「フフン、文句があるなら掛かってきなさいっ!」
CV:豊口めぐみ
概要
トールズ士官学院特科クラス”Ⅶ組”の指導&担任を務める女性教官。
武術全般、戦術オーブメントの運用法、実戦知識をリィンたちに叩き込む。
導力銃と強化ブレードを使う戦闘スタイルで、我流だが高い戦闘力を誇る。
黙っていれば美人だが、私生活はだらしなく居酒屋でビールがデフォルト。
隙あらば私用で教え子をコキ使おうとし、リィンやクロウなどは良いように使われがち。
普段の授業もいい加減な部分が多く、ハインリッヒ教頭からも度々説教を受けている。
その一方で抜け目のない性格でもあり、時折鋭い面も覗かせる。
タイプはナイスミドルらしいが、なかなか眼鏡に敵うオジサマがいないらしい。
閃の軌跡
元々は「紫電(エクレール)」の異名を持つA級遊撃士で、A級昇格の最年少記録保持者でその活躍は内外に知られていた。この遊撃士活動時代にフィーとも知り合っており、フィーをトールズ士官学院入学に推薦したのはサラである。
ところが、エレボニア帝国の遊撃士協会がオズボーン宰相の方針により活動を縮小・ついには解体してしまったことで行き場を失い、そこを教官としてオリヴァルト皇子によってスカウトされた過去がある。なお、高位の遊撃士は国家間の仲介役等も務めることが多い関係上、戦闘力以外に政治・交渉力も問われるが、サラ自身は「自分は切った張ったが専門」と謙遜している。しかしそれは裏を返せば政治・交渉力の低さが問題にならない程に戦闘力が高いという事でもあり、より非凡さを強調している。
また、遊撃士以前にも別の経歴があるようだが、そちらについては「閃Ⅰ」時点では不明だった(後述)。アリサのメイドであるシャロン・クルーガーや鉄道憲兵隊のクレア・リーヴェルトとも面識があるが、いずれもあまり良い仲とは言えない様子。
「閃Ⅰ」本編ではガレリア要塞での演習にてスポット参戦する。オーブメントの属性縛りは【風】【風】【火】。ステータスはⅦ組の面々を上回っており、STRはラウラを抜いてトップ(Lv99時点でラウラと並ぶ)、アーツもそこそこ使え、クラフトも高性能なものが揃っている。中でも特筆すべきはSクラフト「オメガ・エクレール」で、気絶が優秀な今作において、気絶付与100%・威力も高い・対象全体とほぼ全プレイヤーキャラクターで最強ともいえる。
加えて、STR+50%の自己強化クラフトを使用できるので、さらに威力の底上げも可能である。
閃の軌跡Ⅱ
前作終盤、貴族連合によるトールズ士官学院侵攻・占拠を受けてサラやⅦ組はともに離脱。
今作ではⅦ組全員終結後にリィンの故郷・温泉郷ユミルにて合流する。
正式にパーティメンバーの一人として使用可能で、前作の鬼とも言える性能は控えめとなるが、各種クラフトの性能の高さは相変わらず優秀である。
中盤のオーロックス砦において、サラの過去が明らかになり、遊撃士になる以前は猟兵団《北の猟兵》の一員であったことが判明する。当時帝国軍にて現役であったベアトリクス教官に救いだされて遊撃士となったという。また、出身はノーザンブリア自治州だが、数年に一度の墓参りに行くくらいだと本編で語っている。
最後の戦いにおいて、最初の教え子たるクロウが致命傷を負い、終の別れとなるところで「教官より先に逝くんじゃないわよ!!」と涙する一面も見せた。
閃の軌跡Ⅲ
内戦終結後はⅦ組の飛び級卒業を受けて、エレボニアの遊撃士協会再建のためトールズ士官学校の教官を退任、遊撃士に復帰する。
前作で元・猟兵だったことが明らかになったが、さらに詳しく語られ、《北の猟兵》の指導者で、かつてのノーザンブリア公国軍軍人だったバレスタイン大佐の養女で10歳で猟兵になった過去が明らかになった。
《北の猟兵》でも優秀だったらしく18歳で中隊長になったが同じ猟兵団・ニーズヘッグとの戦いで養父を失いショックで気を失っていたところ帝国軍のベアトリクス大佐に保護されたという(この時にミュラー・ヴァンダールとナインハルトと知り合ったらしい)。
本編では終盤・《黒キ聖杯》での戦いで敗走を余儀なくされてしまう。
閃の軌跡Ⅳ
教え子のエマの案内でエリンの里に退避するが、サラもまたリィンが敵側に奪われたこと、そしてミリアムの戦死を目のあたりにした衝撃もあって新旧Ⅶ組の意気を失うのを目のあたりにした。
その後反攻に出るのを見届け、サラ自身は第Ⅱ分校教官となっていたランディとともに新旧Ⅶ組の引率を行うことになる。そして黒の工房突入・リィン奪還時は男子組の引率をするほか、結社強化猟兵によるエリンの里占拠時は、新Ⅶ組と第Ⅱ分校生徒の教官的立場として引率していた。
また、養父・バレスタイン大佐の死が帝国の呪いによるものだと知ることになる。
そして、大戦前日の「前日譚」において、遊撃士仲間において酒を酌み交わしたいというシェラザードとの飲み比べが実現したが、シャロンやオーレリアというそれ以上の酒豪には勝てなかった。
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