もしかして → Suica
概要
スイカ(学:Citrullus lanatus 英:Watermelon)とは、
野菜と分類されている点からも分かる通り、スイカには『実』だけでなく『皮』にも豊富な栄養素が含まれており、一部地方では、スイカの皮を糠漬けにして食べるという風習もある。
まず実には、トマトにも含まれている美容の効能を持ったリコピンがトマトの1.4倍にも及ぶ量で含まれており、他にもβカロチンやカリウム等といった成分も含まれ、最近でも夏での死亡原因として大きく上げられる熱中症や夏バテの防止にも有効である。伊達に夏の風物詩では無いという事なのだろう。
そして皮にはシルトリンという成分が多分に含まれており、これは血管の拡張や血流の改善に効果を発揮し、コレステロール値の低下や男性機能の回復といった効果まで持ち合わせている。この為、中国でスイカの皮は「西瓜翠衣(せいかすいい)」と称されており、中華のコース料理では前菜に、薬としては漢方薬の材料としても利用されている等、驚く程の利用価値を持っている。
形は日本では丸形が一般的だが、欧米では長形大玉種(要は楕円形の大型)が一般的。
(但し、富山県の入善町では楕円形で最大25kgに達する「黒部スイカ」を『入善ジャンボ西瓜』の名で売り出している。)
詳しすぎるは → 『すいか』