概要
茨城県日立市にあるJR東日本常磐線の駅。1897年に「助川駅」として開業ののち、1940年の日立市市制施行に伴い現在の「日立駅」へ改称した。なお、「日立市」の市名そのものは、日立の地(日立村)で創業された「日立製作所」「日立鉱山」から来ており、起源は地名ではあるものの「日立製作所」「日立鉱山」で全国に知られていることがきっかけでこの市名となっている(豊田市の場合とは多少異なる)。
旧駅舎の中央口と海岸口は独立していた。
旧中央口駅舎はタービン動翼のモニュメント真後ろのもっと北側にあり、通路は段差が存在しホームの端に階段が位置していたため慢性的な混雑の原因にもなっていた。
旧海岸口駅舎ももっと南側に位置しており、現在その場所はそのまま「駅レンタカー日立営業所」として使われている。
令和現在は、透明ガラス貼りの建物が印象的な駅になっている…が、開業時期が震源地も近いかの東日本大震災と重なってしまった不運が発生したために開業予定が遅れてしまった経緯を持つ。このため海岸側ロータリーに津波非常階段も新設されている。
新駅舎建て替えに伴い改札口は端に乗客が密集しないよう南側へ寄せられ、東西自由通路も段差のないバリアフリーなものとなった。また、貨物駅エリアも経由するため出入り口から改札までが遠い問題を解消するために中央口側出口にはムービングウォークも常設されている。
駅構造
駅のホームは2面3線。橋上駅舎。
海岸沿いの崖にホームがあるため、海岸口側からは地上駅だが、中央口側からは地下駅のように見える。また駅南側の旧海岸口駅舎近くには「エスカルロード」臨時改札がある。
ホームの西側にはJR貨物の貨物駅が設けられている。
関連タグ
常磐線 水戸駅 勝田駅 大甕駅 常陸多賀駅 高萩駅 いわき駅
シーバーズカフェ 日立シビックセンター 日立市かみね公園 奥日立きららの里
小樽築港駅:構造がかなり似ており駅前商業施設の規模も段違いだが、こちらは直結の歩道橋まで行かないと海は見れない。