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ゆで理論の編集履歴

2021-08-18 22:01:19 バージョン

ゆで理論

ゆでりろん

漫画家・ゆでたまごの作品『キン肉マン』で語られる超理論のこと。

概要

キン肉マンの世界における特有の法則である、物理法則等の自然科学を無視したかのような、自由で独特な発想のこと。

同作では見ていて突っ込む気力も吹き飛んでしまう超理論であふれかえっている。ニュートン力学など、物理法則の基礎の基礎から完全に外れた法則だが、そんなものにとらわれていてはキン肉マンの魅力を味わう事は出来ない。


そもそもこのような間違いなど些細なことでどうでもいいと思わせる「ゆでたまご」の作品が凄まじいのかもしれない。はっきり言ってこうした理屈より勢いや面白さを優先する作風が、キン肉マンシリーズの魅力を体現しているまである。ただ流石に作者も気にしているのか、キン肉マンⅡ世や2012年から開始した続編において、後付け設定で多少カバーされている(ものの、さらに矛盾が増えていたりもする)。


まぁ、早い話が「キン肉マン世界だから」「常識にとらわれてはいけないのであ~る!!」で済む話。


具体例



  • モノは重いほうが早く落ちる
    • 物理学上これは間違い。実際は落下速度と質量は関係無く、重い物体も軽い物体もほぼ同時に地面に落ちる。ピサの斜塔の落下実験のやつ。ただし大気中では空気抵抗があるため、物体の形状などによって重量が同じでも落下速度は異なる。例えば10kgの綿と10kgの鉄ならば鉄が早く落ちる。

  • 地球の自転を逆回転させると時間が逆行する。
    • これはかのスーパーマンに由来する由緒正しき超理論であり、ゆで理論とは言えない。

  • バッファローマン「100万パワーの超人が試合に1つ勝つごとに1万パワずつー上昇、1000人倒したら、1000万パワーになりました」
    • 原作のみ。アニメでは計算が合うように台詞が修正されている。原作でも「およそ」がつくことがある。

  • マンモスの絶滅理由は伸びすぎたビッグタスク(牙)が自身を貫いた
    • これは進化論にて似たような解説がなされており、成長につれて牙が伸び、最後には自身の頭部を刺し貫く動物の種類も存在し得るとのこと。げっ歯類が何かをかじり続けていないと自分の歯で自分の顎を傷つけてしまうなど。

その他

作画ミスによるもの


  • 悪魔将軍とジェロニモの戦いを見守るリングサイドの超人たちの中にもジェロニモがいる(ジェロニモ現象)後付けでジェロニモが幽体離脱したと説明された。

  • 同じ建物なのに広さが一定しない
    • 大人数が入れたり、リングが増設出来る程キン肉ハウスの中が広い。と思ったら明確に1Kとされたりもする

偉人・遺跡関連

などといった常軌を逸した世界観に関しても、ゆで理論と呼ばれることがある。

かくして、キン肉マンワールドではあらゆる史跡や偉人がオモシロ起源説として超人に紐付けされていくこととなる…。


割と無問題

  • 肉マークを剥されたら数分と生きていられないはずのキン肉マンが、マスクを外したまま寝ている。
    • 「あくまでキン肉星王族の掟で素顔を見られたら自害しなければならないと決められているだけで、別に生命維持機能とかがあるわけではない」として説明がつけられている。
    • それでも(この漫画における)覆面レスラー、そしてキン肉星王位継承権保有者の態度としては疑問が残るが。
  • サンシャインは使い捨てカイロにもなる
    • 意外性や驚きがあれど、「単にそういう設定」と言い張れば済むレベル
    • 砂金でできている」と言われているが、砂金と砂鉄の混合物という説明もできる
  • 500億光年離れた地球キン肉星がリアルタイムで通話可能


関連タグ

ゆでたまご だってゆでだから・・・ 作画ミス

民明書房(同義語?)

この幻想郷では常識に囚われてはいけないのですね!

ジェロニモ現象

へのつっぱりはいらんですよ

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