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クリスタリア(キラメイジャー)の編集履歴

2020-11-07 17:15:01 バージョン

クリスタリア(キラメイジャー)

くりすたりあ

「魔進戦隊キラメイジャー」に登場する異世界の国。

概要

オラディンが治める、美しい宝石の国。


鉱物生命体が築き上げた高度な文明世界であり、住人達は宝石像を思わせる頭部に睫毛や髭に相当する金属のパーツを配した顔を有している。

皮膚も宝石並みに硬く、笑うと鈴の様な独特の音がする(マブシーナによると、人間における副交感神経に当たるものらしい)。

その煌びやかな文明は優れた石の加工技術を駆使して作り出した代物で、意思を持つ不思議なパワーを秘めた宝石「キラメイストーン」もその歴史の過程で生まれた物とされる。


現在は、オラディンの弟であるガルザが与した闇の帝国ヨドンヘイムに侵略されてしまい、王女マブシーナは5つのキラメイストーンと共に、父・オラディンの友人である博多南無鈴のいる地球へ逃げ延びた。


因みにこの世界の住人は想像を形にする事が苦手らしく、逆に出来たのはオラディンとガルザのみだったと言われている。


住人




伝説の四巨神

その名の通り、クリスタリアにおいて伝説として語り継がれる四体の巨神。エピソード9においてガルザが初めて口にしたワードであり、キングエクスプレスはその内の一角で音速の巨神とされている所から、各能力に特化した四種類のキラメイ魔進の総称と思われる。

主な内訳は以下の通り。


キラメイジン


キングエクスプレス




クリスタリアのことわざ

クリスタリア宝路が登場してから、劇中ではこの国のことわざが度々登場する様になった。


  • 細足乙女の山怒らせ

細くて綺麗な脚を持つ女性が山に登ると、それに嫉妬した山の女神によって災いがもたらされる言い伝えから、綺麗な女性ほど登山で災難が起きやすいことの意味。

地球では海に似たような女人禁制伝承が存在する。


  • 急がば掘れ!

急ぐからといっても、多少の手間や時間がかかるが着実に掘って行ったほうが目的の物を見つけられる事の意。

地球で言う『急がば回れ』と近いものか。


  • 心貰わば倍貰え

相手から受けた心遣いは倍にして返すべきだと言う意味。

地球で言う『施されたら施し返す、恩返しです』と同義。


  • 石に頼みし事成し得ねば、潰される者あり

自身が実行するといった物事が達成できないと、何十倍の報いになって返ってくるという意味。

地球で言う『因果応報』と近いものか。


その他の文化

  • ブルルスリス

クリスタリアで人気の芝居の演目。胸に爆弾石を埋め込まれた英雄の物語で、ガルザも幼少の頃は好きだったと言う。

劇名の由来は恐らくブルース・ウィリスのアナグラム。


敵国に奪われたお宝を5人組の大泥棒が取り返すという内容の劇。


余談

『想像を形にするのが苦手』と言うやや理解し難い精神面を持つクリスタリアの住人だが、これは宝石が人間と言う外部の存在により価値観を定められた物、と言う事実より考え出された設定だと思われる。


関連タグ

魔進戦隊キラメイジャー マブシーナ オラディン

キラメイストーン


宝石の国(月間アフタヌーンの漫画):こちらの住人の姿はほぼ人間と違わない見た目。一方で性別が無く、(例外を除き)一様に中性的な雰囲気を持つ。


デスガリアン:4年前の戦隊悪役で、幹部陣のモチーフへパワーストーン扱いの宝石を用いている。一方でこの組織を突き動かしていたのは首領が内面に抱えた“淀み”(元の自分自身に対する凄まじい劣等感)だった。


イマジン(仮面ライダー電王):時の流れから外れ、消失した未来に居た住人の変じたエネルギー体が人間に憑依、その脳裏にあるイメージ(御伽噺のキャラクター)を拝借して誕生するライダー怪人。奇しくもマブシーナやキラメイストーン同様『故郷を失った者』達でもある。

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