小津魁
おづかい
演:橋本淳
概要
本作の主人公で、赤の魔法使い・マジレッド「マジフェニックス」に変身する高校2年生。
5人兄弟の末っ子で三男。元祖おバカレッド。
良くも悪くも真っすぐな性格で、末っ子らしく時々突拍子もない言動を取っては兄姉達をヒヤヒヤさせたりツッコミをくらっている。
母親からも(年齢の関係もあるが)、その性格を心配されており、第1話ではただ一人マージフォンが貰えなかった。だが、自分もみんなの役に立ちたいという思いの強さと勇気によって自らマージフォンを生み出し、マジレンジャーの中に加わった。
ルナジェル曰く、彼の勇気は完全に父親似らしく、実際に5人の中で1番危険に飛び込む事が多いなど、気質は兄弟の中でも最も父親である「天空聖者ブレイジェル」に近い。また、魔法の属性も父と同じ「炎」であり、父が使用していた魔法を使った事もある。
その為なのか、魔導騎士ウルザードの気配を唯一感じる事が出来る人物なのだが、初期は他の兄弟に信じて貰えなかった。得意な魔法は物質変換をする練成術。
また、敵であるにも関わらず一度助けられた事やその気質や魔法の属性の近さもあってか、ウルザード以外には従わない魔導馬バリキオンも魁の事は「戦士」として認めており、主人のウルザード以外では彼にだけは手を貸す事もある。
所属するサッカー部のマネージャーである山崎由佳に想いを寄せている。
最終決戦から1年後では、人間界と地底冥府インフェルシアを結ぶインフェルシア親善大使として活動していた。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』の第2・3話にも登場。
本編と比べかなり落ち着いた性格になっており、先輩としての貫禄がみられるようになった。変身は出来ないものの、フレイジェルの協力によって魔法を使用。
マーベラスとハカセの勇気を試しており、怖くても勇気を出したハカセを認めて、大いなる力を授けた。
ちなみに彼が大いなる力を与えた先輩の第1号で、34のスーパー戦隊の大いなる力を集めれば宇宙最大のお宝が手に入ると伝えたのも彼である。いわば、ゴーカイジャーが明確な目標をみつけるきっかけを与えた人物といえる。
脚本の荒川氏曰く「大いなる力を誰が与えるかで小津家家族会議が開かれ、結果的に魁になった」らしい。
演じた橋本氏は本編よりも身長がかなり伸びていた。