概要
新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATIONで「E5はやぶさMkⅡ」に備えられた合体形態。
2両編成のシンカリオンを母体に、
1 先頭車両をE5MkⅡが着込み(上半身を展開し、出来た空洞にはめ込む仕組み)、
2 下半身を左右に分割、ゲタ履きにする形に組み合わせ、
3 額にリンク合体用のヘッドギアを重ねて装着して完成。
特化型を重視している為、機体の基本性能に開きが出てきたのを強化する目的に加えたモノと推測する。
サポートメカの「上空探査機ハヤブサ」が飛行翼に延長腕、フロントアーマー、二ーガードへと分割・合体する為に一部の例外を除いて余剰パーツが存在せず、800つばめが不在でも空中戦が行える。
新たに出現した謎の新幹線の登場に伴い、シャショットの記憶回路内に『オーバークロスモード』のメモリーが追加された。
合体に際しての適合率に付いては、適合率の差が誤差分も含めて開き過ぎていても、
通常のリンク合体と同様に合体させるシンカリオン用のShincaをハヤト専用のシンカギアに装着させるだけで可能となる。
キリンが操る再登場した巨大怪物体は、総武線をはじめとする狭軌区間にも現れる為に、
現場急行する際の方法として採用されている。
劇中では単に『オーバークロス』とも呼んでいる。
バリエーション
※ブラックシンカリオン紅や、923ドクターイエローとのオーバークロスを除き、
E5MkⅡオーバークロスブラックシンカリオン紅
65話より登場したオーバークロス合体。
強者同士の合体形態だけにスペックもクロス合体以上と推測される。
武器はブレードケースの先端に二振りのダークカイサツソード紅を装着させた『オーバークロス紅グラインダー』だが、状況によってはカイサツブレードも使う。
必殺技は3門のグランクロスの同時砲撃『オーバーグランクロス』。
額にはバーサーカーモード用のヘッドギアを用いる。76話での最終決戦で再び合体する。
E5MkⅡオーバークロスE6
66話より登場。メイン画像の、E6こまちとのオーバークロス合体。
長距離射撃に特化されており、メイン武器は通常フミキリガンを手持ちに、
状況によってブレードケースの側面にフミキリガンを組み合わせた『フミキリライフル』を用いる。
必殺技は深紅の光線『オオマガリグランクロス』。
主翼は紅と同様に赤く染まっている。
E5MkⅡオーバークロスE7
67話で登場するE7かがやきとのオーバークロス合体。
パワーを更に特化させており、メイン武器は『カイサツブレードとシャリンドリルMkⅡの二刀流』である。
ドリル自体は必要に応じて先端部分を『ドライバーモード』にも変形可能。
蒼く輝く『イイヤマグランクロス』を放つ。
主翼部分が青く染まっているのも大きな特徴。
E5MkⅡオーバークロスN700A
68話より登場するN700Aのぞみとのオーバークロス合体。
攻防一体の近距離攻撃形態で、一年越しのリンク合体兼タツミVerアドバンスドモードとも云える。
メイン武器はカイサツブレードと、右手に備えられた『クルマドメシールドMkⅡ』。場合によって左腕を『ドラゴンナックルMkⅡ』へと換装するが、状況によって武装の位置を変える。
必殺技は『ミカワアンジョウグランクロス』。
E5MkⅡのヘッドギアは使われずアドバンスドモードの兜のみで、
主翼部分も本来なら白く染まっている筈だが、本編では金色のままである。
E5MkⅡオーバークロスE3
E3つばさとのオーバークロス合体。
地上高速移動形態で、『フミキリシュリケンクナイモード』を両腕に装着。
ブレードケースは背中に背負う忍者スタイルを摂る。
必殺技は『フミキリシュリケンMkⅡ』。
劇中では再現されていない。
E5MkⅡオーバークロス800
800つばめとのオーバークロス合体。
スワローウイングはリンク合体と同様に背部へ装着され、更なる空中移動が可能となる。
パンタグラフアローはブレードケース側面に装備され、『カイサツアローMkⅡ』としてボウガン型武器に昇華。
こちらも劇中では登場せずに終わっている。
E5MkⅡオーバークロス923ドクターイエロー
- 全高:30.5m
- 重量:250t
923ドクターイエローとのオーバークロス合体。
ブレードケースは下半身の先頭車両に懸架。
トロリブレードにカイサツブレードを装着した双薙刀『カイサツナギナタ』を武器にする。
必殺技は紅と同じく三門の砲門から放つ『トリプルグランクロス』。
中間車両の1部も背部に装着、技に必要な光子を集約させる役割を果たす。
75話での東海支部決戦でも再び合体する。
ブラックシンカリオンオーガオーバークロスブラックシンカリオン紅
劇場版より登場。オーガと紅、ブラックシンカリオン同士の合体。
フリーゲージカナボウの先端にダークカイサツソード紅を接続させた『ダークフリーゲージソード』を武器にする。
本来ならばTVシリーズに登場する筈の合体形態であった。
E5MKⅡオーバークロスALFA-X
『劇場版』より登場するALFA-Xエックスモードとのオーバークロス合体。
これ迄と異なり、八両編成で構成される。
ALFA-Xの腕部がE5MkⅡに取り付けられ、E5MKⅡの腕部はブースターになっている。
ブレードケースは923ドクターイエロー同様の位置に懸架。
レンケツシャリョウブレードを外刃にカイサツブレードを中央に配した『カイサツセイバー』を武器にする。
必殺技は、グランクロスに加え腕部の「クウリキテイコウミサイル」を同時・一斉発射する『アルティメットグランクロス』。
関連タグ
グレート合体…E5MkⅡの下半身変形は正にコレ。正当後継なゲタ履き合体。
パワーダグオン…背中合わせに合体する先輩。
マッハスペリオン…延長腕の役割を果たす先輩。
ライトニングガルーダ…上半身を構成する2両編成シンカリオンの基本合体の元ネタ。
ガンダムDX…オーバークロス923が必殺技の時にエネルギーを集めるのは、こちらの「サテライトシステム・サテライトキャノン」に似ている。