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ゴーデスの編集履歴2020/11/22 16:12:10 版
編集内容:グレートはどの宇宙の生まれなのか

概要

ウルトラマンG』に登場した宇宙怪獣

宇宙の全ての生命を自身に取り込み、滅ぼそうと企んだ悪魔のような生命体。

剥き出しの脳や特異極まりない顔面のデザイン、触手を無数に生やした巨大なナメクジの様な胴体と、クトゥルフ神話に登場しても全く違和感のないようなグロテスクな姿をしており、両腕の長い鞭を使用して相手を打倒したり怯ませたりする。

劇中では火星調査に訪れていたジャック・シンドースタンレー・ハガードの前に出現し、二人の乗ってきた宇宙船を破壊してスタンレーを殺害した。その直後に現れたウルトラマングレートと戦闘になり、一度は両腕の一撃でグレートを昏倒させたものの、スタンレーの搭乗した宇宙船が破壊される様子を目の当たりにしたグレートの怒りの猛攻を受け、最後はバーニングプラズマを二発撃ち込まれて倒れたところにディゾルバーを照射されて消滅した。

しかし、しぶとく細胞状態になって地球へと逃走、さらに殺害したスタンレーに自らの細胞を植え付けて操り、他の生物を邪悪大怪獣に変貌させてオーストラリア各地を侵略。後により強力になったゴーデス(第2形態)として復活した(ジャックの推察に拠れば、他にも多くの生命体と同化していた可能性が示唆されている)。

なお、一説によればその正体は知性を兼ね備えた『レトロウイルス』と呼ばれるウイルスの集合体だといわれているが詳細は不明である。

また、グレートは「故郷をゴーデスに滅ぼされた」と語っており、その魔の手はM78星雲近辺にも及んでいたようだ。

ただし現在はM78星雲出身と言う設定になった為、この設定は結局どう言う意図があって設定されたのかは謎のままである…。

ゴーデス細胞

ゴーデスの身体を形成する細胞。

細胞一つ一つがゴーデスの意思によって自在に動くことが可能であり、ゴーデスの身体をいかにバラバラに切り刻もうが、破片そのものを完全に崩壊させない限り、討伐することは出来ない。

ゴーデス細胞は触れた生物を怪獣に変えることが可能で、寄生した生物をゴーデスの傀儡として操ることができる(すぐに寄生せずに対象をコントロールして操ったこともある)。また、化石などの死体や無機物、しまいには幽霊や神様など肉体を持たない相手とも合体することが可能(流石に後者の場合は肉体となる物質や生物が必要)。ゴーデスはこの能力により、いずれ宇宙の全てと融合しようと目論んでいた。…何兆年かかるんだ?というツッコミは禁句である。

ただし、ギガザウルスのように強靭な生命力を持つ者であれば、ゴーデス細胞の感染および浸食にある程度対抗することも可能なようだ(ただし、肉体に相応の負荷はかかる模様で、ギガザウルスは明らかに苦しんでいる様子だった)。

作り出された怪獣は以下の通り。

後年のシリーズでの扱い

海外作品出典という都合上、客演が非常に難しい立場にあったが、アトラクションショーや漫画作品などにおいてはその限りではないらしく、何度かゴーデス細胞が登場したことがある。

ウルトラマン超闘士激伝

本作では設定が異なっており、「生体エネルギーを吸収しゴーデス本体に渡す微生物」という扱いになっていた。これによりゴーデスは銀河最強武闘会に参加したつわものたちからエネルギーを奪い、海魔神コダラーに与えていた。

ウルトラマンフェスティバル2004

ライブステージ第1部ではキーワードとして登場。ウルトラ戦士への復讐に燃えるヤプール人が利用を目論んだ。最終決戦ではゴーデス細胞と融合してゴーデス(第一形態)を生み出したが、ウルトラマンセブンエースグレートコスモスジャスティスの合体光線で爆散した。

第2部でもゴーデスがラスボスとして登場し、当時のニューヒーローだったウルトラマンネクサス・アンファンスを初めとする戦士の合体光線に敗れた。

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀

経緯は不明だが、スラン星人がこれを所持しており、ウルトラマンマックスにゴーデス細胞を注入すると言う緊急事態が発生した。

マックスはエネルギーを体内に集めることでゴーデス細胞の浸食に対抗しているが、それでも持って3日が限度らしい。

光の国はこの期間に宇宙科学技術局が中心となってゴーデス細胞に対するワクチンを開発し、マックスを救出するために奔走することになる。

尚、資料映像としてゴーデス(第2形態)の画像が使われた辺り、「ウルトラマンG」に登場したウルトラマングレートはM78スペース出身である事が示唆されている。

ちなみに、ゴーデス細胞が映像作品本編に登場するのは『G』以来実に30年ぶりである。

余談

第2形態の登場が元々予定されていため、それよりは弱く見えなくてはならないという設定でデザインされた。

デザインのNG案では、サソリのようなものとなっていた。

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