「俺達は宇宙を支配する生命の一部となってこれから永遠に生き続けることができる。そして君たちもだ…ゴーデスこそ神なのだ!」
「ここから出たいんだ、ジャック。人間の体が邪魔なんだよ。完全なゴーデスになりたいんだ…さあ撃て!」
演:ジェイ・ハケット(Jay Hackett)
吹き替え:津田英三
概要
第1、2、5話に登場。
友人であるジャック・シンドーと共に火星の探査へと赴いていた宇宙飛行士の青年。
原語版では「スタンレー」「ハガード」の他に「スタン」とも呼ばれている。
探査の最中にゴーデスと遭遇しその姿をビデオにおさめ、そこへ現れたウルトラマングレートとの戦いで崩れた岩に足を取られたジャックを助けようとするが、彼から銃を向けられ「先に行け、君の撮ったビデオを地球の連中に見せてやれ」と促されたことで単身宇宙船に乗り込む。
しかしゴーデスはグレートが昏倒している間に宇宙船を標的にし、ジャックの援護もむなしく船を破壊され死亡してしまう。
だが密かにゴーデスに細胞を植え付けられ蘇生、ゴーデスの忠実なる部下となる。主に対し『ゴーデスは神』と崇拝に近い感情を有しており、彼の復活の為に暗躍していた。
第2話ではギガザウルスの冷却装置を誤作動させ眠りを覚まし、第5話では極秘兵器(発光するだけのハリボテ)を使用して自身が操るバランガスを追い払うという自作自演により、目的の邪魔となるUMA南太平洋支部に取り入ることに成功。
基地の内部からの破壊および宿敵であるグレートの抹殺と、彼と一体化しているジャックをゴーデス細胞に感染させることを目論み、ゴーデス細胞の探知機を操作する技師2人を殺害する。
その現場を見つけたジャックと交戦、そこに現れたアーサー隊長により2人とも容疑者として監禁されるが、スタンレーは自身をガス化させ脱獄してしまう。
ジャックが没収されていたデルタ・プラズマーと爆薬をラボから盗み出してUMAの戦闘機ハマーを爆破し、ジャックにとって重要な存在であるジーン・エコー隊員を誘拐してゴーデス細胞の沼がある造成地へと逃げ込む。
追ってきたジャックと再び対峙し、人質のジーンがデルタ・プラズマーを奪い取ろうとした揉み合いの中で細胞の沼に落ちたのを見ると、最後はバランガスと一体化して変身したグレートと戦闘を繰り広げた。
余談
スタンレーを演じたジェイ・ハケットは、原語版のテーマソング「ULTRAMAN」や「THE EARTH IT'S HURTIN'」の歌唱も担当している。
日本語吹き替え版の第1話ではジャックに対して敬語を使っているが、第5話ではタメ口を使うという性格の変化を表す描写がある。原語版の日本語字幕はいずれもタメ口表記だった。