トレーニングセンターなどに向かうJRバス関東の一般路線バスが発着している。一方、東口発着の一般路線バスはほとんどなく、高速バスと企業・学校等の送迎バスが主に発着する。
駅直結のイトーヨーカドーは閉店後紆余曲折を経て市役所になり、市立図書館もこれまた駅直結なので土浦市の中枢機能が集中しつつある。
駅構造
単式ホームと島式ホームを1面ずつ備えた、2面3線の地上駅。
つくばエクスプレスとの競合区間はここまでなので、特に上野駅及び品川駅発着の電車に当駅折り返しが目立つ。
国鉄分割民営化前は島式ホーム2面4線で、現在の1番線の西側に筑波鉄道の専用ホームがあった。
※1番乗り場の発車メロディーは「キラキラ星変奏曲」。
※2・3番乗り場は土浦市イメージソング「風の贈り物」。作曲者は南こうせつ。
隣の駅
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は15,596人である。
- 茨城県内の常磐線では水戸駅、取手駅に次いで3位。
- 茨城県内全体でも水戸駅、取手駅、守谷駅、つくば駅に次いで5位。
- つくばエクスプレス開業後、減少傾向にある。
利用状況比較表
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 |
---|---|---|
2008年(平成20年)度 | 17,277人 | 34,554人 |
2009年(平成21年)度 | 17,053人 | 34,106人 |
2010年(平成22年)度 | 16,497人 | 32,994人 |
2011年(平成23年)度 | 16,055人 | 32,110人 |
2012年(平成24年)度 | 16,233人 | 32,466人 |
2013年(平成25年)度 | 16,236人 | 32,472人 |
2014年(平成26年)度 | 15,928人 | 31,856人 |
2015年(平成27年)度 | 16,233人 | 32,466人 |
2016年(平成28年)度 | 16,057人 | 32,114人 |
2017年(平成29年)度 | 16,004人 | 32,008人 |
2018年(平成30年)度 | 16,124人 | 32,248人 |
2019年(令和元年)度 | 15,596人 | 31,192人 |
余談
当駅は霞ヶ浦の最寄り駅だが、茨城県内には霞ヶ浦を冠した駅そのものがない。
ただし「霞ヶ浦駅」自体は三重県四日市市に所在し、近鉄名古屋線の駅である。
鉄道開業150周年スタンプラリーのスタンプはなぜか筑波研究学園都市だった。
関連項目
常磐線 取手駅 藤代駅 佐貫駅 牛久駅 ひたち野うしく駅 荒川沖駅 水戸駅 勝田駅 駅 JR東日本