概要
2016年12月に放送された「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ、日本テレビほか)の新橋駅前の街角インタビューに登場した男性の愛称。
一部では「自己防衛お兄さん」とも。
長髪に無精髭、目を見開きながら口元を歪めて話すなど、まるでドラマの悪役のような表情と風貌をしており、一般人とは思えない雰囲気を持つ。
インタビューに対して、ふざけて悪ぶっているように答えているものの、現代人が持つ将来への不満をキッパリと手短な正論で答えており、チャラチャラした外見にもかかわらず本質を見据えた言い回しとのギャップが特徴。
2018年3月頃からこのインタビュー映像がTwitter上に出回るようになり、爆発的な人気が出た。
その結果、多くのファンアート及び、コラ画像、吹き替え動画などが作られている。
発言内容
「お金いっぱい欲しいんだったらさ、年金あてにしちゃだめじゃない」
「自己防衛、投資、あと海外移住、日本脱出だよね」
「だから国なんかあてにしちゃだめよ」
「あてにするから文句が出るわけでしょ」
本人の反応
余りの人気ぶりから、Twitterにて本人からファンアートの投稿者に連絡が来たという。
そこから彼が「占い師の鉄平。」として活動している易学研究家・占術家であることが発覚した。
インタビューを受けた時点では35歳である。当日は新橋の病院に注射を受けに行った帰りであった。
インタビューの発言通り年金に頼らない自己防衛を実践しており、積み立て貯金や安定株等を保持している。また、「海外移住」の通り自身もかつてアメリカに滞在しており、現地の大学でマネジメントなどを学んでいた。
一般人をネタにする事は本人に迷惑がかかる危険性がある行為だが、彼は二次創作について寛大な心で見守っているとのこと。
各所の反応
その容姿や雰囲気がファイナルファンタジー15の登場人物アーデン・イズニアに似ていると話題にされていた為か、FF15公式Twitterアカウントがアーデンが自己防衛おじさんの真似をしながら街頭インタビューを受ける画像を掲載している。
また、俳優の武田航平氏が自己防衛おじさんの真似をする動画が赤楚衛二氏のInstagramにて公開されている。これは自己防衛おじさんの表情や発言が悪役系仮面ライダーを想起させるという声を意識したものと思われる(武田氏はかつて紅音也(仮面ライダーイクサ・仮面ライダーダークキバ)を演じ、2018年には猿渡一海(仮面ライダーグリス)を演じた現役仮面ライダー俳優である)。
CM出演など
2019年3月、サントリー神泡サーバーのWEB限定PR動画に出演。「おいしく飲むために必須だよね。つまり、自己防衛」などの台詞を発している。
2019年10月、WEBコミック「異世界おじさん」のコミックス3巻のCMに出演。
内容は件の街頭インタビューのパロディとなっており「35歳 男性」の名義でご本人が登場。
既に元ネタから数年の月日が経っているが、当時の風貌、雰囲気を見事に再現している。
御本人がコミックを持った写真をツイートしており、その上固定ツイートにまでしている。
このツイートに「異世界おじさん」の作者の殆ど死んでいる氏が反応リツイートしており、これに対し自己防衛おじさんの方もリツイートし、殆ど死んでいる氏もお礼のツイートを投稿した。
二度目のインタビュー
そんな自己防衛おじさんも忘れられかけてきたであろう2020年10月5日。今度はTBSの夕方ニュース番組・Nスタにて登場が確認。時期が時期なのでマスク着用だが、明らかに自己防衛おじさんである。
横浜・山下公園にてゴムの焼けたような臭いがすると通報があり、それについて「異臭を感じた男性」としてインタビューに応じた。
発言内容(字幕より)
嗅いだことないような
それでいて不快な臭い
臭いは瞬間的に5〜10秒
最終的に(臭いが)消えたのは1分後くらい
関連タグ
ジョージ・クライ…HUGっと!プリキュアの登場人物の一人。どことなくデザインが似ており、モデルになったのでは?と囁かれた。自己防衛おじさん自身もTwitter上で反応している。
津島善子…Twitterの質問箱にて推しメンであったことを明かした。