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ベリアルヴァンデモン

べりあるゔぁんでもん

ベリアルヴァンデモンは、バンダイが展開する「デジタルモンスター(デジモン)シリーズ」に登場する究極体デジモン。「デジモンアドベンチャー02」の黒幕として知られる。

データ

属性 ウィルス(vi)
世代 究極体
種族 魔王型
必殺技 パンデモニウムフレイム
通常技 ハウリングブラッド、ブラッドレイン、メルティングブラッド

概要

アンデッド型デジモンヴァンデモンの最終進化形態として君臨する魔王型デジモン。

デスモンと同様に七大魔王型のデジモンに属していないが、その戦闘力は魔王型に十分相応しく、理性を失うヴェノムヴァンデモンと違い、知性を保ちつつ、進化を遂げることに成功、全ての面でヴェノムヴァンデモンを超えた。

残虐非道で冷酷な性格をしており、自らの目的のためには手段を選ばず、役立たず&用済みになった部下は容赦なく抹殺する。

左右の肩にはそれぞれ「ソドム」と「ゴモラ」という名の生体砲を寄生させている。

これらは必殺技「パンデモニウムフレイム」を放つ際に用いる。

なお、名称の「ベリアル」は、旧約聖書等に登場する、ヘブライ語で「無価値」、「無益」を意味する名前の悪魔から取っている。悪事を美徳とし、善人に罪を犯すよう唆す等からも、まさにこのデジモンに相応しい名称と言える。

アニメへの登場

デジモンアドベンチャー02

CV:森川智之

本作の黒幕。前作で完全に倒されたかと思われていたが、及川悠紀夫に取りつき、3年もの年月をかけ、本作最大の黒幕として暗躍し、その存在は終盤になるまで発覚せず、八神ヒカリテイルモンに見破られるまでわからなかった。かつてヴァンデモンの下で奴隷として生きていたテイルモンは正体を知った時、怒りと憎しみに歪んだ顔を見せた。

一乗寺賢デジモンカイザーとして裏から操り、彼の胎内に宿っていた暗黒の種や特殊な異世界を利用する事で自らの力を増幅させ、ヴェノムヴァンデモンからの更なる進化形態として、完全復活を果たす。

力の弱った状態で生き永らえてきた屈辱からか、かなりの鬱憤が溜まっていた様で、一人称が「私」から「俺」に変わっている等、言動も粗暴になっている。

見せしめとばかりにアルケニモンマミーモンを選ばれし子供達の前で惨殺し、本宮大輔以外の選ばれし子供たちを恐怖によって戦意喪失にまで追い込む。

そして更には「マインドイリュージョン」で子供たちを幻覚に包み込むが、大輔の説得によって眼を覚まし、戦意を取り戻した子供たちと、異世界の力で現れた子供たちのパートナーデジモンの全進化形態の集中砲火を喰らう。

とどめとして放ったインペリアルドラモン(ドラゴン&ファイターモード)の合体技「ダブルポジトロンレーザー」を喰らった衝撃でデジタルワールドへのゲートが開き、そこに入り込み、力を取り戻す。

闇の力を増幅させ、現実世界とデジタルワールドを融合し、両世界を闇で覆い尽くそうとする。

その後は選ばれし子供たちの全デジモンを圧倒するが、世界中の選ばれし子供たちの力で闇をかき消され、暗黒の種を植えられた子供たちが夢と希望を取り戻したため、急激に力を失い、実体を保てなくなるまでに弱体化してしまう。

最期は精神体の状態で逃亡しようとした所を、インペリアルドラモンの必殺技「ギガデス」を喰らい、テイルモンの宣言通り、今度こそ闇へと葬り完全消滅した。

時を駆ける少年ハンターたち

終盤クオーツモンが作り出したヴァンデモンのコピー体が超進化した。

ラスボスだった02の時と違い複数登場し戦闘員といった存在だった。

関連タグ

デジモンアドベンチャー02 デジタルモンスター デジモン 究極体

吸血鬼 バンパイア 魔王 ラスボス

ヴァンデモン ヴェノムヴァンデモン

パワハラ会議・・・吾峠呼世晴原作の漫画『鬼滅の刃』のラスボスである鬼舞辻無惨が行った理不尽な粛清。彼もまたベリアルヴァンデモンと同じく、用済みとなった幹部の心を読み命乞いをさせた上で徹底的に追い詰めて惨殺した・・・わけだが、よりによってベリアルヴァンデモンの中の人は同作で無惨とは立ち位置も人格も正反対と言うべきキャラを演じている。ちなみにこの時の犠牲者のうち3人演じた声優たちは、『デジモンセイバーズ』でそれぞれ主人公その上司宿敵を演じてもいる。

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